九九の日とは？由来や意味、九九の起源、世界の九九がすごい！

九九といえば、いつ習ったか覚えていますか？

小学校の頃ですが、正確には小学２年生になります。

なかなか覚えられなくて、何度も読んで暗記した覚えがあるのではないでしょうか？

ここでつまずくと、計算問題が大変になる分岐点でもありました。

その九九の日という日があるのをご存知でしたか！

 

九九の日とはいつ？意味や由来は？

「九九の日」は毎年9月9日の記念日です。

かけ算の「九九」の語呂合わせからこの日になった、日本記念日協会公認の記念日です。

「もう一度、基礎、基本を見直し、初心に戻って物事に取り組んでもらおうという日」

との考えによって申請され、2007年3月1日に日本記念協会から認定されました。

 

九九の日のイベント

2015年の9月10日に京都府八幡市の美濃山小学校において、市内の小学校3～6年生の代表者18人が、「九九の日大会」に参加しました。

児童が1人ずつパソコンの前に着席して、パソコン画面に映し出された問題に次々と解答するという、百マス計算のタイムを競いました。

 

他にはあまり主だったイベントは無いようですが、もしかしたら地域のイベントで開催されたりするかもしれません。

 

九九の計算をするといえば小学校の2年生から習いますので、慣れてきた3～6年生が行うのでしょうね。

小学校で習うものという認識が強く、九九についての重要性を忘れがちですが、大人になってもずっと使いますし、計算の基礎ともいえるものなので、しっかり身につけて欲しいものですね。

 

九九の起源

九九の起源は中国にあり、時代は紀元前770～紀元前403年の春秋時代にまでさかのぼるそうです。

2010年に「一九如九」（いんくはくのごとし）と書かれた木簡が、奈良の都「平城京」で発見され、九九が中国から伝わったことの根拠となるものだそうです。

 

九九が日本に伝わったのは、奈良時代よりも前だと考えられているようで、日本最古の和歌集である「万葉集」には、「十六」と書いて「しし」と読ませる記述があるそうです。

 

江戸時代には寺子屋で九九が教えられており、「二八そば」は一杯を十六文で食べられる屋台のそばから来たものだったようです。

 

世界の九九

日本の九九は１×１から９×９までを学習します。

「し　は　さんじゅうに」のように、日本語独特の読み方で覚えていきます。

 

カナダ・ニュージーランドの九九

times tableと呼ばれ、１×１から１２×１２までの表を使って学習します。

One by(×) One is(＝) One（１×１＝１）

One by Two is Two（１×２＝２）

・・・

といった形でかけ算を読みます。

×	1	2	3	4	5	6	7	8	9	10	11	12
1	1	2	3	4	5	6	7	8	9	10	11	12
2	2	4	6	8	10	12	14	16	18	20	22	24
3	3	6	9	12	15	18	21	24	27	30	33	36
4	4	8	12	16	20	24	28	32	36	40	44	48
5	5	10	15	20	25	30	35	40	45	50	55	60
6	6	12	18	24	30	36	42	48	54	60	66	72
7	7	14	21	28	35	42	49	56	63	70	77	84
8	8	16	24	32	40	48	56	64	72	80	88	96
9	9	18	27	36	45	54	63	72	81	90	99	108
10	10	20	30	40	50	60	70	80	90	100	110	120
11	11	22	33	44	55	66	77	88	99	110	121	132
12	12	24	36	48	60	72	84	96	108	120	132	144

 

台湾の九九

九九乗法と呼ばれ、１×１から９×９までを学習します。

1 chen(×) 1 denyu(＝) 1（１×１＝１）

1 chen(×) 2 denyu(＝) 2（１×２＝２）

・・・

といった形でかけ算を読みます。

 

インドの九九

１×１から２２×２０までを学習するといった、計算にかなり強くなる学習のようです！

 

以上、九九についてでした。

日本の九九は９×９までですので、世界からみれば、まだまだ覚えやすいのかもしれませんね。

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