今回ご紹介するのは立夏で、立夏は２４節気のうちの一つです。
日本には四季「春夏秋冬」がありますが、そのうちの「夏」が入ってくる２４節気です。
立夏の前の穀雨や立夏を目印にして農作業をしたりする人もいます。
今回はそんな立夏をご紹介します。ぜひ農耕される方、それ以外の方もご参考ください。
目 次
2023年の立夏はいつ？
立夏は穀雨から数えて１５日後とされており、２４節気の７番目にあたります。
2023年の立夏は5月6日になります。
この日は皆さんもご存じのように「子どもの日」です。
立夏の意味や由来は？
立夏は「夏」という言葉が入っているように、２４節気で一番最初の「夏」の節気になります。
立夏の意味は、「夏」が「立つ」とあるように「夏の始まり」を指しています。
皆さんが思う夏は暑く感じると思いますが、この立夏の時期はちょうど住み心地のよい頃合であり、この日から徐々に夏に入りかけていくという意味合いになります。
立夏の時期にぜひ食べたい旬の食べ物は？
立夏の始まり、５月にはいろいろな旬の食べ物がありますがぜひ立夏の日に食べてほしいのが「柏餅」や「粽（ちまき）」です。
この二つは似たような食べ物ですが実はそれぞれ違う意味合いがあります。
柏餅は「子孫繁栄」、粽は「邪気を払う」という意味合いになります。
子供の成長を願うとともに、皆さんもぜひ一緒に食べて５月をご堪能ください。
他にもぜひ食べていただきたい旬の食べ物は「そら豆」、「胡瓜」、「玉ねぎ」です。
この時期に出回っている野菜は、穀雨を過ぎて大地が潤っている状態から育っているので、瑞々しさを持っています。
そのため食べやすく大変美味しい旬のものとなるのです。
５月にあるお勧め行事・イベント
立夏がある５月では子どもの日やゴールデンウイークがあるように、さまざまなイベントがありますので、立夏の日に近いお勧め行事やイベントをご紹介します。
５月５日 子どもの日
先ほども旬の食べ物の時に挙げましたが５月５日と言えば「子どもの日」です。
自宅で鎧兜を飾ったり、鯉のぼりを飾ったりとご家庭や地方によってさまざまな縁起物を用意したりしますよね。
子どもの日は「男の子の成長」や「健やかに育つように」という祈りを込められている風習です。
小川神社 式内造営御柱大祭.（御柱祭）
御柱祭は長野県で行われる伝統的なお祭りです。
北信では一番賑やかなに行われると言われて、諏訪大社とほぼ同じ方式で執り行われる伝統的なお祭りです。
長持ち行列や騎馬行列などによりできる行列は、見る側も圧巻の煌びやかさです。
さらにこの行列はおよそ８００ｍほどにもなると言われています。
毎年見に来る人もいるほどのお祭りなので、ぜひお時間がある方は観に行っていただけたらと思います。
ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン. 音楽祭
あまり聞きなれないと思いますがラ・フォル・ジュルネはフランスの港町で生まれたもので、音楽祭です。
世界中のアーティストたちが東京に集まり、朝から晩まで演奏してくれるという音楽好きにはたまらないイベントとなっています。
低料金で聞けるとともに無料イベントまであるので、充実した時間を過ごすことができます。
ゴールデンウィークにぜひ東京に行かれる方は寄ってみてください。
永平寺花祭り
福井県吉田郡永平寺町で行われるお祭りで、白象を引き参道を進む行列は見る人を楽しませてくれるお祭りです。
永平寺神楽の奉納される方もいたり、甘茶を振る舞うから大勢の人で賑わうお祭りになります。
七間朝市山菜フードピア
福井県大野市元町に行われる朝市で、約４００年ほどの伝統、歴史がある朝市となっています。
４００年続いていることもあり、旬な福井の農産物や山菜を食べれるほかに花苗なども売っているので、老若男女問わず楽しめる朝市となっています。
春から夏にかけての移り変わりのものを堪能することができるのでお勧めです。
他の二十四節気についてはこちら
二十四節気とは2020年のいつ？意味や使い方と節気一覧。
このように立夏はゴールデンウイークのさなかとあり、いろいろな行事やイベントがあります。
ただ、季節の移り変わりでもありますので、皆様も体調を崩されぬようお気を付けください。