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台湾春節(旧正月)2023年はいつからいつまで?お祝いや過ごし方

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台湾春節をご存知ない方もいるとは思いますが、春節とは台湾で言うところの「旧正月」にあたるとてもおめでたい日となっています。

台湾ではこの旧正月に当たる台湾春節に、日本の正月のような6連休や7連休といった大型連休である事が多いです。

 

さらには日本とはやや違った春節(旧正月)の風習やお祝いの仕方がありますので、台湾春節の日に過ごし方や食べるものについてご紹介していきます。

世界では様々な習慣や習わしがありますのでぜひご参考ください。

 

台湾春節2023年はいつからいつまで

先ほどもご紹介したように台湾春節は大型連休であることが多いです。

2023年の旧正月は春節の1月22日(日曜日)となっており、台湾春節の休日は1月21日(土)から2月7日(金)までの7連休の予定です。

 

この除夕や初一から初五までは日本のお正月と同じように、台湾春節では各催し物や風習がありますので、その風習やお祝いの仕方についてもご紹介します。

この間は台湾ではお祭り状態ですので訪れることができる人は、ぜひ訪れてみてください。

 

ただ、注意点としてお祭りムードなので怪我や事故にあわないようにご注意ください。

 

春節とは

春節とは先ほどからも少しご紹介していましたが、日本で言うところの「お正月」で「旧暦のお正月」に当たります。

台湾や中国といった中華圏では新暦のお正月よりもこの旧暦のお正月の方が重要視され、春節の方が盛大にお祝いされます。

 

そんな春節ですが、日本ではお正月と言えば1月1日から始まり、曜日などは関係ないとされていますが、旧暦は毎年日付が変わります。

実はこの旧暦のお正月、春節は昔中国では様々だったとされています。

 

というのも、中国の歴史でも習ったことがあるかと思いますが、中華圏では歴史も長いので王、王朝が様々ありました。

この王朝ごとによって元旦である春節の日が変わったとされ、実は旧暦のお正月が春節とされたのは清が滅亡した後なのです。

 

この清の滅亡後には西洋と同じ文化を取り入れ、西洋諸国と同じである「グレゴリオ暦」を取り入れました。

この「グレゴリオ暦」によって、今の春節が旧暦のお正月の日と位置付けられたとされています。

 

春節(旧正月)の風習

春節についてご紹介しましたが、台湾春節や中華圏での春節では日本のお正月と同じように、各初一や初二、除夕ごとに風習が異なるとされています。

日本で言う元旦は、春節では「初一」とされ、大晦日は「除夕」とされています。

各春節ごとにご紹介していくと次のような風習があるとされています。

 

春節の除夕(大晦日)

春節の除夕は日本で言うところの大晦日に当たります。

この除夕では「掃塵」という風習があり、字をみてもわかるように、日本で言うところの大掃除をする日となっています。

 

この「掃塵」をすることによって、その年の不幸事や家の悪い気を掃除して外に出すという意味合いがあり、日本の年末の大掃除と同じ意味合いだということが分かります。

 

さらに中華圏では、この春節の除夕の夕方以降には地域によっては轟音が鳴り響きます。

というのも、この除夕には夜には魔除けの意味で、路上で爆竹などを鳴り響かせ、邪な気を払うとされる風習がありました。

 

しかし、現在では騒音問題もありますので、地域によってはこの風習は耐えていますが、まだこの風習が残っているところもあります。

 

春節の初一(元旦)

初一は日本で言うところの元旦です。

中華圏で初一を迎えると、まず一番最初の起床後には年長者、年配者に対して、長寿の言葉を述べるようになっています。

 

この長寿の言葉を述べた後には、親しい友人や知人、近隣の住民などに手に上げを持って回りながら挨拶を行います。

これは「拝年」と呼ばれる風習とされています。

 

さらにこの後には、子供がいる場合は赤い袋にいれたお年玉を渡して、子どもたちに対しても春運、初一を迎え、年を越したことの目出たい運をおすそ分けしていきます。

 

春節の初二

中華圏ではこの春節の初二では既婚者は「回娘家の日」とされています。

回娘家の日は、既婚者である女性、奥さんが自分の旦那や子供を連れて実家に帰省する日をさし、奥さん側の実家にて新年のお祝いを行います。

 

実家に帰省後には再びお世話になった、お世話になるであろう年配者や近隣の人に手土産を持って挨拶に回ります。

 

春節の初三、初四

春節の初三や初四は家族でゆっくり過ごす日とされています。

 

春節の3が日は、場所やお店によっては日本の昔の状態のように、開いていない事がありますので、事前に春節に向けてたくさんの食材や必要な物は購入しており、家でゆっくり休む人が多いです。

 

「初四」も初三に続いて、新年を迎えたことをお祝いし、自宅や友人と家でゆっくり休みます。

 

春節の初五

春節の初五では「開工の日」という風習があり、日本で言うところの「仕事始めの日」とされています。

この「開工の日」は仕事始めの日でもありながら、初売りの日とされています。

 

この初売りが始まると最近中華圏で話題になっている「爆買い」が行われる所もあり、中華圏で多大な金額が動く日ともなっています。

商業施設では、この初売りである「開工の日」にかなり力を入れているところも多く、中華圏内を食材や催し物の音色や香りで新年を賑やかに祝います。

 

さらに、普通の一般企業でもこの仕事始めの日には新年を迎え、「残った邪を払う」という意味合いで、爆竹を鳴らすところもあります。

 

このように春節の日はそれぞれに風習や習わしがありますが、日本のお正月と大変似ていることが分かります。

 

春節のお祝いの仕方

春節のお祝いの仕方は家庭や状況によって様々です。

 

中華圏の春節は家族で集まってお祝いすることが多く、除夕では夜や夕には家族で集まって食事をする所が多いと共に、初一では年長者、年配者に敬意を払った挨拶、子供に幸運を分けるといったお祝いの仕方を行います。

春節の過ごし方

先ほどもご紹介していることからもわかるように、中華圏の春節の過ごし方は主に「家族」で過ごす事が多いです。

除夕の夕飯や晩御飯を家族で過ごしたり、「回娘家の日」のように実家に帰省して家族で過ごしたりといったみんなでお祝いをする過ごし方が一般的となっています。

 

春節の食べ物

春節の日の食べ物は日本のお正月のように、おせちのように縁起を担いだ料理を食べたりします。

 

あわびやフカヒレなどもご自宅の家庭に並ぶのも特徴的で、あまり頻繁に食べれないご馳走をこの時に家族で食べるといった団らんの意味合いも込められています。

 

さらに春節の中でも除夕では変わった食べ物の風習が存在し、北京などの北方では餃子を食べるところが多く、水餃子の中にお金を入れておみくじ形式を行い、お金が入った水餃子を食べた人は来年良いことがあるといった面白い風習があります。

 

さらに南方では次の年がいい年、甘い年となるようにと「糖菓子」を食べる習慣が多いです。

 

まとめ:春節は中華圏では大変めでたい日

台湾春節や中華圏での春節についてご紹介しましたが、日本のお正月と同じように大変めでたい日となっています。

特に台湾春節では昔の日本のお正月のような習慣が残っているところが多く、家族で過ごしたりと、団欒でこれからの日、いい年を迎えようというところが多いです。

 

日本では1月1日がお正月となっていますが、日本とは少し違うので二月ごろに台湾に訪れると二度のお正月を堪能することができます。

ぜひ時間に余裕がある人は訪れて、台湾春節などを楽しんでみて頂けたらと思います。

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