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トランスジェンダーの日とはいつ?意味や由来、イベントは。

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トランスジェンダーの日 4月4日

◼はじめに

4月になると学校がはじまり、新しい制服を来た初々しい学生を見かけます。

制服は男子はズボン、そして女子はスカートとたいてい決まってます。

しかし、自分の身体的な性と心の姓が一致せず、このような男女の決めつけに対して苦痛を感じている人もいます。

そのような性同一性障害ではあるが外科手術を望まない人、トランスジェンダーの人の日があります。

4月4日はトランスジェンダーの日です。

 

◼トランスジェンダーの日とは

トランスジェンダーの日は毎年4月4日です。

トランスジェンダーの日が制定されたのは1999年のこと。

TSとTGを支える人々の会が制定しました。

TSとTGを支える人々の会とは、性同一性障害、トランスセクシュアル(性同一性障害の中で外科手術を望む人)、トランスジェンダーを支援、自助する会です。

 

◼意味

トランスジェンダーの日は、「男と女だけでは捉えきれない性の多様性について社会的な理解を深めてもらうための日」として制定されました。

この頃少しは性同一性障害やトランスジェンダーへの理解が進んではきたと思いますが、制定された1999年は、まだ性同一性障害やトランスジェンダーの人々は社会的に認められた存在ではなく、あまり理解もされていませんでした。

この日を制定することで、少しでもトランスジェンダーさらにはトランスセクシュアルやLGBTへの理解も深めようという意味での制定になります。

 

◼由来

3月3日は桃の節句で女の子の日、5月5日は端午の節句で男の子の日です。

その中間の日として4月4日に制定されました。

しかし、4月4日はおかまの日と言われたりもするので、おかま=トランスジェンダーと理解されてしまうのではないかという危惧や、トランスジェンダーは単純に男と女の中間ではないという、この日に制定されたことに対して否定的な意見もあります。

 

◼イベント

トランスジェンダーの日ということで、各地ではLGBTに関するセミナーなどが行われています。

LGBTは、「Lesbian」(女性同性愛者)、「Gay」(男性同性愛者)、「Bisexual」(両性愛者)、「Transgender」(トランスジェンダー)の頭文字て

性的少数者の総称になります。

 

◻トランスジェンダーとトランスセクシュアルの違い

「トランス」の意味は「乗り越える」という意味になります。

そして、「ジェンダー」とは生物学的な性別ではなく、社会的文化的に作られる性のこと、「セクシュアル」とは生物学的な性のことになります。

よって、トランスジェンダーとは生物学的な性はそのままで、社会的文化的な性に対して違和感を持っている人になります。

そして、トランスセクシュアルはそのような社会的文化的な性の違和感に対して克服するために、身体的にも一致させたい人と分類されています。

 

◼まとめ

日本ではまだまだ性の多様性についてはなかなか理解されにくいところがあると思います。

この頃少しずつ改善は見られてきましたが、特に学校の制服については、男は男らしく、女は女らしくというズボンやスカートで決めつけられているものが多く、トランスジェンダーなど性同一性障害の人には着ることが辛い状態は続いています。

制服が自由に選択できたり、自分が好ましい服装ができれば望ましいことです。しかし、生物学的な性とは違う制服や服装をきていても色眼鏡で見たり差別がされない寛容な社会になるにはまだまだ時間がかかると思います。

トランスジェンダーの日を通して、トランスジェンダーの理解が進むことによって、トランスジェンダー、LGBTの人達により住み良い社会になればよいと思います。

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