さて、寒さもいよいよ本番を迎える時期になってきました。
北日本では雪景色に包まれるわけですが、その美しさの反面、除雪は市の財政を圧迫し・・・
という難しい話は抜きにしまして、冬のイベントといえば雪まつりです。
そして雪まつりといえば札幌ですが、今回はしかし本州で行われている雪まつりをご紹介します。
新潟県十日町市で毎年行われている「十日町雪まつり」です。
目 次
2020年の十日町雪まつり日程・時間
2020年の第71回大会は
2/14(金)から2/16(日)16:00までの3日間開催されます。
十日町雪まつりとは
そんな十日町市では何を隠そう雪まつりも行われています。
昭和25年2月4日に第1回が開催されました。
もしやお気づきの方もいらっしゃいますでしょうが、さっぽろ雪まつりと同じ年に始まったのです。
第1回では、雪の芸術展や雪具供養の火の周りで十日町小唄を踊る雪中カーニバルや、スキー駅伝大会が主なイベント内容だったそうです。
十日町市の紹介
十日町市(とおかまち)は新潟県南部に位置し、長岡市、上越市、魚沼市などに隣接した人口5.5万人の市です。
住居地でも2mを越すの積雪を記録する日本有数の豪雪地帯として知られています。
この豪雪のため、独自の文化や産業が生まれ、それらは現在も米や野菜、蕎麦や地酒などの農産物とその加工品のほか、「十日町明石ちぢみ」という織物産業としてこの街を支えています。
また、棚田やブナの林など日本の原風景ともいわれるものも残されており、それらも魅力の1つです。
十日町雪まつりプロモーションムービー
そんな十日町雪まつりには、市民手作りの雪像が楽しめる「雪の芸術作品」や、2015年分の詳細は未定ですが、様々なイベントが催される「おもてなしひろば」、音と光のスペクタクル「雪上カーニバル」といった魅力あふれるコンテンツの他、最終日には「十日町きもの女王コンテスト」も催されます。
このコンテストにて女王に選ばれると、きものや食、温泉、自然といった十日町の魅力を全国にPRする役割を担うことになります。
(新潟県内在住である等の応募資格があるので気になる方はチェックしてみてください)。
「雪中カーニバル」では、巨大な雪のステージで、ミュージックライブなどが行われます。
2015年は中村雅俊さんをはじめ4組のミュージシャンが出演する予定です。
おすすめ見学場所
おすすめはやはり雪上カーニバルのライブでしょうか。
しかし雪国ならではのおもてなしを楽しめる「おまつりひろば」捨てがたいですね。
何しろ現段階でまだ詳細が告知されておらず、狙いを絞れないのが残念です。
ちなみにですが、「十日町雪まつりパスポート」を購入すると、雪上カーニバルの優待ゾーン入場や巡回バス乗り放題などお得な特典がつきます。
セブンイレブンやローソン、JR東日本管内のみどりの窓口で購入できます。
会場へのアクセス・交通規制情報
雪まつり会場は、とある場所に固まっているわけではなく、十日町市全体に各会場が点在しています。
できるだけ会場を回りたいという方は、有料になってしまいますが巡回バスもありますので、それも含めて検討するといいでしょう。
カーニバル会場のある城ヶ丘ピュアランドまでは十日町駅から徒歩で25分ほどかかります。
なお、カーニバル会場近辺には駐車場はないとのことなので、公共の交通機関やタクシーで、ということになります。
「おまつりひろば」や「雪の芸術作品」の会場についてはイベントパンフレット等でご確認ください。
本当に無数にイベント会場がありますよ。
また、雪まつり期間中は臨時駐車場も設けられ自動車で行くこともできます。
自動車で出かける際には、やはり混雑ももちろんですが、当然雪道になりますので時間に余裕を持ち、安全運転を心がけて下さい。
ということで今回は十日町雪まつりのご紹介をしました。
「さっぽろ雪まつりを見に北海道まで行くのはちょっと大変だ」という方、こちらを代わりに・・・なんてことはいいません。
むしろ最初からこちら狙いでもいいんじゃないでしょうか。
毎年30万人が訪れる北陸の冬の一大イベントです。
是非足を運んでみてください。