■はじめに
まだ春分の時節から抜けきれない3月後半から、4月に入るといよいよ本格的な春を意識するシーズンになります。
お住まいのエリアによっては、すでにポカポカの春の陽気に包まれているところも多いですよね。
そんな4月の始まりは、子ども達の健康にとって欠かせない子どもを紫外線から守る日です。
目 次
子どもを紫外線から守る日とは
子どもを紫外線から守る日は毎年4月12日にあります。
石川県能美市に本社を置き、UVカット化粧品の製造・販売などを行う株式会社ルバンシュと合資会社ピーカブーによって制定されました。
記念日は一般社団法人・日本記念日協会により認定・登録されています。
■意味
子どもを紫外線から守る日は、消費者に対して正しい興味を認識を持ってもらうという意味合いがあります。
そして、業界側が子どもの紫外線対策をPRすると共に、紫外線カット用品の売り上げを促進することが目的の日でもあるんですね。
■由来
4月12日は、「よ(4)いひふ(12)」(良い皮膚)と読むことができます。
この語呂合わせと、紫外線が強くなる時期で予防を呼びかけるため、子どもを紫外線から守る日は4月12日に制定されました。
■イベント
子どもを紫外線から守る日にまつわるイベント情報はありませんでした。
紫外線の雑学
子どもを紫外線から守る日にちなんだ雑学をご紹介します。
□紫外線について
「紫外線(ultraviolet:UV)」とは、波長が10~400nmで、可視光線より短く軟X線よりも長い、人の目には見えない電磁波のことです。
紫外線の名前は、光のスペクトルで「紫よりも外側になる」ことがその由来となっています。
英語の「ultraviolet」も「紫を超えた」という語から来ていて、ラテン語「ultra」は英語の「beyond」に相当します。
紫外線は、波長の長いほうから「UV-A(波長315~400nm)」、「UV-B(波長280~315nm)」、「UV-C(波長100~280nm)」と大別されます。
生物にとって一番危険な紫外線は波長の短い「UV-C」ですが、オゾン層で守られている地表には到達しないとされています。
現段階で最も注意しなければいけないとされているのは、「UV-C」の次に波長が短く有害な紫外線である「UV-B」で、人において皮膚がん・白内障などの病気の原因と考えられています。
フロンガス等によるオゾン層の破壊が進行すると、地上に降り注ぐ「UV-B」が増加し、人を含む生物への悪影響が増大することが懸念されています。
□子どもの日焼け
これまで、皮膚科医の中には「日焼けは子どものために必要だ」という考えの人もいました。
しかし、今では子どものうちから過剰な紫外線を浴びることは健康に悪い影響が大きいとされています。
子どもは皮膚が薄く紫外線を反射する力も弱いため、大人よりもダメージを受けやすいとのことです。
□日焼けによる影響
急に日焼けした場合には、炎症を起こして水ぶくれになるな ど、重症のやけどのようになってしまうことは知られていますが、ここまで至らなかったとしても、日焼け自体に悪い影響があることが分かってきています。
その理由に、紫外線を浴びると、細胞のDNAが傷つくことが分かっています。
免疫力が低下し、体力が落ちるだけでなく、日焼けを繰り返すことで将来的には皮膚がんの原因になると考えられています。
■まとめ
子どもを紫外線から守る日についてご紹介させて頂きました。
普段から日焼け止めクリームや日除けグッズのお世話になっているという方もたくさんいらっしゃるかと思います。
筆者も小さな子どもをもつ親ですが、ここまで子どもの日焼けについて考えたことはありませんでした。
毎年4月12日子どもを紫外線から守る日には、お子さんの日焼け対策について、見直してみるのがおすすめです。
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