ご存知ない方もいるかと思いますが、しぶんぎ座流星群は日本の三大流星群のひとつとされています。
他の流星群はふたご座流星群は星座の「ふたご座」で知名度が高く、ペルセウス座流星群はトレミーの星座のひとつでもあったりと知名度が高いです。
しぶんぎ座は存在しないですが放射点はうしかい座にあります。
そのようなしぶんぎ座流星群でも知る人ぞ知る綺麗な流星群でお勧めです。
一度は観て頂きたい流星群の一つなので、しぶんぎ座流星群の観測日時や方角についてご紹介していきます。
目 次
しぶんぎ座流星群とは
しぶんぎ座流星群は名前こそあまり知られてないですが、天体や星好きの人には人気が高い流星群の一つです。
さらにしぶんぎ座流星群の特徴はお正月の頃に見られるのが特徴で、年始のお正月ではなくこのしぶんぎ座流星群を楽しみに年を開けるのを待つ人が居るほどです。
ただし、どの流星群にも共通して言えることですが、やはり惑星、天体の位置、月の満ち欠けによって眼視しやすかったりしにくかったりする年もあるので、観たい方は事前に調べることをお勧めします。
2023年の観測日時や方角は
しぶんぎ座流星群は毎年12月28日から1月12日ごろが活動時期とされています。
2023年は1月4日に活動が極大となり、極大時刻は12時ごろと予測されています。
月齢12のうえ、ピーク時はお昼ごろとと悪条件です。
観察するなら月没後薄明までの1時間が適しているでしょう。
観察に適した時期
しぶんぎ座流星群の観察に適した時期はやはり1月はじめとされています。
ただこの頃は人が賑わっているもののまだまだ外は寒く、防寒をせずに観るにはまだ寒い時期となっています。
そのためしぶんぎ座流星群をご覧になりたい方はしっかりとした防寒をしたうえでご覧になるようにしてください。
それとともに地域によっては雪が降って冷え込み路面が凍結している可能性が十分ありますので、車で移動してしぶんぎ座流星群を観察する際は事故にもくれぐれもご注意ください。
流星群が多く見られる期間
しぶんざ流星群が多くみられる期間は12月28日~1月12日とされています。
さらにしぶんぎ座流星群は眼視でみるのも楽しめますが、もう一つの「電波観測」も十分楽しめますのでそちらもお勧めです。
ただ注意点はしぶんぎ座流星群は極大から1日程度が最大流星数とされていますので、極大の時間帯によっては当たり年、外れ年となるのも特徴となっています。
観察に適した時間帯
しぶんぎ座流星群を観察する上で眼視をしたい場合はやはり夜がおすすめとされていますが、放射点が上がってくる真夜中から明け方が適しているといえます。
観察に適した方角
しぶんぎ座流星群の観察に適した方角は他の流星群同様あまりありません。
というのも上空を見上げると雲がかかっていない限り星は夜空いっぱいにきらめいているので見えます。
しいて言えば最初に挙げたように月の光で星や流星が観にくかったりしますので、眼視で観ようと思う場合は月とは反対の方角を観ることをお勧めします。
このようにしぶんぎ座流星群はお正月頃にある見応えがある流星群の一つとされていますが、やはり夜観察しようとした場合かなり肌寒いです。
流星を観るために体を壊しては元も子もないので体調の管理はしっかりするようにしましょう。