■はじめに
1年のうち引っ越しが繁忙期を迎える4月から、5月に入ると家具や日用品も揃えて新しいお家のお掃除道具を調達する方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。
そんな5月の始まりは、私達が掃除をする際にあるととても便利なコロコロの日です。
目 次
■コロコロの日とは
コロコロの日は毎年5月6日にあります。
粘着カーペットクリーナーとして知られる「コロコロ」等の日用品の開発や販売を行っている株式会社ニトムズによって制定されました。
コロコロは1983年(昭和58年)に誕生し、商標出願が1985年(昭和60年)に行われました。
その25周年を迎えた2010年(平成22年)に、日本記念日協会に「コロコロ記念日」として認定され現在に至ります。
■意味
コロコロの日は、消費者に対して製品のPRを行うといった意味合いがあります。
私たちの生活環境やライフスタイルは日々変化しています。
そのニーズに合わせ暮らしを便利にしたいという思いから、製品の開発を行うと共に記念日や新商品の販売時にキャンペーン等のイベントが行われています。
■由来
5月6日は、「コロ」と読むことができます。
この語呂合わせから、コロコロの日は5月6日に制定されました。
■イベント
株式会社ニトムズでは、新商品の販売やイベントに合わせてプレゼント企画が行われています。
2018年もコロコロの日に合わせて5月の1ヶ月間を応募期間としたプレゼント企画が行われました。
コロコロの発売から35周年を迎えるにあたり、35名に【コロコロフロアクリンSC(スカットカット)伸縮】がプレゼントされたとのことです。
同社のホームページにて企画の掲載がされていますので、ぜひチェックしてみてくださいね。
■コロコロの雑学
コロコロの日にちなんだ雑学をご紹介します。
□ニトムズとは?!
株式会社ニトムズの始まりは、万国博の年である1970年(昭和45年)まで遡ります。
当時、総合機能材料メーカーである日東電工内で一般家庭向けの開発チームが発足しました。
チームでは粘着テープのリサーチ、製品企画、販売戦略が練られ、1972年(昭和47年)にはプロジェクトチームが開設し「ニトムズチーム」と呼ばれていました。
これは、NITTO HOME PRODUCTS から「NIT」「OM」「S」を取ったチーム名です。
開発製品の反響や売れ行きは順調になり1974年(昭和49年)には販売部門と開発部門が合体、翌1975年には日東電工株式会社から独立する運びとなり現在の株式会社ニトムズになりました。
29名でスタートした社員も現在は320名以上にもなるのだそうです。
□コロコロの誕生
株式会社ニトムズとして独立してからも暮らしに役立つものをとの思いから、ヒット商品の開発が若手開発チームでスタートしました。
開発、失敗を繰り返している中、在庫が積まれた倉庫内で女子社員が粘着テープを使い服のホコリを取っている姿を開発チームが目撃します。
粘着テープが掃除道具になる!とひらめいたことをきっかけに商品開発を行い、1983年(昭和58年)に粘着カーペットクリーナーとして販売開始となりました。
その後、売れ行きも右肩上がりの中、店頭に「コロコロするものがほしい」とお客が買いに来るようになったことから親しみのある「コロコロ」に改名されました。
そしてこの改名された年に、前述しました通り商標登録とコロコロ記念日としての制定がなされたのです。
今ではカーペット以外のフローリングや畳等にも対応した商品が誕生し、ロングセラーの製品となっています。
■まとめ
コロコロの日についてご紹介させて頂きました。
掃除の必需品となっているコロコロですが、たくさんの試行錯誤を重ね開発されたものだったんですね。
まさに生活の中からヒントを得て私たちに身近で便利な製品となったコロコロですが、現在も様々な工夫がなされ日々進化しています。
毎年5月6日コロコロの日には、お部屋に合わせたコロコロを調達したり、キャンペーン情報をチェックしてみるはいかがでしょうか。
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