世界一周記念日とはいつ？意味や由来は。日本初の世界一周路線の営業

▪はじめに

世界一周と聞くと、豪華客船でのんびり旅行する優雅な旅行のイメージが湧きませんか？

飛行機でも世界一周旅行はできますが、行った先の国々で乗り継がないといけないのでちょっと大変な感じがしますよね。

じつはかつて、日本の航空会社がめんどうな乗り継ぎが少ない世界一周路線の営業をしていたことがあったのです。

今回は、そんな航空機による世界一周旅行にまつわる記念日や雑学などについてご紹介します。

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世界一周記念日とは

世界一周記念日は、毎年3月6日にあります。

この記念日は、1967年（昭和42年）に3月6日に日本航空（JAL）で世界一周西回り路線が営業を開始したことに因んで制定されました。

航空会社の飛行機による世界一周は、英国海外航空（現在のブリティッシュ・エアウェイズ）に次いで世界で2番目の営業開始でした。

世界一周記念日は、1967年（昭和42年）3月6日に日本航空（JAL）による日本初の飛行機による世界一周線の営業が始まったことを記念して制定された記念日です。

日本航空（JAL）の世界一周線第一便は、この日の午後0時30分に羽田空港から飛び立ちました。

世界一周記念日の由来は、日本航空（JAL）が1967年（昭和42年）3月6日に日本で初めて世界一周路線の営業を開始したことにあります。

世界一周記念日に関するイベントは残念ながら見つけることができませんでした。

世界一周路線とは、単一の航空会社により、出発地となる空港から出発し世界一周した後再び同じ空港に帰ってくる定期路線のことです。

日本で初めての飛行機による世界一周路線は、航空機による海外旅行が一般的になってきた1960年代に営業を開始しました。

それまでの日本では戦後アメリカと結ばれた日米航空協定によって世界一周便を持つことができませんでしたが、一部改訂されたことにより営業可能になったことから世界一周路線の営業が可能となったのです。

その頃の日本は高度経済成長期で裕福な人が増えてきていたことや、東京オリンピックが開催された後だったこと、また「金高薫世界の旅」などのテレビ番組で海外旅行ブームが起こり始めていたことも世界一周路線の営業開始の後押しになったのではないでしょうか。

1960年代は日本以外にも、アメリカのパンアメリカン航空やトランス・ワールド航空、イギリスの英国海外航空、オーストラリアのカンタス航空など当時世界でも有数の航空会社が競って世界一周路線の営業を行っていて、世界一周旅行のブームが起きていた時期でもありました。

しかし、採算が合わないことや1972年（昭和47年）に相次いで起こった日本航空の事故により国際路線用の飛行機3機を失ったことなどから、日本航空による世界一周路線は営業開始から5年経った1972年に営業を終了しました。

現在はその他の国の単一航空会社による世界一周路線の営業も無くなっていて、幾つかの航空会社がグループを作りお互いの就航便をつないで世界一周旅行ができるようになっています。

世界一周とは、何か国ぐらい訪れるものだと思われますか？

現在国際連盟に加入している193か国全てでしょうか？

それとも5大陸全てを訪れることでしょうか？

いずれにしても達成するのがとても大変そうですよね。

じつは「世界一周」というものにはっきりとした決まりは無いのです。

現在の世界一周の定義としては「太平洋と大西洋を1回ずつ横断して地球を一周し、出発した場所に戻ってくること」というわりとざっくりとした感じのようです。

ですから、全ての国を回る必要なく地球を一周する経路上で寄りたい国に立ち寄るだけでOKというわけです。

実際、世界一周旅行の最短時間は航空機を使うと3日もあれば可能なのですが、2か国くらいしか立ち寄ることができません。

一般的なツアーだと約3か月ほどで世界一周をするものが多く、人気も高いのだとか。

やはりせっかくの世界一周旅行は、のんびりと色んな国を堪能してみたいですよね。

▪まとめ

いかがでしたでしょうか？

世界一周なんてとても贅沢で憧れますよね！

現在ならネットやテレビの映像などでも世界中の景色や観光地などを見ることはできますが、やはり直接肌で感じてみたいものです。

いつか世界一周の旅をしたい！という目的で仕事を頑張るというのもいいかもしれませんね。

他にもおもしろい記念日がたくさんあります！