寒い日が続くとついつい春の暖かさが恋しくなるわけですが、春の代名詞が桜の花ですね。
寒い時期に咲く梅派の方もいるでしょうが(私がそうです)、世間一般では春といえば桜です。
目 次
河津桜まつり2023年の日程・時間
毎年桜まつりは2023年2月1日(水)~2月28日(火)の期間で開催する予定です。
初日の午前9時には、オープニングセレモニーが河津桜観光交流館前で行われます。
町内に点在する各会場は、だいたい9時から夕方の16時、17時あたりまで開いており、桜並木は夜の21時または21時半までライトアップされています。
※状況によって変更されることがあります。
河津の紹介
河津町(かわづちょう)は静岡県伊豆半島にある町です。
豊かな自然に囲まれた町で、海はもちろん温泉も7カ所と豊富です。
温暖な気候のため、古くから花菖蒲の栽培やカーネーションの栽培が盛んで花の町としても知られております。
河津バガテル公園の1,100種のバラのほかにも、2月になると約8,000本の河津桜が見頃に鳴ります。
このように海に花に温泉にと観光資源に恵まれた河津町ですが、古くは川端康成の「伊豆の踊り子」の舞台になったことでもつとに有名です。
河津桜まつりとは
河津桜(カワヅザクラ)は、1955年頃飯田勝美氏が偶然原木を発見しそれを自宅に植えたところ、1966年頃から開花が見られ1月下旬から約1ヶ月にわたって咲き続けたということです。
その後、1974年にはカワヅザクラと命名され、翌年には町の木に指定されました。
現在では河津駅近辺の河津川河口から河津桜が植えられ、約3キロに渡る並木道が作られています。
河津桜まつりは、この並木道を中心に町全体の河津桜を見て楽しむまつりで、期間中は各種イベントが催されます。
2月というまだまだ全国的に寒い季節に桜が咲き、さらに満開を長く維持できるという特徴からここ数年で有名になりました。
最近では、まつり期間中は200万人が訪れるようになったということです。
おすすめ見学場所
おすすめ見学場所としては、海岸沿いの浜橋から館橋までのエリアをあげたいと思います。
このエリアは昼の間は歩行者天国になっている菜の花ロードがあるほか、足湯などもあるのでおすすめです。
また、河津城跡公園は駅から並木道とは違う方向に25分程歩きますが、川沿いの桜が一望できるということで穴場的な意味でおすすめできそうです。
町内で宿泊している方を対象に、夜桜ライトアップ会場への送迎を行うシャトルバスが運行しています。
会場へのアクセス・交通規制情報
河津町へは伊豆急行の河津駅。
東京駅からは特急スーパービュー踊り子で直接行くことができます
(乗車券3,636円、特急券2,750円)。
なお、自動車で出かける際には駐車場が利用できます。
町内で宿泊すると夜間利用が無料になりますので、泊まりでお出かけする方はおすすめです。
まつりの期間中はやはり混雑が予想されるので時間には余裕を持ってお越し下さい。
実行委員会によると、伊豆スカイラインやTOYO TIRES ターンパイクなどの有料道路が交通量も少ない上に景色もいいのが魅力だということです。
また、静岡方面からの場合は清水港から土肥港を結ぶ駿河湾フェリーを利用すると、沼津インターあたりの渋滞を避けられるそうです。
関東でおそらく最も早い桜まつりである河津桜まつりを紹介しました。
2月という一年で最も寒い時期に一足早く桜を愛でてみるというのはいかがでしょうか。