今年も待ちに待ったボジョレーヌーボーの解禁日が近づいてきましたね。
毎年楽しみにされている方も多いのではないでしょうか。
目 次
ボジョレーヌーボー2023年解禁日はいつ
毎年11月の第三木曜日を解禁日と定められており、2023年11月16日(木)になります。
以降、第三木曜日はこのようになっています。
2024年11月21日
2025年11月20日
2026年11月19日
2027年11月18日
ボジョレーヌーボーとは
フランス・ブルゴーニュ地方ボジョレーで生産される、その年に収穫されたガメイ種という葡萄から生まれる新酒のみをボジョレーヌーボーと呼びます。
フレッシュで軽やか、イチゴの香りに形容される果実味豊かな、すっきりとした味わいが特徴のワインです。
◎ボジョレーヌーボーに白はないのです!
ボジョレーヌーボーに使われるガメイ種は赤ワインを作るための品種なので、ロゼはありますが、白ワインはありません。
もし、白ワインのヌーボーを見かけたら、それはボジョレー産ではありません。
※ ヌーボー以外のボジョレー産のワインにはシャルドネ種を使った白が存在します。
◎どうして解禁日があるのでしょう?
昔のフランスでは政府の取り決めで、
全てのワインの解禁日が12月15日と決められていました。
しかし、その年に収穫された葡萄を使ったヌーボーだけは、そのフレッシュな美味しさを美味しいうちに味わいたい・・
ボジョレーの地元民は政府に掛けあい、ボジョレーヌーボーだけは解禁日よりも早く出荷してもいいことになりました。
どこよりも早く今年の味わいを楽しめるボジョレーヌーボーはパリでも大人気になり、世界へ広まって行きますが、もうけを優先した一部の業者が、ボジョレーヌーボーの早だし競争を起こし、品質低下の問題が出てしまいました。
そこで、やっぱり解禁日をもうけようということで、「11月の第三木曜日」という日が設定されたのです。
解禁日は、ボジョレーヌーボーを一番美味しいタイミングで食卓に届ける為の取り決めなのですね。
ボジョレーヌーボーと日本人
毎年解禁日がニュースで取り上げられるなど、ボジョレーヌーボーが大好きな日本人。
本場フランスよりもその関心は高いと言われていますが、なぜこんなにボジョレーヌーボーは日本で愛されているのでしょうか。
その理由の一つに、日付変更線の関係上、フランスよりも早く解禁日を迎えることがあります。
「どこよりも早く」と、上手く宣伝に使った日本の企業のプロモーション力に加えて、「初鰹」等に見られる初物好きの日本人の気質、すっきりと飲みやすいボジョレーヌーボーの味の特徴が上手く相まって、日本で好まれる状況を作ったのではないかと言われています。
ボジョレーヌーボーの美味しい飲み方
一般的な赤ワインは冷やすと渋みが強調されるため、室温で飲むのが美味しいと言われていますが、渋みが少なく、すっきりとした味わいが特徴のボジョレーヌーボーは、少し冷やすと清涼感がひきたち、さらに美味しくなります。
冷蔵庫やワインクーラーで1時間くらい冷やすとよいでしょう。
また、ボジョレーヌーボーはそのフレッシュさを楽しむワインです。
一度開けたら、早いうちに飲んでしまいましょう。
ボジョレーヌーボーのおとも
ボジョレーヌーボーは、豚の白肉を使った料理やフライドチキンなど、油を沢山含む料理と相性がいいと言われています。
鴨やチキンのローストなども食が進み、一層ワインが口に注がれることになるでしょう。
気取らず、がぶがぶ飲むスタイルで楽しみましょう。
今年のボジョレーヌーボーも楽しみですね。
くれぐれも飲みすぎには気をつけてくださいね。
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