最近になって施行された「プレミアムフライデー」ですが、テレビやラジオで少し流れたものの、どのようなもので、いつが該当し、どのような目的があって施行されているのかまだまだ知らない人も多いと思います。
実際このプレミアムフライデーを試行している企業は少ないとされており、皆さんもテレビやラジオなどの公共の電波でプレミアムフライデーの日に「今日はプレミアムフライデー」とうたわれているもののいまいちピンとこないと思います。
そのような最近施行されたプレミアムフライデーですがどのようなものなのかについて詳しくご紹介していきます。
目 次
プレミアムフライデーとは?
プレミアムフライデーとは、平成29年(2017年)2月24日から実施された日本国政府、経済団体連合会が作った個人消費喚起キャンペーンです。
ただ一言に個人消費喚起キャンペーンと言ってもピンと来る人が少ないと思います。
ざっくり言うと「プレミアムフライデー」は名前の通り、「プレミアム(豪華)」な「フライデー(金曜日)」です。
さらに説明を加えると「プレミアムフライデー」は一般的に「給料日の直後とされる月末の金曜日」が該当します。
このプレミアムフライデーはどのようなものかというと、「月末の金曜日は午後3時に会社が終わる」というものです。
先ほどの説明をさらに具体的にすると、プレミアムフライデーの目的は月末の金曜日は給料日直後に当たることが多いので、午後3時に会社を終わらせて、個々の趣味や生活をさらに豊かなものにしてもらおうというものです。
そして個々が趣味や生活を豊かなものにすることによって市場はさらに活発化が起こり、経済界がさらに潤って豊かなものになるだろうという目的から実施されたのがプレミアムフライデー、個人消費喚起キャンペーンです。
プレミアムフライデー2023年はいつ
プレミアムフライデーは先ほども少し説明したように、現段階では月末の金曜日とされています。
ただし、2017年(平成29年)に実施されたばかりとあってまだまだ変更される可能性があり、今後変わるかもしれません。
2023年のプレミアムフライデーは以下の日になります。
2023年1月27日
2023年2月24日
2023年3月31日
2023年4月28日
2023年5月26日
2023年6月30日
2023年7月28日
2023年8月25日
2023年9月29日
2023年10月27日
2023年11月24日
2023年12月29日
以降のプレミアムフライデー
2024年1月26日
2024年2月23日
2024年3月29日
2024年4月26日
2024年5月31日
2024年6月28日
2024年7月26日
2024年8月30日
2024年9月27日
2024年10月25日
2024年11月29日
2024年12月27日
ちなみにプレミアムフライデーはアメリカの「ブラックフライデー」を参考して実施されたとされています。
このアメリカのブラックフライデーとは11月末の金曜日に感謝祭(買い物デー)が開かれてクリスマスセールなどが行われ、小売店から始めデパートなどでも大きな売り上げ、黒字を出すことからブラックフライデーと呼ばれています。
そのことからプレミアムフライデーを作っていると考えると月末の金曜日から変更する可能性はやや低いと言えます。
キャンペーンやお得情報は
プレミアムフライデーには様々なキャンペーンやお得なことがあるようです。
こちらのプレミアムフライデー公式サイトで確認してみましょう。
プレミアムフライデーで何が変わる?
プレミアムフライデーは具体的に説明したように、午後3時に退社をして個々が趣味や生活をさらに豊かなものにしてもらおうとする運動です。
さらに政府はこのプレミアムフライデーを取り入れることによって企業側にも働き方改革を行い、有給休暇やフレックス制度の活動を取りやすいような目的として実施しています。
実際にプレミアムフライデーを実施された日ではテレビでも数多く取り上げられ、買い物や家族との外食をしたり、観光やボランティア、近くに旅行など行くという人が多くいました。
そして上記以外にもボルダリングやジム、ボーリングやゴルフなどといった趣味に力を入れる人が多かったです。
このプレミアムフライデーの取り組みにより生活を豊かにすることによって普段日ごろから抱えているストレスをも軽減させようという目的もあります。
プレミアムなフライデーにしようというCM 錦戸・横山篇
https://youtu.be/nPORIZA90og
プレミアムフライデーの公務員や企業の温度差
プレミアムフライデーを実施されたものの、まだまだ実施されていないところがほとんどのようです。
現在このプレミアムフライデーが実施されているのは公務員や大手企業といった所がほとんどで、他の中小企業などは実施されていないのが現状です。
というのもこのプレミアムフライデーの取り組みは、企業側では「やる」か「やらない」かは企業の自由であり、現在まで通常運転していたところの時間を割かないといけないため、仕事を前倒ししないといけないのも事実です。
そのことにより、ネットではプレミアムフライデーを実施しているところと、実施していないところの温度差はかなりあります。
プレミアムフライデーが取り入れられていない人たちの声で多いのは、
「時給で働いている人は、さらに稼げなくなるので困る」
と言ったことや、企業の多くは月末締め日などが多く、事務員などは一番忙しい時期であったりします。
このようなことからさらに追い込みをかけられるのも現状で、仕事の負担になったり、生活・経済面で稼げなかったりする人も出てくることから、まだまだ内容の改善される可能性は高いです。
このようなまだ実施されて間もないプレミアムフライデーですが、取り組みが行われているところと行われていないところの温度差も大きいのも問題ですので、今後変更があるかもしれません。
プレミアムフライデーについてご紹介しましたが、ぜひ日本国民全員が豊かなものになるように改善していただけるよう、今後内容の変更を期待したいところですね。