▪はじめに
みなさんは「ワームムーン」という名前を聞いたことはありますか?
これはかつてアメリカの部族で使われていた満月の呼び名の1つなのですが、日本ではあまりなじみがありませんよね。
そこで今回はワームムーンの意味や名前の由来、見ることができる日時などを紹介します!
目 次
ワームムーン2024年はいつ見れる
2024年のワームムーンは3月25日(月)でピークが16時01分になります。
ワームムーンとは
ワームムーンとは、「3月の満月」のことを指します。
ワームムーンという呼び方は昔ネイティブアメリカンが付けたもので、毎月の満月に季節の風景や生き物や農作業に関連した名前を付け、カレンダー代わりにしていたとされています。
日本で使われていた睦月や弥生のような旧暦と同じようなものですね。
ワームムーンの名前の意味や由来は
ワームムーンは日本語で「芋虫月」といいます。
なぜ3月の満月にこのような名前が付けられたかというと、この時期は寒い冬が終わり暖かくなってきてミミズや芋虫が土の中から這い出して来て土に這った後をつけることが由来になっているとされています。
日本で3月上旬に虫たちが冬眠から覚めて這い出して来る時期を二十四節季で「啓蟄」と呼ぶのに似ていますね。
ワームムーンは日本と同じように少しずつやってくる春を虫たちから感じ取り、待ち望んでいた月だったのかもしれません。
ワームムーンを英語でどう書く
ワームムーンは英語で「Worm Moon(芋虫月)」と書きます。
また、英語圏では3月の満月のことをワームムーン以外にもメープルシロップの原料になるサトウカエデの樹液を採る時期であることから「Sap Moom:サップムーン(樹液月)」と呼んだり、昼間暖かくて溶けた雪が夜に堅く凍ることから「Crust Moom:クラストムーン(堅雪月)」と呼んだりもします。
そのほかにも雪解け後の何者にも穢されていない大地から「Chaste Moom:チェイストムーン(純潔月)」や3月で1年が終わると考えられていたことから「Death Moom:デスムーン(死月)」とも名付けられているそうです。
ワームムーンの周期
ワームムーンは年に1回、毎年3月にやってきますが決まった日ではありません。
3月の満月になるので、その年によって異なる日になります。
ワームムーンを見ると願い事がかなう?
ワームムーンを見ると金運がアップするといわれています。
おまじないの方法としては次のようなものがあります。
・ワームムーンの写真を携帯電話やパソコンの待ち受けにする
・ワームムーンに向かってお札だけを入れたお財布を振る
金運をアップしたい方はぜひ試してみてください!
ちなみに、この金運アップのおまじないはほかの満月の時でも有効です。
また、ワームムーンには美・調和・平和・他者・客観的などのキーワードがあるとされ、きれいになりたい人や恋人や友人など相手との関係性を良い方向に持っていきたい人にピッタリの満月です。
ワームムーンには月に向かってよい方向にいくようお願いしてみたり、自分の中の対人関係を見つめ直したりしてはいかがでしょうか。
▪まとめ
「ワームムーン(芋虫月)」は昔ネイティブアメリカンが作った暦で3月の満月のことです。
3月の満月の時期は暖かくなってきてミミズや芋虫が土に這った跡を付けることからこう名付けられたことが、日本の暦とよく似ていて驚きました!
農作業をしている人たちは国が違っても似たような1年を過ごしているのかもしれませんね。
またワームムーンは、見ると金運アップや人間関係をよくするといわれているので、ぜひ1番大きな満月になる時刻に願掛けやおまじないをしてみてください!
他の月にも様々な呼び方があり、神秘的ですので、こちらもどうぞ。