■はじめに
冬真っ只中の2月には風通しをよくしたり、まめに掃除したりがどうしても面倒に感じてしまう季節ですよね。
そんな2月の始まりは、私達の生活をより快適にしてくれる物に、とても関係のあるニオイの日です。
目 次
■ニオイの日とは
ニオイの日は毎年2月1日にあります。
ニオイの日が制定されたのは、2000年(平成12年)のこと。
P&Gのファブリーズ暮らし快適委員会によって制定されました。
■意味
ニオイの日は、ニオイについて意識調査を行ったり生活臭の研究を行う日です。
ニオイについて考えると共に、ファブリーズを始めとする消臭商品の普及を目的としています。
■由来
2月1日は、数字にすると「201」と表すことができます。
「ニオイ」の語呂がちょうど「ニ(2)、オ(0)、イ(1)」になることからニオイの日は2月1日に制定されました。
■イベント
今まさに、「におい展」という展示会が話題になっています。
これは、におい展実行委員会が主催で2016年11月に名古屋からスタートしました。
この時には2017年の1月にかけての約2ヶ月間の開催でしたが、好評を博し2018年1月から東京でも開催され、続いて7月からは福岡、札幌、静岡でも、そして9月からは大阪でも開催されることになりました。
普段なかなか嗅ぐことの出来ない臭いを実際に嗅いで体験するこのイベントは、“悶絶から美臭まで”をテーマにジャンルごとに数種類の「におい」を展示。
少し勇気のいる展示会のイメージですが、総動員数10万人を突破した程の人気だそうですよ。
会場によってはオリジナルグッズや香水等も販売されるそうなので、興味のある方はぜひチェックしてみてくださいね。
■ニオイの雑学
ニオイの日にちなんだ雑学をご紹介します。
□ニオイの種類
ニオイとは、空気中を漂ってくる嗅覚を刺激するものの総称ですが、漢字にすると良いものは「匂い」、悪いものは「臭い」と分けて使うことが多いです。
好ましく感じる匂いは「香り」や「芳香」等に呼び分けられ、古来から髪や身体、衣服、住居等に漂わせる文化があります。
日本では室町時代より香道というものも誕生しています。
食べ物に関しても受ける影響は大きく、この場合の匂いや香りは「フレイバー」と呼ばれます。
かき氷のシロップは実は味は全て同じで、色とフレイバーが違うのだそうですよ。
一方、不快であったり臭いと感じるにおいは「悪臭」「異臭」等と言われます。
体臭をはじめ物が焦げたり腐敗したもの、喫煙や有害物質等それは多岐にわたりますが、ここ最近ではスメルハラスメントという言葉も生まれ、臭いに関するエチケットが求められる時代になってきました。
また、不快な臭いだけでなく一般的に良い匂いとされる芳香剤等でも人によっては体調等に影響が出てしまうこともあり、香害として問題になっているのだそうです。
□ファブリーズの始まり
P&Gがファブリーズを発売したのは1998年(平成10年)、ニオイの日制定の2年前からになります。
ファブリーズという名前の由来は、Fabric(布)とBreeze(そよ風)の言葉から作られました。
洗うことが難しい布製品のイヤなニオイを元から消臭してリフレッシュする、香りでごまかさないことをコンセプトに販売が開始され、今では「ファブる」という言葉も定着する程、私たちの生活習慣に根付いてきました。
販売当初はスプレータイプからのスタートでしたが、2005年には独自開発のニオイキャッチャーゼリーによる置き型タイプも誕生し、2010年からは海外でも既に人気だったという空気に直接スプレーするエアゾールタイプ、2012年には車用消臭芳香剤も販売する等の進化を遂げています。
■まとめ
ニオイの日についてご紹介させて頂きました。
目には見えないニオイですが、私たちの生活に密着し大いに影響のあるニオイ。
ファブリーズの習慣が当たり前になりつつあることや面白いイベントの開催等々、ニオイに注目される時代になったのだなと感じました。
毎年2月1日ニオイの日には、ファブリーズを取り入れる等してお掃除や生活習慣を見直してみるのも良いかもしれませんね。
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