保存水の存在は皆さんご存知ですか?
保存水は災害時などに大活躍してくれるお水でもあり、大変貴重な存在となっています。
災害などが今はおきやすい環境へと日本はなっており、各地で被災が多いのですが、このようなときは飲食系統が不足してしまいがちです。
特に人の体の殆どは水でできていると言っても過言ではないので、水が滞ってしまうと大きな影響を受けやすいです。
もちろんそこらへんにも水はあるかも知れませんが、品質が保証されていない水を飲んでしまうと菌の繁殖などによりお腹を壊す可能性があります。
そのため、そのような万が一のときなどに活躍してくれる保存水についてご紹介したいと思います。
目 次
保存水とは?
まず最初は保存水についてご紹介したいと思います。
保存水はご存知の方が多いと思いますが、名前からもわかるように保存に適した水のことです。
というのも、保存水の存在を知っている人は多いのですが、皆さんが普段愛飲している水にも賞味期限は存在します。
特にペットボトルの水などを確認していただくとわかりやすいのですが、ペットボトルの水には賞味期限が記載されています。
このことからもわかるように、一言で水と言っても賞味期限が存在するのです。
これは何故かと言うと水にも菌が存在し、時間が経つと温度変化などの影響もあって菌が繁殖するためです。
もちろん市販されているペットボトルなどは未開封だとおよそ1年から2年ほど持つのですが、水道水などは1週間ほどが賞味期限とされています。
そのため、普通のお水は賞味期限が比較的短いと言えます。
しかし、保存水の場合は賞味期限が長く、保存に適しています。
これはなぜかと言うと、保存水は二回煮沸消毒を行い、無菌環境でのボトリングを行っているので、菌が入っている可能性が極めて低いです。
そのため、保存水は通常の水と比べて圧倒的に賞味期限が長いです。
災害が起きたときなどにはこのような長期保存ができる保存水が活躍してくれやすいのでおすすめです。
保存水の味はまずい?
次は保存水の味についてご紹介したいと思います。
保存水は無菌状態にも近いので、ミネラルなどの成分も比較的少ないです。
その影響もあってまずいように感じるのではないのかと疑問に思う方も多いのですが、水がまずいということは比較的少ないです。
ただし、ご存知のかたも多いかと思いますが、日本は軟水の水がほとんどなので、軟水の水ではない硬水の保存水を持っていると飲んだ時に違和感を感じてしまうかも知れません。
そのため、保存水の水をまずいと感じてしまった可能性もあるのですが、硬水の保存水もあれば軟水の保存水も存在します。
さらに、最近では保存水でも飲みやすいものを作っているメーカーも多いです。
そのため、まずくない水も多いので、ご安心いただけたらと思います。
保存水は体に悪い?
保存水は長期保存に向いていることから防腐剤が入っているのではないのかと疑問に思っている方も多いです。
防腐剤は極力避けたいと考える方がほとんどだと思いますが、防腐剤は保存水には入っていないのでご安心ください。
先程も少しご紹介したように、加熱消毒をしっかりと行っているものがほとんどなので、無菌状態に限りなく近いです。
防腐剤が入っていると体に悪いと感じやすいのですが、保存水は徹底された加熱消毒によって無菌状態を作っていますので、体に悪いということはないので安心して利用していただけたらと思います。
保存水の期限切れは飲めるの?
保存水にも賞味期限が存在するのですが、長期保存しているとうっかりと保存水の存在を忘れてしまう場合がありますよね。
保存水は万が一の際に備えている人が多く、倉庫や床下などに保存している方が多いです。
そのこともあって保存水がいつの間にか賞味期限が切れていたという経験をしたことがある方も多いのですが、期限切れの場合でも飲むことはできます。
ですが、できれば期限切れの際にはそのまま飲むのではなく、一度加熱処理を行ってから飲むのがおすすめです。
飲まない場合などはそのまま捨てるのはもったいないので、洗濯の際の水や食器を洗うときなどのお水として使用するのがおすすめです。
保存水 500mlの価格や特徴は?
次は保存水でも使いやすい500mlの価格や特徴についてご紹介していきたいと思います。
500mlが1本だけと言うよりも保存水は大量の本数でセットになって販売されていることがほとんどです。
そのため24本セット(2500~3000円ほど)などで売っていることが多いのでそれを踏まえてご参考いただけたらと思います。
保存水 5年
まず最初にご紹介するのは保存水の賞味期限が5年の場合です。
保存水の中でもやはり期限が5年のものが圧倒的に多いです。
期限が5年のものの特徴はやはりコストパフォーマンスに優れており、価格がお安いという点です。
保存水でも5年のものはメーカーにもよりますがおよそ24本セットで2500円前後です。
消費税などを入れても3000円程度で購入することができるので、多くの方が手が出しやすい価格だと言えます。
価格も安いことから買い替え直すこともできやすいので、5年の保存水を用意しておき、期限が過ぎた場合は生活水として利用してまた新しく買い換えるという方法を取ることが可能です。
常に新鮮な水をストックしておくことができることからもおすすめです。
保存水 7年
次は保存水でもさらに期限が長い7年の場合についてご紹介したいと思います。
保存水でも7年の場合はやや価格に幅が増えてしまうのですが、およそ3000円から5000円程度で購入することが可能です。
保存水7年も比較的リーズナブルな価格なのですが、何度も購入し直すのがやや手間だけど価格を抑えたいと考えている方におすすめです。
保存水は途中でもご紹介しましたが、普段あまり触らないところに保管していることが多いのでうっかり忘れてしまうことが多いです。
しかし、5年よりも長いことから忘れてしまっても保存期間が長いので期限が大丈夫な場合が多く飲みやすいです。
保存水 10年
次は保存水でも10年といった期限が長い保存水をご紹介したいと思います。
10年といえば長期保存でもかなり役立ってくれるのが特徴的で、万が一の際に常備しておくと大活躍してくれやすいです。
期限もかなり長いので、買い換える手間も殆どないのですが、10年のサイクルで買い換えるだけでいいのでかなりおすすめです。
価格はやや高くはなるのですが、保存水の10年は5000円から6000円前後で販売されていることが多いです。
保存水 15年
次にご紹介するのは保存水でも15年期間がある保存水についてです。
15年といえばかなり長い期間保存が可能な水と言えます。
万が一のときの備えてストックしておくのにうってつけで防災時などにも活躍してくれやすいです。
さらに、物価も安定していないので、今でこそ水の価格も比較的お安いですが、大きな災害が起こると水が手に入りにくいだけでなく、価格もかなり高騰しやすいです。
そんため、このような長期保存が可能な水をお手頃価格のうちにストックしておくことによって経済的にも負担をかけにくいという魅力があります。
価格については7000円前後のものが多いです。
保存水 20年
次にご紹介するのは20年保存が可能な保存水についてです。
20年といえばかなり長期に渡って保存ができるお水ですよね。
こちらも先程同様に買い換える手間が殆どいらないと共に価格が高騰しないうちから用意することができるので、コスパに優れています。
保存期間が長いことからうっかり忘れていても賞味期限が切れていない可能性が多いので、比較的飲用できやすいのも魅力的です。
防災には保存水がおすすめ
防災時には保存水がやはり大活躍してくれやすいです。
大きな災害が起こると断水などを行うところも多く、水をあまり使えない環境に陥ることが多いです。
そのような際に保存水は大活躍してくれやすく、お財布にも優しいです。
災害が起こると飲食なども困りますが、経済面に困る方も多いので2つの意味で助かりやすいです。
「まとめ」保存水を用意しておこう!
今回は保存水についてご紹介しましたがいかがだったでしょうか。
保存水は万が一のときに備えておく大切なお水でもあります。
最近は特に震災や台風による天災の被害が多いでの、ぜひ皆さんも保存水のストックを用意していただけたらと思います。