■はじめに
まだ春の余韻が抜けきれない4月から、5月に入るといよいよ大型連休の時期になります。
お住まいのエリアによっては、すでにレジャーを楽しむ準備を始めているところも多いですよね。
そんな4月の終わりには、レジャー食材としても注目されている羊肉の日があります。
目 次
羊肉の日とは
羊肉の日は毎年4月29日にあります。
羊肉の日が制定されたのは、2004年(平成16年)のこと。
ジンギスカン食普及拡大促進協議会という協議会によって制定されました。
北海道の食文化であるジンギスカンを次世代へ引き継ぎ、道内から全国へ普及拡大させることを目的に活動しています。
■意味
羊肉の日は、消費者に対して北海道の郷土料理であるジンギスカンに興味や認識を持ってもらいたいという意味合いがあります。
そして、ジンギスカンをはじめとする羊肉をPRし、販売促進へ繋げる日でもあるんですね。
ちょうどゴールデンウィークが始まる時期であり、特に道内のレジャーにジンギスカンは欠かせないものとなっています。
当日は道内だけでなく、全国各地で羊肉にまつわるイベントやキャンペーンが行われています。
■由来
4月29日は、「よ(4)う・にく(29)」と読むことが出来ます。
この語呂合わせから、羊肉の日は4月29日に制定されました。
■イベント
2017年から中野セントラルパークにて【ラムバサダーフェスティバル】inなかのアンテナストリートが行われています。
これは、羊肉の需要を盛り上げることを目的に、羊肉の日4月29日に開催されるイベントです。
2018年も様々なジャンルのラム肉料理の他、オリジナルグッズの販売やジンギスカンのジンくんの等身大ツーショットパネルの設置も行われました。
ちなみにジンくんは、羊肉の日が誕生日なのですが、毎年この日は札幌の羊ヶ丘展望台で誕生日パーティーが行われる為、パネルで会場を盛り上げてくれたのだそうです。
肉ブームに乗ってラム肉も注目されていることもあり、来場者は1万人程にもなる大盛況だったとのこと。
そして、北海道を中心にチェーン展開している「松尾ジンギスカン」でも毎年、羊肉の日に合わせて特別イベントを開催していて、2019年も4月19日~29日にかけて予定しているとの情報がありました。
他にも、4月29日にはあちこちで羊肉にまつわるイベントやキャンペーンが開かれていますので、ぜひチェックしてみてくださいね。
羊肉の雑学
羊肉の日にちなんだ雑学をご紹介します。
□ラムとマトンの違いとは!?
羊肉といえば、よく耳にするのはラム肉ではないでしょうか。
羊肉は飼育した年数で呼び名が変わるのですが、生後1年未満の子羊肉を「ラム」、生後2年以上~7年程まで成長した羊肉を「マトン」と呼びます。
ラムの方が柔らかくクセがないことから日本では特に人気となり、羊肉といえばラムというイメージが付きつつあります。
ちなみに生後1年以上~2年未満はオセアニアでは「ホゲット」と呼ばれていますが、日本ではマトンに含まれる場合が多いです。
□羊の数
羊を飼っている国は多数ありますが、国民一人当たりで計算した場合モンゴルは10.5頭、ニュージーランドは6.5頭、オーストラリアは3.1頭となり、国民よりも飼われている羊の数の方が多いことになります。
一方、日本で飼われている羊はわずか14,000頭で、国民一人当たり羊は0.0001頭です。
これは2016年の統計なのですが、3国に比べて日本は羊肉の普及がまだまだ少ないことが分かります。
■まとめ
羊肉の日についてご紹介させて頂きました。
羊肉は低コレステロールで脂肪燃焼を促す「L-カルニチン」や豊富なミネラルが含まれているなど、健康や美容にも良い食材です。
あまり馴染みのない方も毎年4月29日羊肉の日には、イベントやキャンペーンに参加してみたり、いつもの食卓へぜひ取り入れてみるのはいかがでしょうか。
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