■はじめに
忙しない12月から1月にかけての年末年始、世の中では慌ただしい時期になります。
遠方のご実家に帰省される方、旅行先で新年を迎える方など、様々な年越しでお正月休みを過ごされているのではないでしょうか。
そんな1月の後半には、私達が旅行するのに心強い海外団体旅行の日があります。
目 次
■海外団体旅行の日とは
海外団体旅行の日は毎年1月20日にあります。
1965年(昭和40年)のこの日、海外団体旅行の「ジャルパック」を日本航空(JAL)が発売しました。
日本航空株式会社は国内線、国際線共に日本で最も長い歴史を持つ航空会社です。
■意味
海外団体旅行の日は、海外団体旅行に興味を関心を持ってもらいたいという意味合いがあります。
海外団体旅行は価格もお手頃で、安心して海外旅行へ行けるというメリットがあります。
そして、航空会社側が利用者に対する感謝の気持ちを表す日でもあるんですね。
例えばパックツアーのキャンペーンや利用された方へのプレゼントなどが、行われることがあります。
■由来
1965年1月20日に、日本航空が海外団体旅行「ジャルパック」の発売を開始し、海外のパックツアーがブームとなりました。
このことから、海外団体旅行の日は1月20日に制定されました。
■イベント
日本航空では、ジャルパック55周年を記念して【GO!GO!キャンペーン】を行っています。
これは、対象期間中に対象ツアーをweb予約し、出発した方を対象に4回の抽選によって各回、予約代表者55名に55,000eJALポイントをプレゼントするというもの。
さらに、はずれた方にはWチャンスで期間ごとにオリジナルグッズやモデルプレーン、カタログギフトなどが抽選でプレゼントされます。
ちなみに予約は2019年2月4日~2020年2月28日、出発は2019年4月1日~2020年2月29日の対象期間で、約1年間かけて行われる大々的なアニバーサリーキャンペーンです。
また、55周年特別プランのジャルパックのPRもされていますので、併せてご覧になってみてください。
他にも、2015年から「ジャルパックアワード」を開催しており、こちらは日本国内の情報ですが利用者から高評価だった施設への表彰と紹介がされています。
ご旅行を検討される際の参考にしてみてください。
■海外団体旅行の雑学
海外団体旅行の日にちなんだ雑学をご紹介します。
□海外団体旅行の発売へ至るまで
戦後間もない日本から海外へ行く場合、国の認可を受けなければならず、内容も視察などの業務や留学が中心でした。
日本人の海外渡航制限が解除されたのは、海外団体旅行の日が出来た年の前年1964年(昭和39年)のこと。
誰でも自由に海外に行けるようになりジャルパックが先駆けて発売されたのですが、当初は1人につき年間1回限りの渡航制限付きでした。
翌年の1966年からは、この回数制限もなくなり海外旅行者も現在までほぼ右肩上がりに増え続けています。
□日本人の海外出国者数
1964年は13万人足らずの日本人出国者数でしたが、平成最後の2018年には1900万人近くもの出国者数となっています。
海外旅行が出来るようになっても、前述した回数制限だけでなく、やはり高級で誰でも行けるものではなかったんですね。
■まとめ
海外団体旅行の日についてご紹介させて頂きました。
最近では、LCC の格安航空券も利用できたり、SNSなどの情報ツールの普及から海外へもだいぶ行きやすくなりました。
そして、様々な観光地が人気となり、まさに世界中を飛び回れる時代の始まりとなった記念日ではないでしょうか。
毎年1月20日海外団体旅行の日には、気になっている海外の旅行先やキャンペーン情報をチェックしてみるのがおすすめです。
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