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文化財保護法公布記念日はいつ?意味や由来、文化財の種類とは?

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▪はじめに

文化財保護法とは、文化財を保存・活用することを目的として制定された法律です。

歴史的な建物や彫刻、書物、絵画、伝統的な祭り、伝統芸能など日本の誇るべき文化を守るために制定された法律に関する記念日は、梅雨入りが近づく5月の終わりにあります。

 

文化財保護法公布記念日とは

文化財保護法公布記念日は、毎年5月30日にあります。

この記念日は、1950年(昭和25年)のこの日に「文化財保護法」が公布されたことに因んで制定されたものです。

 

因みに、「文化財保護法」が施行された日に由来した「文化財保護法施行記念日」が8月29日にあります。

 

▪意味

文化財保護法公布記念日は、1950年(昭和25年)の5月30日に文化財保護法が公布されたことを記念する目的で制定さました。

 

▪由来

文化財保護法公布記念日は、1950年(昭和25年)5月30日に「文化財保護法」が公布されたことに由来して制定された記念日です。

 

▪イベント

文化財保護法公布記念日に関するイベントは、残念ながら見つけることができませんでした。

 

文化財保護法の雑学

<「文化財保護法」が作られたきっかけは法隆寺の火事?>

明治維新後、西洋の文化が一気に入ってきたことにより、日本古来の文化や風習が軽視され、美術品や建造物が簡単に壊された消失したりする傾向が目立つようになりました。

また、1868年(明治元年)に布告された神仏分離令もきっかけとなり、仏像や仏教関係の文化財が次々に捨てられたり古物商の手に渡ったりと日本古来の文化財は消失の危機に陥っていました。そこで政府は、日本の文化財を守ることに関連した最初の法律、「古器旧物保存方」を1871年(明治4年)に制定します。

さらに、1897年(明治30年)には「古器旧物保存方」に代わる「古社寺保存法」という社寺が保有する建物や宝物を保護する法律が制定されました。

また、1919年(大正8年)には土地開発から史跡や名勝(芸術的価値の高い土地)天然記念物を守るための「史跡名勝天然記念物保存法」が、1933年(昭和8年)には重要美術品を認定するための法律「重要美術品等ノ保存ニ関スル法律」が制定されます。

その後、1929年(昭和4年)には社寺だけでなく国や地方自治体・個人などが保有する文化財を保護する法律「国宝保存法」が「古社寺保存法」に代わって制定されました。

このような法改正によって、文化財となる対象が広がっていき、日本の文化的遺産は国によって守られるようになっていきます。

 

このような制度の中、戦後も文化財の収集や修復を行っていました。

しかし、1949年(昭和24年)1月26日に奈良県にある日本最古の木造建造物・法隆寺金堂で火災が発生し、世界的にも有名だった貴重な壁画のほとんどが焼失してしまうという事件が起きます。

このとき、壁画の保存事業の一環として壁画の模写を行っており、模写作業をしていた画家たちのために電気座布団が持ち込まれており、この電気座布団の電源を切り忘れていたことが火事の原因となったのではないかとされています。

これは、当時の文化財保護に対する知識が少なかったことも要因の1つとされ、文化財保護に関する法律の見直しが行われるきっかけとなりました。

 

そして、この火災の翌年に、「国宝保存法」と「史跡名勝天然記念物保存法」と「重要美術品等ノ保存ニ関スル法律」を統合した「文化財保護法」が制定されたのです。

 

「文化財保護法」が制定されたことにより、文化財全般にわたって指定、管理、活用などの制度を体系的に整備されました。

また、文化財保護委員会(文化庁の前身)の設置をして行政による文化財の保護の強化も行われました。

 

その後も何度か制度の改正が行われ、文化財の保護はさらに拡充されています。

 

<文化財の種類とは?>

日本の文化財とはどのようなものなのでしょうか?

文化財保護法では、文化財を大きく6種類に分類しています。

ここでは、それぞれの文化財について詳しく説明していきましょう。

 

有形文化財

有形文化財とは、建造物・工芸品・彫刻・書跡・典籍・古文書・考古資料・歴史資料などの形のある文化的に作り出されたもので、日本にとって歴史上・芸術上・学術上の価値が高いもののことを指します。

有形文化財には、国や自治体が指定した「指定有形文化財」と所有者の希望により推薦、選定されたうえで登録される「登録有形文化財」があります。

 

指定文化財の中でも、特に歴史上・芸術上の価値が高いものや学術的に価値の高いものと国や自治体が指定したもの「重要文化財」といい、その中でもさらに世界文化の見地から価値が高く類ない国民の宝として国が指定したものを「国宝」といいます。

 

「指定有形文化財」に登録されると、現状のままで後世に伝えることが重要となり、使用したり修復したりすることに厳しい規制がかかります。

一方「登録有形文化財」は地域の財産として多くの人に周知してもらうことが目的なので、使い続けたり住み続けたりすることや修復や内部の改装も所有者の自由に行うことができます。

 

無形文化財

無形文化財とは、演劇・音楽・工芸技術・その他の無形の文化的所産で、日本にとって歴史上または芸術上価値が高いもののことを指します。

無形文化財とは人間の「わざ」そのもので、これらの「わざ」を高度に体得した個人(保持者や団体などが無形文化財に認定しています。

中でもとくに重要なものに関しては「重要無形文化財」として国が指定しています。

 

認定には、これらの「わざ」を高度に体得した個人を認定する「各個認定」、2人以上を認定する「総合認定」、団体として特色が強いものを認定する「保持団体認定」の3つの方法があります。

一般的に「各個認定」を受けた人を「人間国宝」と呼んだりもしますが、これは公式の呼び方ではないそうです。

 

民俗文化財

民俗文化財とは、衣食住・生業・信仰・年中行事などに関する風俗慣習・民俗芸能・民族技術及びこれらに用いられる衣服・器具・家屋・その他の物件など人々が日常生活で生み出し、継承してきた有形・無形の伝承で人々の生活の移り変わりを示すものを指します。

 

記念物

記念物とは、次の文化財の総称です。

  • 史跡:貝塚、古墳、都城跡、城跡旧宅などの遺跡で日本にとって歴史上または学術上価値の高いもの
  • 名勝:庭園、橋梁、峡谷、海浜、山岳などの名勝地で日本にとって芸術上または鑑賞上価値の高いもの
  • 天然記念物:動物、植物及び地質鉱物で日本にとって学術上価値のたかいもの

 

これらに指定されたものの中でもさらに重要なものが「特別史跡」「特別名勝」「特別天然記念物」に指定されています。

 

文化的景観

文化的景観とは、地域における人々の生活又は生業及び当該地域の風土により形成された景観地で我が国民の生活又は生業の理解のため欠くことのできないものです。

中でもさらに重要なものは、都道府県または市町村の申出に基づき「重要文化的景観」に指定されています。

 

伝統的建造物群

伝統的建造物群とは、城下町・宿場町、門前町など全国各地に残る歴史的な集落や街並みを指します。

1975年(昭和50年)の文化財保護法の改正によって制定されたもので、国が市町村からの申出を受けて我が国にとって価値が高いと判断されたものが認定されています。

 

▪まとめ

日本には多くの有形または無形の文化財があります。

有名な国宝やお城、寺社仏閣、芸能、生物だけでなく、景色や昔の生活様式までと幅広く、それは日本の歴史そのものともいえます。

文化財保護法公布記念日には、文化財に触れたり日本の歴史を調べたりしてみてはいかがでしょうか。

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