夜空に輝く月は、昔から人々の生活に深く関わってきました。
暦や、潮の満ち引きだけでなく、十五夜や十三夜、十六夜など、月を愛でる風習もできました。
そんな遠くて身近な月について紹介します。
目 次
新月とは?
月は平均29.53日の周期で地球を回っています。
月と太陽と地球の位置で、月の形が欠けたり満ちたりと変わっていきます。
月の形は、新月を「月齢0」とし、満月を「月齢14」、最後を晦日「月齢29」として、ぐるぐると循環しています。
新月とは、太陽と地球の間に月がある時、地球から見たら月の光が失われ、真っ暗になっている状態です。
一方満月は太陽と月の間に地球があり、月が太陽の光を受けて反射し、欠けたりせず丸い状態で見られる月です。
他にも月の形で「三日月」「上弦の月」「下弦の月」など呼び方が変わり、昔から月は人々に密接に関わってきました。
月の呼び名一覧
月は満ち欠けによって様々な呼び名があります。
呼び名が多いというのは、そのものに対して関心が大きく、密接に関わってきた証拠でもあります。
そんな月の呼び名を一覧で紹介します。
月の形 | 月齢 | 月の名前 |
月齢0 | 新月(しんげつ) | |
月齢1 | 繊月(せんげつ) | |
月齢2 | 三日月(みかづき) | |
若月(わかづき) | ||
眉月(まゆづき) | ||
蛾眉(がび) | ||
月齢6 | 上弦の月(じょうげんのつき) | |
月齢9 | 十日夜(とおかんや) | |
月齢12 | 十三夜月(じゅうさんやづき) | |
月齢13 | 小望月(こもちづき) | |
十四日月(じゅうよっかづき) | ||
月齢14 | 満月(まんげつ) | |
十五夜(じゅうごや) | ||
望月(もちづき) | ||
三五の月(さんごのつき) | ||
仲秋の名月(ちゅうしゅうのめいげつ) | ||
芋名月(いもめいげつ) | ||
望(ぼう) | ||
月齢15 | 十六夜(いざよい) | |
月齢16 | 立待月(たちまちづき) | |
月齢17 | 居待月(いまちづき) | |
月齢18 | 寝待月(ねまちづき) | |
臥待月(ふしまちづき) | ||
月齢19 | 更待月(ふけまちづき) | |
亥中の月(いなかのつき) | ||
月齢22 | 下弦の月(かげんのつき) | |
二十三夜月(にじゅうさんやづき) | ||
月齢25 | 有明月(ありあけづき) | |
月齢29 | 三十日月(みそかづき) |
新月の願い事
「新月の願い事」というのは、月のパワーが強くなり最も願いが叶いやすいとされる新月に、自分にとって肯定的な文を書いて願い事をする習慣のことです。
月の願い事をする時の3つのポイント
願い事は2つから多くて10個までにしてください。
たくさん願い事を叶えたいと思いますが、願いは2つ以上10項目までが適切とされています。
自分の中で優先順位を付け、よく選んで祈ることができるものの方が良いようです。
既に願いがかなったという形の肯定文で書いてください。
「アファメーション」という、自分を主語とした肯定文で書きます。
例えば、
「私は○○したいです。」
「私は○○できるようになりたいです。」
といった、夢や願いを、「お願い」するような書き方で書きません。
「私は○○しています。」
「私は○○できています。」
といった、既に願いがかなった状態を現在形で書くのです。
また、
「私は○○の失敗をしません。」
といった、「失敗」という否定的な言葉を使うのではなく、
「私は○○で成功しました。」
のように「成功」という肯定的な言葉を使います。
新月になってから48時間以内に行ってください。
月の力が強いのは、太陽と月が一列になって重なる新月になってから48時間以内とされています。
特に力が強いのが新月になってから8時間以内の時間帯になります。
注意点としてフライングをしないことと、「ボイドタイム」という願い事には適さない時間帯があることです。
ボイドタイムというのは、月が他の惑星と一定の角度にある状態で、月の効力が弱まると考えられています。
その時間帯には大事なことを決めたり、大きな買い物をしたりなど、重要なことは行わない方がいいとされています。
話題の月の土地購入
話題なのが、月の土地を買えるというです。
自分用にもいいですが、プレゼントや記念日のお祝いに月を買うのがおすすめです。
芸能人などの有名人も購入している月の土地をお一ついかがでしょうか?
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