彼岸花というと、お墓参りの時などに備える位で、細かい意味や花言葉などを知らないままに、慣例的に行なっている場合があります。
そんなよく知られて彼岸花に、たくさんの呼び名があるのはご存知でしょうか?
花言葉やたくさんある呼び名についてご紹介します。
目 次
呼び名や別名だけでもたくさんある?
呼び名は普通2つぐらいかと考えてしまいますが、調べて見ると意外にたくさんあります。
一斉に咲く花という意味からついた呼び名
1.イチジバナ
2.イットキバナ
3.ソロイバナ
4.イッショバナ
この名前は一斉に咲く花という意味からこの様な呼び名があります。
花の色から考えて付いた名前
5.アカノハナ
6.アカバナ
7.カジバナ
8.ヘイケバナ
9.マンジュシャカ(曼珠沙華)
等があります。
花の形から考えての呼び名
10.オミコシバナ
11.カミナリバナ
12.テンガイバナ
13.ハナビバナ
などがあります。
確かに開いた形は、花火や御神輿に見える事はありますよね、上手く名前を付ける物だと感心してしまいますね。
葉と花に別々の名前が付いていることからの呼び名
14.ハッカケクサ
15.ハッカケバナ
16.ハヌケグサ
17.ハミズハナミズ
良く細かく名前を付けた物だと感心してしまいます。
お供え花としての呼び名
18.ホトケグサ
19.ホトケサンバナ
20.ホトケバナ
21.オボンバナ
22.ホトケノザ
流石に、秋の彼岸の時期に、咲く花だなと思わせる呼び名ですね。
子供の遊び方から付いた呼び名
23.イカリバナ
24.オリカケバナ
25.カンザシバナ
26.ジュズバナ
27.ローソクバナ
現在の子供はもう遊んでいないかもしれませんが、彼岸花を使って草花遊びをしていたところから、この名前が付いたようです。
お墓の周りに咲くという事から付いた呼び名
28.ソウシキバナ
29.ソウレンバナ
30.オバケバナ
31.ハカバナ
32.シビトグサ
この他では彼岸花には毒性があると言う話があります。
その名前はリコリンと言います。
誤って口に入れてしまうと、嘔吐を誘発する物が入っており、多量に摂取すると死亡する可能性もあります。
毒性があることから付いた呼び名
33.シビレ
34.シビリ
35.シビレバナ
36.カブレ
37.カブレバナ
38.カブレンショー
等があります。
この他調べるとまだまだありますが、今回はこの程度にとどめておきます。
彼岸花の花言葉とは
赤い彼岸花の花言葉
彼岸花の花言葉は、つまり花の色で意味合いが異なり、赤の場合は諦めや独立、情熱、悲しき思いでと言う言葉が付いています。
また別名として、死人花や幽霊花なんていうあまりによろしくない物もあります。
恋愛の場面で、考えると悲しき思いでという事ですから、悲劇的な別れを嘆き悲しむという事もあります。
しかし、、前向きな意味としては独立や諦めて新たな道へ一歩を踏み出すといった側面もあり、人に贈る花としてはあまり向いてはいないようです。
花言葉を調べられた場合、どうしても不吉な意味の物が出てくるはずで、気分を害する可能性があるからです。
黄色い彼岸花の花言葉
また、黄色い彼岸花には悲しい思い出、追想、深い思いやり等があります。
よほど花言葉に詳しくないと、花を贈っても喜ばれませんし、ポエムなどにも使える可能性が高くなりますね。
彼岸花の誕生花の日にち
9月20日、9月23日、11月15日
まとめ
彼岸花と一言で言っても色々と多角的に見れば、面白いと思います。
何故なら、別名がいくつもあり地域や国によっても呼び名が違い、花の色によっても花言葉の意味が異なるなど、興味を持ってみると物の見方が、変化することが解りましたね。
今後、彼岸花を見るときには、考え方が少し変わってくるのでは無いかと思います。
何故なら単に、秋のお彼岸の時期に咲く花という意味だけではないと言うことで、少し他人とは違った見方が出来る上、少し意識高いアピールが出来そうです。
先ほど上の項で彼岸花に触ると、かぶれる痺れると書きましたが、巾着田の彼岸花を触ってもかぶれることや痺れる可能性は低いようです。
また、過去には彼岸花は害虫駆除の役割で栽培され、年貢を納める際も対象外だったという側面があります。
過去には解毒の仕方も確立されていたので、食べていたという話もあります。