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七福神とは?実はインドや中国の神様だった!?

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 七福神というと、お正月や年始にCMで使われるキャラクターとしても有名で、七福神のうち一人ぐらいは知っているという人もいるはずです。

 

日本では縁起の良い神様として、年始にはいろいろなところで見かける機会があります。

しかし、実はインドや中国から伝わったとされる神様達だったのです。

 

今回は七福神である、寿老人・恵比寿天・布袋尊・弁財天・毘沙門天・福禄寿・大黒天を一人ずつ掘り下げて行きます。

 

七福神の由来とご利益

寿老人

 

寿老人は仙人の姿で1500歳の寿命を全うしたと言われており、長寿、幸福、健康、福徳の神と言われています。

 

人気アニメ妖怪ウォッチのキャラクターとしても有名で浅草の黛神社、六本木天祖神社等に祀られ、また関西地方淡路島にある宝生寺、京都府では革堂行願寺等にも祀られており、

 

寿老人が手に持つ桃は、長寿のシンボルとも言われ、西遊記の孫悟空がその実を食べて元気を取り戻したと言われています。

また、七福神の中で一番知名度が低いのではないかと言われています。

 

恵比寿天

ご利益は、商売繁盛と厄除招聘(やくよけしょうへい)があります。

日本の神様であり、鯛を抱えて釣り竿を持っている姿を見て知っている人もいると思います。

 

イザナキノミコトとイザナミノミコトの子供と言われ、足が悪く歩けなかったので船に乗せられ、捨てられたという悲しい末路を辿ったといわれています。

 

東京では浅草寺に祀られており、浅草では散歩コースの一つとなっています。

 

布袋尊

ご利益は、不老長寿、無病息災、開運、良縁、子宝、夫婦円満、金運の神とされています。

 

中国の神で、唐の時代に実際に存在した僧侶で天気を占い、弥勒菩薩の化身と言われた事もあります。

泣いても笑っても一生という考え方が当時の、民衆に受け入れられたため幸せの象徴と言われていました。

 

また、布袋尊の持っている袋には堪忍袋や財を与えてくれる袋と言われています。

東京都だけでも、様々な神社に祀られており自分が住んでいる近くの地域を検索して観ては如何でしょうか?

 

弁財天

ご利益は、学問、音楽、活弁、厄除、財宝などの神と言われています。

 

インドのヒンドゥー教の女神で、サラスヴァティー神が元となっています。

サラスヴァティーとは、サンスクリット語で、水や池を表すようで知識や音楽、湖畔のイメージを連想し、学問と知識を司る女神という意味合いもあったようです。

 

日本には3大弁天と呼ばれている神社があります。

一つは滋賀県長浜市にある竹生島にある寺と、次に神奈川県の江島神社、広島の厳島神社です。

 

毘沙門天

七難を避け七福を与える神で、元武将と言われています。

 

また、仏教を信じる人たちを守る神の一人です。

なぜ、毘沙門天が七福を与える神と言われたのかは、はっきりしていない、また足の下で邪気を踏みつけていると言われています。

 

福禄寿

幸福の福、分身を表す録、寿命を表す寿、中国道教の長寿を表す神です。

 

南極老人星の化身で、中国の村に住み人々の信仰を集めたと言われています。

年齢は1000歳とも言われて、長寿や幸福の徳を持っていると言われています。

 

大黒天

インドの神様で、ヒンドゥー教の主神一つシヴァ教の神の化身で福の神とは全然イメージが違う、戦闘の神、破壊の神とも言われている。

しかし、それは恐ろしい物では無く、台所の神様とされている。

 

日本に伝わったときに、少し易しめなイメージで伝えられたため、福の神とされています。

 

まとめ

七福神は、調べて見ると中国やインドが神の言い伝えの事が多く、日本に伝わってくるときに言い伝えが変化してしまったことがあるようです。

 

また、七福神をまとめてお参りするとご利益を均等に貰えるイメージがありますね。

 

調べて見ると各地に七福神が祀られており、時間がある人は七福神ツアーなる物を企画しても面白いかもしれません。

七福を模写したキャラクターが、アニメやゲームに使われているので知られているキャラクターもあります。

 

まず、そんなところから興味を抱いて、七福神の世界にはまる人もいるかもしれませんね。

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