出産後、お子さんを授かった両親は計り知れない喜びを抱きます。
その後、夜泣きや反抗期などでお子さんへの感情は喜怒哀楽と刻々と変化し、いつか深い愛情へと変わっていくことでしょう。
そんなお子さんが幼稚園や小学校、中学校、高校へと入学する度に両親はお子さんの成長をはっきりと認識しつつ、また普段の生活の中で喜怒哀楽を繰り返すことでしょう。
今回はそんなお子さんの入学について、特に入学祝いに関することを書いてみます。
お子さんの晴れ舞台に親戚や隣人に対して、知識不足が要因で両親が恥をかくようなことが無いように、しっかりと知識をつけておきましょう!
目 次
お返しの品について
お子さんの入学祝に、親戚や隣人からお祝い金として1万円を頂いたとしましょう。
その際、両親からどんなお返しの品を贈れば良いのでしょうか?
答えはお返しの品は原則不要です。
当然のことですが、お子さんには経済力がありません。
経済力のないお子さんからお返しを貰うのは難しいですよね?
私が考える最も良いお礼は入学式の写真を掲載したお手紙でお礼を書くことです。
これは親戚へ対しても隣人に対しても大変効果的で、手紙を貰って嫌な気持ちになる方はいないでしょう。
お子さんにとってのお爺ちゃん、お婆ちゃんに対しては更に似顔絵を描くなどして他の方と差を付けてもいいかもしれませんね。
もっと簡易的に済ませたい方は電話を通じてお礼をする程度でいいと思います。
そもそもお子さんのお祝いに対して、両親がお礼の品を買うのは少しおかしいですよね?
そうは言ってもママ友の世界や会社の関係などがあり、どうしてもお礼の品を贈る必要があるケースもあると思います。
その際には可能な限り食品など残らない物を選びましょう!
お子さんの名前が入った記念品などを渡されても貰った方は困惑してしまいます。
お返しの相場について
万が一相手にお返しの物を贈る場合、お返しの相場はどのくらいが好ましいのでしょうか?
一般的に、お祝いに対して1/3から半額程度のお礼を贈るのが好ましいとされています。
1万円のお祝いを頂いて、2万円のお礼をしたのでは、相手に対して失礼にあたります。
私は、原則お返しは不要と考えているので、1/3以下の金額であれば安いに越したことは無いと感じます。
実は私の場合、何度か親戚の子供へ入学祝をあげたことがあるのです。
まだ小学生なので1万円ですが、カタログで1万相当のお礼を貰ってしまっているのが要因なのかもしれません。
お返しの相場については各自置かれた環境にもよるでしょうから、しっかりと考えるようにしてくださいね。
お礼やお返しをするタイミングについて
お礼やお返しはいつ頃するのが良いのでしょうか?
これは早ければ早いほど良いとされています。
4月上旬に入学式があった場合、4月中旬にはお礼やお返しを済ませましょう。
極端な例ですが、貴方がお祝いを渡して3か月後にお礼を頂いても心の中では今頃?っと、感じてしまいますよね?
お礼やお返しは相手がしっかり覚えている内に、入学式からなるべく日を置かずに済ませましょう!
まとめ
入学祝のお返しについて、マナーや相場などを書いていきましたが、如何だったでしょうか?
ここまで書いておいて非常に言いにくいのですが・・・・。
ある程度の知識を付けたら、あとは両親が持つ常識の範疇でお礼やお返しが出来れば十分だと考えます。
そもそも入学式で最も大切なのはお祝いのお返しやお礼ではなく、お子さんの健康とその後の成長なのですからね!
お礼やお返しについて、あまり難しく考えず、当日のお子さんの晴れ舞台をはっきりと脳裏に焼き付けることを心掛けましょう!
入学式を迎えられたお子さんの益々のご活躍をお祈りしております。