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長良川鵜飼開きの日とはいつ?イベントの見せ場は「総がらみ」!

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■はじめに

5月といえば、ゴールデンウィークがあり、様々なイベントが行われるようなイメージのある月ですね。

そんな5月の11日には、日本の伝統的な行事に関する記念日があります。

それは、「長良川鵜飼開きの日」という記念日です。

■長良川鵜飼開きの日とは

長良川鵜飼開きの日は毎年5月11日にあります。

日本記念日協会ホームページなどを確認しましたが、どの団体が制定したのか、いつ制定されたのかといったことははっきりしていません。

■意味

鵜飼とは、鵜匠と呼ばれる人が鵜を操って魚を捕える漁法でおよそ1300年の歴史があるものであり、古くから広く愛されていた日本の伝統文化の一つになります。

織田信長は鵜飼に「鵜匠」という地位を与えて、鵜飼を保護していたと言われています。

徳川家康は岐阜まで訪れ、鵜飼を見物したり、岐阜で作らせた鮎鮨を江戸まで運ばせたりしていたそうです。

松尾芭蕉は岐阜を訪れた際に鵜飼を見物して、「おもうしろうて やがてかなしき 鵜舟かな」という句を残したと言われています。

親日家として知られているチャップリンも鵜飼の魅力にほれ込んだ一人です。

4度来日したことがあるうちの2回は鵜飼の鑑賞を行ったそうです。

1度目の鵜飼の鑑賞を行ったのは、3度目の来日時だったそうで、船上で大好物の天ぷらを食したそうです。

2度目の鵜飼の鑑賞を行ったと言われている4度目の来日時には、来日の目的を「歌舞伎、鵜飼、相撲、文楽を見物するために、美しい日本を妻と子供に見せたい、そして天ぷらを食べたい。」と、語ったそうです。

長良川の鵜匠は6人いて、正式な職名は「宮内庁部職鵜匠」といい、世襲制で親から子へとその伝統の技が受け継がれています。

長良川の鵜飼用具一式122点は国の重要有形民俗文化財に、長良川の鵜飼漁の技術は国の重要無形民俗文化財にそれぞれ指定されています。

■由来

毎年5月11日に長良川鵜飼が始まることが由来となっています。

なぜ、5月11日から開始なのかということまではわかりませんでした。

■イベント

この記念日の名称通り、毎年5月11日には長良川鵜飼開きというイベントが行われます。

例年の基本的なスケジュールとしては、

15時~ 安全祈願祭

15時40分~ 新造船進水式及び命名式

18時~ 観覧船出船

18時30分~ 踊り舟出船

20時~ 鵜飼開始(花火4発)

20時45分~ 総がらみ

20時55分~ 花火の打ち上げ

といった流れになっているそうです。

「総がらみ」とは、鵜舟が横一列となり川面を下って一斉に鮎を浅瀬に追い込むもので、鵜飼の最大の見せ場と言っても良いぐらい壮観であると言われています。

夕方になると観覧船が次々と漕ぎ出され、太鼓の演奏や花火の打ち上げ等で華やかなムードに包まれます。
観覧船は、大人1人3100円~、小人1人1700円、三歳未満は無料となっています。

大人数で鑑賞する際には貸し切り船もあるそうです。

鵜飼自体は、毎年5月11日~10月15日までの期間中、鵜飼休み(中秋の名月)と、河川増水時以外は毎夜行われます。

しっかりと鵜飼をメインで楽しみたい!という方ならぜひイベント盛りだくさんの鵜飼開きの日に行くのがおすすめかと思います。

岐阜にある他の観光地なども見たい!という方なら、鵜飼開きの日以外でもしっかりと楽しめると思います。

岐阜には長良川鵜飼以外にも白川郷、飛騨高山、下呂温泉などといった観光名所が多いのでぜひ訪れてみてはいかがでしょうか。

■まとめ

今回は長良川鵜飼開きの日についてご紹介させていただきました。

1300年という長い歴史のある行事の開始日ということで観光客も地元の方々も盛大に盛り上がるそうです。

鵜飼でとれた鮎はその場で食べることはできませんが、近くのホテル等では予約するとその鮎を食べることができるそうです。

興味を持った方はぜひ訪れてみてはいかがでしょうか。

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