■はじめに
子どもの頃、ガールスカウトやボーイスカウトに取り組んだ経験を持つ方も多いのではないでしょうか。
こういった活動をすることで、普段の日常生活では得られない経験をすることができます。
リーダーシップや社会性も養われますね。
ガールスカウトの活動は幅広く、さまざまな能力や技術を身につけることができます。
5月22日はそんなガールスカウトの日です。
目 次
■ガールスカウトの日とは
公益社団法人ガールスカウト日本連盟によって制定されました。
ガールスカウトという活動が始まったのはイギリスから。
当時すでにボーイスカウトが始まっていて、それを見た女の子たちの「私もやりたい!」という声からガールスカウトが作られました。
この時1909年で、日本にやってきたのは1920年。
今のようにパソコンやスマホがある時代ではありません。
にもかかわらず、圧倒的なスピードで世界中にこの活動が広まっていきました。
■意味
ガールスカウトは、健全かつ幸福で社会に貢献する女性を育成することを目的としています。
まずは自分を知り、大切にすること。
次は自分だけではなく仲間を大切にすることを学びます。
そして育まれる心と体で地域や世界、未来に貢献する女性へ。
こういった活動を知ってもらうことでガールスカウトの認知度を高めたり、たくさんの人に知られるようになれば興味を持つ女の子も増えますね。
もちろんガールスカウトの活動をしてきた女の子や女性たちにとっても記念すべき大切な日。
今までを振り返り自分を見つめ直す日にもなりますね。
■由来
ガールスカウトの日の由来となったのは、昭和22年のことです。
第二次世界大戦に影響によって、当時ガールスカウトの活動は中断されていました。
当時は戦後であたりは焼け野原。
そんな時に立ち上がった人たちがいたんです。
「誰の手を待つまでもなくわたしたちの手で」
この言葉を合言葉に、昭和22年5月22日に準備委員会が発足されました。
その後2年で社団法人ガールスカウト連盟が発足。
戦後の厳しい環境の中で、多くの方が活動再開のために尽力しました。
■イベント
ガールスカウトの日は、これを記念して全国各地でさまざまなイベントが開かれます。
例えば、普段ガールスカウトはどんなことをしているのか経験できるイベントも。
ガールスカウトに入ってみたいけど、ちゃんと出来るのか不安…
そんな女の子にとってうれしいイベントですね。
ほかにも地域の郷土料理を作ってみんなで食べたり街を綺麗にしたり。
それぞれの都道府県でも異なるイベントが開かれています。
外部に対してアピールするものだけではなく、ガールスカウトたちが参加するイベントが多いというのも特徴ですね。
■ガールスカウトの雑学
ガールスカウトの日にちなんだ雑学を紹介します。
□ガールスカウトはどんな活動をするの?
ガールスカウトでは、最も最小のグループを団と呼びます。
次に地域、全国、世界へ。
小学生のうちは地域で活動することが多いのですが、中高生になると地域のリーダーをしたり全国の活動にも参加します。
定期的に集会や慈善活動を行ったり、野外での活動もおなじみですね。
□ガールスカウト経験のある有名人
ガールスカウトは大きな団体なので、経験したことのある有名人も多いですね。
特に有名なのは、お笑いコンビハリセンボンの近藤春菜さんです。
春菜さんは小学1年生から短大1回生まで活動を続けていました。
小学校から始めても、部活動が始まる中学生でやめてしまう方もたくさんいます。
そんな中、長く活動していらっしゃいました。
他にも政治家の小池百合子さんや女優の吹石一恵さん、歌手の奥華子さんらもガールスカウトの経験者です。
■まとめ
今回はガールスカウトの日を紹介させて頂きました。
戦後の困難な時代にもかかわらず、自分たちの手と足だけで立ち上がったガールスカウト。
辛いこともたくさんあったことでしょう。
しかし、今や日本には全国各地にガールスカウトの団があります。
今こうして活動を続けているのは、あの焼け野原で立ち上がった方々がいたからこそ。
ガールスカウトの方々にとってとても大切な日ですね。
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