■はじめに
こんにゃくといえばおでんや煮物でおなじみですね。
最近はこんにゃくステーキなんてレシピもあります。
低カロリーで食べごたえがあることから、ダイエット食としても人気があります。
きのこと一緒にサッとめんつゆで炒めて一味をかければこれだけで一品。
低カロリーなおつまみ用にも便利ですね。
なんだかんだと私達の生活の中で便利に使える食材の1つだと思います。
5月29日は、そんなこんにゃくの日です。
目 次
■こんにゃくの日とは
こんにゃくの日は1989年に財団法人日本こんにゃく協会によって制定されました。
平成26年には一般財団法人として新たなスタートを切っています。
この協会は、一言で言うとこんにゃく産業に関係する方々の協会ですね。
生産者、原料を扱う業者、そして製造業者が相互に協力し合い、こんにゃくの安定した供給や業界の健全な発展などを目的としています。
ちなみに、公式ホームページにはこんにゃくの作り方や美味しいレシピなども紹介されています。
■意味
こんにゃくの日には、こんにゃくの健康効果や美味しさなど、たくさんの良いところをPRするという意味があります。
例えば、こんにゃくはブドウ糖を含んでいません。
そのため、近年ではダイエットや健康のため糖質制限をする方からも注目されている食材ですね。
不溶性食物繊維が含まれていますので便秘改善効果も期待できます。
こういった良いところをもっと多くの人に知ってもらうためにも、記念日はとても大切です。
■由来
こんにゃくの日の由来となったのは語呂合わせ。
5(こん)2(に)9(く)がこんにゃくになったという可愛らしい呼び方です。
ちなみに、語呂合わせだけではなく5月はこんにゃくにとってとても大切な月。
なぜなら、原料になるこんにゃく芋の植え付けが行われるからです。
大切な月と語呂合わせがピタリとハマった記念日ですね。
■イベント
こんにゃくの日に関連したイベントといえば、ぐんまこんにゃくまつりです。
2018年にはハイウェイオアシスららん藤岡(道の駅ららん藤岡)で行われました。
こんにゃく関連のお祭りは他にもあるのですが、秋冬に行われたりすることも多いです。
他にはちょっとしたイベントなどが開かれることもあります。
こんにゃくの日に関連しているといえばやはりぐんまこんにゃく祭りですね。
このお祭りでは手作りこんにゃくの体験教室に参加することができたり、こんにゃく料理の試食も。
群馬のご当地アイドルのステージを見ることが出来たり、他にも群馬の名産を堪能することができます。
■こんにゃくの雑学
こんにゃくの日にちなんだ雑学を紹介します。
□こんにゃく芋生産量1位は群馬県
こんにゃく芋を最も多く作っている都道府県は群馬県。
その割合なんと90%以上。
日本のほとんどのこんにゃく芋は群馬県で作られています。
ちなみに、生産されたこんにゃくのほとんどは日本で消費されますので、実質群馬県は世界一のこんにゃく芋生産県ということですね。
群馬県では他にも高校サッカーの勝率やキャベツの生産量など、さまざまな一位を獲得しています。
□糸こんにゃくとしらたきの違い
似ていて区別の付きにくい糸こんにゃくとしらたきの違い。
両者が登場したのは共に江戸時代です。
関東地方ではこんにゃく粉を水に溶かすことで糊状にし、それを小さな穴に通すことで糸こんにゃくを作っていました。
これをしらたきと呼んでいたそうです。
一方関西地方では板こんにゃくを糸状に切ったものを糸こんにゃくと呼んでいました。
そのため、今もその名残で関東地方ではしらたき、関西地方では糸こんにゃくと呼ばれることが多いのです。
ほかにもやや太めのものを糸こんにゃく、細めのものをしらたきと呼ぶケースも。
基本的には同じものと考えて良いのですが、地域によって色々と違いがあります。
■まとめ
今回はこんにゃくの日を紹介させて頂きました。
近年ではカラフルな玉こんにゃくや臭みの少ないものなど、こんにゃくのイメージそのものが大きく変化するような種類が増えてきています。
今やインスタ映えの人気アイテムに。
美味しくて低カロリーで食物繊維もあり、見た目も華やか。
女性にとっては非常にうれしい食材ですよね。
ぜひこんにゃくの日には、いつもとちょっと違ったこんにゃく料理に挑戦してみてくださいね。
5月29日は何の日?誕生日の有名人や星座、花言葉・運勢・性格は
他にもおもしろい記念日がたくさんあります!