■はじめに
梅雨入りの6月から、梅雨が明け始める7月に入ると、いよいよ本格的な夏を意識するシーズンになります。
お住まいのエリアによっては、飲食店でも夏季限定メニューが始まるところも多いですよね。
そんな7月の始まりは、私達の夏の風物詩とも言える冷やし中華の日です。
目 次
冷やし中華の日とは
冷やし中華の日は毎年7月7日にあります。
冷やし中華の日が制定されたのは、1995年(平成7年)のこと。
冷やし中華の愛好家達によって制定されました。
1975年(昭和50年)に結成された団体に、全日本冷し中華愛好会があり、タレントのタモリさんもメンバーになっています。
冷やし中華祭り等のイベント開催や書籍の発行を主に行っています。
■意味
冷やし中華の日は、これから夏が訪れるこの時期に、夏の麺料理を代表する冷やし中華をアピールし消費者に興味を持ってもらうという意味合いがあります。
飲食店ではお馴染みの「冷やし中華始めました」の張り出しが行われ始めますよね。
飲食店だけでなく、市販の麺製品の冷やし中華でもPR イベントやキャンペーンが行われています。
■由来
7月7日は、二十四節気の小暑となることが多い日です。
二十四節気とは、春夏秋冬の四季よりも更に細かく1年を24の季節に区分したもので、よく聞くものに立春や夏至、秋分、冬至等があります。
小暑は梅雨明けが近付き、暑さが本格的になるころなので、まさに冷やし中華がおいしい季節の始まりとなります。
このことから、冷やし中華の日は7月7日に制定されました。
■イベント
毎年、夏が近づくにつれ全国各地で冷やし中華が期間限定で登場します。
餃子を中心に中華料理を全国に展開している「餃子の王将」も毎年、【夏季限定・冷し中華】の販売を行っています。
2019年もすでに4月18日から販売を開始。
特製のタレがさらに美味しくなった冷し中華は、2016年から女性をターゲットにオープンしたGYOZA OHSHOでも販売されています。
また、お店の味を家庭でも楽しめるように、お持ち帰り「冷し中華パック」も新発売されていて、本格生麺のお求めやすい1人前入りとのこと。
その他の各地の飲食店でも、この時期から冷やし中華の日を挟んだ8月末~9月にかけてメニューに登場するところが多いのですが、そのお店によるかけ汁の種類やトッピングなどのこだわりも楽しみなポイントです。
販売店でも家庭用に市販されている冷やし中華の麺やかけ汁のキャンペーンをしているところもありますので、ぜひチェックしてみてください。
冷やし中華の雑学
冷やし中華の日にちなんだ雑学をご紹介します。
□冷やし中華は和食!?
名前に“中華”が入る冷やし中華ですが、実は日本発祥の料理であることはご存知でしょうか?
昭和初期から、夏の売れ行きが伸び悩む本州各地の中華料理店でラーメンの開発がなされ、暑い時期にさっぱりと食べやすい現在の冷やし中華へと進化してきました。
お皿に盛った麺の中心から、色とりどりの細切りの具を放射状に飾る独特の盛り方は、富士山と積もる雪をイメージして作られたそうです。
□いろんな顔を持つ冷やし中華
冷し中華は、冷やした中華麺に野菜、叉焼、錦糸卵等の具材をのせ、冷たいかけ汁を掛けた麺料理ですよね。
しかし、地域によっては呼び方や食べ方に違いがあります。
関西方面では冷麺と呼んだり、北海道では冷やしラーメンと呼ぶこともあります。
また、関東ではカラシを付けるのが一般的ですが、東海や甲信越地方ではマヨネーズを付けることが多いです。
■まとめ
冷やし中華の日についてご紹介させて頂きました。
毎年この時期になると、冷やし中華の登場を楽しみにしているという方もたくさんいらっしゃるかと思います。
お店で注文するのももちろんですが、今では市販の麺やかけ汁を買って、好きな具材を盛り付けたオリジナルの冷やし中華を作ることができますよね。
そんな、私達日本人の夏の定番メニューとなっている冷やし中華。
毎年7月7日冷やし中華の日には、お好みの冷やし中華をぜひ楽しんでくださいね。
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