▪はじめに
寒くなってきた時の女性の味方といえばタイツですよね。
特に冷え性の女性にはタイツと靴下の両方を履いたり、ストッキングとタイツの二重履きをしたりと、とてもありがたいものです。
そんなタイツに関する記念日も冬の始まりを感じる11月にあります。
目 次
タイツの日とは
タイツの日は、毎年11月2日にあります。
タイツの日は、2009年(平成21年)に株式会社エムアンドエムソックスが制定した記念日です。
▪意味
タイツの日には、タイツを普及していくという目的があります。
▪由来
タイツの日が11月2日になった由来は、タイツを作る時の形にあります。
タイツは、片足ずつ編んだ後に1つに縫製されます。
その姿が数字の「11」に似ていて、2つの足から出来ていることがタイツの日の由来となりました。
また、11月は女性がタイツでお洒落をするベストシーズンである事も由来の1つになっています。
▪イベント
残念ながら、タイツの日に因んだイベントを見つけることができませんでした。
タイツの雑学
<タイツとストッキングの違いとは?>
女性が日常的にはいているタイツとストッキング、よく似ていますがどこが違うのでしょうか?
この2つの大きな違いは、衣服なのか靴下なのかということです。
タイツとは、主につま先から腰までをピッタリと覆ったフィット性のある衣服の事です。
タイツの原型は「ショース」と呼ばれる主に中世ヨーロッパの男性がはいていたもので、防寒や乗馬などの時にはくことを目的とした靴下兼ズボンのようなものでした。
その後、バレエや演劇の衣装として広まっていき、現在では主に女性がスカートの下にはくものとなりましたが、現在もタイツは衣服として分類されています。
一方ストッキングとは1937年にアメリカで発明されたナイロン製の薄手の丈の長い靴下の事です。
現在でも女性用の長靴下として分類されていて、丈もハイソックス丈・太もも丈・腰まであるパンティストッキングと色々な丈のものがあります。
また、タイツとストッキングは生地の厚さでも分けられることがあります。
タイツやストッキングの生地の厚さは一般的に「デニール」という単位で表されています。
パッケージなどにも書かれていて、デニールが購入する判断材料の1つになることが殆どだと思います。
そもそも「デニール」とは、タイツやストッキングに使われる糸の太さの単位で、数字が大ききなるほど糸が太くなり生地も厚くなります。
数字的にはメーカーによって違いはありますが、だいたい30デニール以上の厚手のものをタイツとし、30デニール以下の薄手のものをストッキングとしています。
しかし、むくみ防止などに使われる弾性ストッキングは140デニールや280デニールといったものがあるので、デニールだけではタイツとストッキングをはっきり分けることはできません。
タイツとストッキングでは衣服と靴下という大きな違いはありますが、現在ではどちらもスカートの下にはくものとして使われ、季節によってはき分けをすることが殆どです。
ちなみにタイツをはく時期は、気温が20度以下になる11月~3月頃が防寒着としてもファッションとしてもお勧めです。
<タイツは結婚式やお葬式ではNG!>
結婚式やお葬式は、季節を問わずに行われます。
寒い冬の日に行われる結婚式に、防寒を兼ねてタイツを履いていっても大丈夫なのでしょうか?
答えはNOです。
フォーマルな装いには、素肌に近い薄手のものが上品で相応しいとされています。
ですから結婚式には肌色やベージュのストッキングが正式なものでタイツは決して履いていってはいけません。
お葬式なら黒だし目立たないかもしれませんが、こちらもフォーマルの装いで出席するものなので、タイツはNGです。
寒い冬にはつらいかもしれませんが、マナーを守ってきちんとした装いで出席するようにしましょう。
▪まとめ
昔、生足ブームが到来した頃にはタイツがあまり履かれないという時もありましたが、今ではタイツはファッションアイテムの1つとなりました。
色や柄も沢山あって、選ぶのが楽しくなりますよね。
タイツの日がある11月はタイツを履き始めるのにお勧めの季節ですので、ぜひ色々なタイツを履いてオシャレを楽しんでください!
11月2日は何の日?誕生日の有名人や星座、花言葉・運勢・性格は
他にもおもしろい記念日がたくさんあります!