■はじめに
まだお正月気分が抜けきれない1月前半から、後半に入るといよいよ本格的な寒さを迎える時期になります。
受験であったり年度の切り替わりに合わせて度々上京する機会があり、公共交通機関を利用するといった方も多いのではないでしょうか。
そんな1月中旬には、東京都内の交通機関の要ともいえる都バスの日があります。
目 次
都バスの日とは
都バスの日は毎年1月18日にあります。
1924年のこの日、東京市営乗合バスが営業を開始したことを記念して、東京都交通局が制定しました。
東京都交通局は、東京都及びその周辺区域の公営交通事業などを行っている東京都の局になります。
■意味
都バスの日は、都バスに興味を認識を持ってもらいたいという意味合いがあります。
そして、業界側が都バスの利用者に対する感謝の気持ちを表す日でもあるんですね。
例えば都バスの日に限定の記念品グッズを販売したり、周年記念にイベントを開催しています。
■由来
1924年(大正13年)1月18日、東京市営の乗合バスが営業を開始しました。
このことから、都バスの日は1月18日に制定されました。
■イベント
都バス記念日には記念品として、【都バスグッズ】の販売が行わることがあります。
これは、東京都交通局が主催で行う数量限定で関連グッズを発売するというもの。
2019年1月18日には、「とことこ都バスぬいぐるみ」を新商品として発売しました。
渋谷~新橋を結ぶ「都01系統」がモデルのふかふかな手のひらサイズの都バスぬいぐるみで、プルバック機能付きです。
都バス営業所の他、都内の定期券販売所などで販売されていますので、購入希望の際には問い合わせてみてください。
他にも、周年記念に都バスをテーマとしたイベントが開かれることがあります。
90周年を迎えた2014年には旧塗装や特別ラッピングバスによる記念走行や撮影会、特設会場でのセレモニー、運行している中で最も古いモデル(1999年度導入)と最新モデルの同時展示などで賑わいました。
普段、都バスを利用している方や興味のある方は、ぜひチェックしてみてください。
都バスの雑学
都バスの日にちなんだ雑学をご紹介します。
□都バスとは!?
都バスは都営バスのことで、東京都が経営する公営バスになります。
東京都交通局内の自動車部がバスを担当していて、都バスも管轄してます。
一般乗合バスの主な営業エリアは東京都区部と青梅市で、その他には観光車両や貸切バス事業も行っています。
□都バスのはじまり
都バスが誕生した1924年の前年1923年9月1日には関東大震災が発生しました。
当時、東京市が運営していた東京市電が大打撃を受け、復旧にはかなりの時間がかかると想定されたため、その代替輸送機関としてのものでした。
最初は“巣鴨駅~東京駅”、“中渋谷駅~東京駅”の2系統のみのスタートとなりました。
そして、T型フォード11人乗りのバスだった都バスは、「円太郎バス」という愛称で親しまれるようになります。
これは、明治初期の「円太郎」と呼ばれていた乗合馬車の車体を連想させたことに由来しています。
■まとめ
都バスの日についてご紹介させて頂きました。
普段から、都バスのお世話になっているという方も地方から訪れて利用したことがあるという方もたくさんいらっしゃると思います。
100年近く前から都民の足として活躍していたことにも驚きですが、当時市電が流通していてその代打としてのスタートであったことにも筆者は驚きました。
特に東京ともなれば、バスを始め電車や地下鉄などの公共機関が充実していますが、その歴史を教えてくれる記念日ですね。
毎年1月18日都バスの日には、グッズやイベントなどの情報をチェックしてみたり、都バスに乗ってお出掛けしてみるのはいかがでしょうか。
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