「カラオケの日」というのを聞いたことがあるでしょうか?
今やいろいろな用途で活躍しているカラオケですが、いったいどういった記念日なのでしょうか、紹介していきます。
目 次
カラオケの日とはいつ?意味や由来は?
「カラオケの日」とは、毎年1月19日にあります。
1946年(昭和21年)のこの日にNHKラジオで「のど自慢素人音楽会」(現在のNHKのど自慢)が放送開始されたことが由来とのことです。
1948年(昭和23年)3月23日には、第1回の「NHKのど自慢全国コンクール優勝大会」が開催され、この時は「独唱」「歌謡曲」「俗曲」の3部門で競われています。
1953年(昭和28年)にテレビ放送が開始され、ラジオとテレビで同時放送されるようになりました。
そして1970年(昭和45年)の、「のど自慢素人演芸会」から、ほぼ現在のスタイルである「NHKのど自慢」へ生まれ変わっています。
1946年は、戦後の混乱と耐乏生活が続いていたときでしたが、「のど自慢素人音楽会」の放送も開始され、歌を通して復興への雰囲気が生まれ始めました。
この番組は、全国各地で行なわれ応募者が殺到し大人気となったのです。
その人気の理由は、まだ国民の娯楽が少ない時代に、聞くだけでなく参加できる番組といったところにあったようです。
現在でもこの「NHKのど自慢」は、70年以上続く長寿番組です。
カラオケ関連の記念日
カラオケ文化の日
1994年(平成6年)10月17日、全国カラオケ事業者協会が設立された記念日として制定されました。
当日にはカラオケ大会やカラオケセット寄贈が行われます。
また、全国カラオケ事業者協会では文化専門委員会が中心となりカラオケを通した文化活動の支援や、カラオケを媒介とした国際文化交流などの行事を開催しています。
ファミリーカラオケの日
毎年9月の第2土曜日です。
日本カラオケスタジオ協会(現在の日本カラオケボックス協会連合会)が制定しました。
1992年に文部省(現在の文部科学省)が公立の小中学校に月一回の週休二日制を導入し、そのスタートが9月の第2土曜日からだったことが背景にあります。
生活の時間帯や場所が異なる親子や家族がカラオケで歌うことを通じ、手軽にコミュニケーションを持って楽しさを共有できることをPRするのが目的です。
日本カラオケボックス協会連合会は、カラオケスタジオの健全な発展と業界の地位向上をめざして活動していて、カラオケの普及や振興のために毎年1回、全国規模のカラオケ大会を開催しています。
カラオケの機種紹介
日本でメジャーなカラオケの機種はDAM、JOYSOUND、UGAの3種類です。
ほとんどのカラオケボックスにこれらの機種が入っているかと思います。
DAM
古くからあるカラオケ機種で、人気も高くPV(プロモーションビデオ)が多いのが特徴です。
そして音質が良く、演歌が多いことも特徴です。
リモコンも使いやすく、過去に歌われた曲の履歴とかも見られますし、全体の曲数も申し分のないことから、全体的に優秀な機種といえます。
JOYSOUND
通常の曲はもちろんですが、インディーズの曲や洋楽の曲、アニメやゲームの曲数も多いのが特徴です。
「うたスキ」という無料で利用できる会員制SNSウェブサイトに登録もできます。
過去に自分が歌った曲が記録されたり、お店で動画を撮影しウェブにアップしたり、全国採点で歌った曲の順位や点数が記録されます。
他にも、月間グランプリBEST100、歴代BEST100などの「全国採点グランプリ」が確認できますし、メッセージを送れたり、コミュニティも作ることができます。
リモコンも使いやすく、ゲームもできたりとカラオケ以外にも楽しめる機種です。
UGA
UGAは2004年に発売を開始した、いわば後発のカラオケ機種ですが、テレビCMなどで知名度が一気に上昇しました。
曲数が11万曲を超えていて、圧倒的に曲数が多いのが一番の特徴です。
ライブ映像が流れる曲が結構あり、ライブの臨場感を楽しむことができます。
時代に合わせて進化しているカラオケですが、最近では「ヒトカラ」(1人カラオケ)があったり、料理メニューがかなり充実していたり、子ども連れでも十分楽しめるように工夫されたお店も増えてきました。
この日にカラオケの始まりを少し思い出しながら、歌を楽しむのも良いかもしれませんね。
以上、カラオケの日についてでした。
1月19日は何の日?誕生日の有名人や星座、花言葉・運勢・性格は
他にもおもしろい記念日がたくさんあります!