最近気になる話題や、おすすめの情報が満載。

気になる話題・おすすめ情報館

8月の話題・行事・イベント 今日は何の日・記念日

親に会いにいこうの日とはいつ?意味や由来、藪入りとは

投稿日:

▪はじめに

日本では、戦後以降核家族の家庭が増え、しかも仕事の関係で実家から遠く離れた場所に移り住んでしまってなかなか親に会いに行けない人が増えていきました。

そんな現代の人たちに、親に会いに行くきっかけになるようにとの想いから制定されたのが「親に会いにいこうの日」という記念日です。

 

親に会いにいこうの日とは

親に会いにいこうの日は、毎年8月15日にあります。

この記念日は、「還暦祝い本舗」や「プレゼント本舗」などのサイトでメモリアルギフトの販売を手掛けている株式会社ボンズコネクトによって制定されたものです。

 

▪意味

親に会いにいこうの日は、核家族化が進んで親と会う機会が減少している現代に、親に会うきっかけの日としてもらうことを目的として制定された記念日です。

 

▪由来

親に会いにいこうの日が8月15日にあるのは、「親(08)に会いにい(1)こう(5)」という語呂合わせが由来となっています。

 

▪イベント

親に会いにいこうの日に関するイベントは、残念ながら見つけることができませんでした。

 

親に会いにいく雑学

<還暦のお祝いとは?>

両親と離れて暮らしていても、家族のお祝い事がある時には会いに行く方が多いのではないでしょうか。

中でも親の還暦祝いは、家族みんなでお祝いする家庭が多いでしょう。

我が家も、県外に住んでいてなかなか会えない親の還暦祝いには家族みんな集まってお祝いをしました。

 

ところで、還暦とは具体的にどのようなことをしてお祝いするのでしょうか。

 

還暦という言葉は、十二支(子・丑・寅・卯・辰・巳・午・未・申・酉・戌・亥)と十干(甲・乙・丙・丁・戌・己・庚・辛・壬・癸)を組み合わせた干支(えと)が、人間が生まれてから60年経つと一巡することから、「生まれたときと同じ暦に還る=生まれ直し(本卦還り)」という意味から誕生したものです。

 

還暦は、もともと中国から奈良時代に伝わったとされる長寿のお祝いである賀寿の1つでした。

平安時代までは貴族の間だけで行われており、40歳以降10年ごとにお祝いをしていました。

室町時代ごろから60年で生まれ直しを迎える「還暦」の風習が始まり、これが江戸時代に民間にも広まっていったといわれています。

 

還暦のお祝いは、本来なら数え年(生まれた時点で1歳と数えて毎年正月に1つ歳を取る数え方)で61歳になる正月から節分までの間に行うものですが、近年では満60歳になる誕生日やその年の家族が集まりやすい日に行うことが一般的となっています。

 

還暦祝いには赤いちゃんちゃんこや頭巾を贈る風習があります。

これは、「赤」は魔よけ、「ちゃんちゃんこ」は赤ちゃんが着るもので「生まれ直し=赤ちゃんに戻る」という意味から誕生したようです。

近年では赤いちゃんちゃんこは記念写真用に贈り、別に赤い色が入ったバッグや財布・Tシャツ・ネクタイ・アクセサリーなどの使ってもらえるものや、赤い花・赤ワインなどを贈る人が多いようです。

しかし、1番喜ばれるのは食事会や旅行など家族みんなで集まってお祝いをすることなので、還暦の年にはぜひ親に会いに行ってお祝いしてください。

 

<昔は親に会いに行ける藪入りを楽しみにしていた>

親に会いにいこうの日である8月16日(旧暦の7月16日)と小正月(旧暦の1月16日)は、かつては「藪入り」と呼ばれる商家などに住み込みで奉公に出ていた子供たちが実家に帰ることができた日でした。

江戸時代から昭和初期のかけては、子供が10歳くらいになると商家や色々な技術職の親方の所に住み込みで奉公に出るという風習がありました。

奉公に出た子供は、働き始めてから数年間(3~9年間)は里心が付いてはいけないという理由から実家に帰ることを許されませんでした。

しかし、それ以降からは毎年お盆のころの8月16日前後と小正月には奉公先でお盆や小正月の行事を終えた後に実家での行事にも参加できるように実家に帰ることが許されていたのです。

これを「藪入り」といいます。

現在でいう盆休みと正月休みの帰省のようなものですね。

 

藪入りのときには、奉公先の主人が小遣いやお菓子などのお土産、新しい着物などを持たせてくれて、親に「お子さんはとてもよく働いてくれていますよ」という気持ちを伝えたといわれています。

久しぶりに親に会えるということで子供たちはウキウキして帰省しますが、一方親の方もやっと子供に会えるということで、色々なごちそうを用意して待っていたそうです。

「藪入り」という落語の演目でも、3年ぶりに江戸の実家に帰ってくる息子に父親が息子の好物のうなぎや寿司、お汁粉などのごちそうを沢山食べさせてやりたい、息子と一緒に浅草や品川、果てはお伊勢参りや讃岐の金比羅様にまで連れて行ってやりたいなんて浮足立っているシーンがありますが、大抵の家の両親も同じような気持ちで子供の帰りを待っていたのではないでしょうか。

 

▪まとめ

現代では、仕事で家を出たり家庭を持ったりすると忙しくてなかなか頻繁には帰省できない人も多いと思います。

でも、親に会いにいこうの日という記念日をきっかけに親に会いに行って、お互いに元気な姿を見せあい、楽しく過ごしてみてはいかがでしょうか。

8月15日は何の日?誕生日の有名人や星座、花言葉・運勢・性格は

 

他にもおもしろい記念日がたくさんあります!

今日は何の日?毎日が記念日カレンダー

★あなたにおすすめ記事はこちら★

-8月の話題・行事・イベント, 今日は何の日・記念日

Copyright© 気になる話題・おすすめ情報館 , 2024 AllRights Reserved Powered by AFFINGER4.