「アイスクリームの日」というのを聞いたことがあるでしょうか?
各地でイベントが行われたりするので、知ってる人も多いのではないでしょうか。
目 次
アイスクリームの日とはいつ?意味や由来は?
「アイスクリームの日」とは、毎年5月9日にあります。
東京オリンピック開催年の1964(昭和39)年、東京アイスクリーム協会がアイスクリームシーズンが始まる5月9日に、いろいろな施設にアイスクリームをプレゼントしました。
これを記念し、翌年の1965(昭和40)年、日本アイスクリーム協会(前・東京アイスクリーム協会)が5月9日をアイスクリームの日と制定し、その後毎年イベントを行っています。
アイスクリームの日のイベント
アイスクリームフェスタ
アイスクリームの日を記念して開催される「アイスクリームフェスタ」は、全国7都市で、アイスクリームの無料配布(無くなり次第終了)やアイス詰め合わせが当たるくじなどのイベントを行っています。
<開催日時>毎年5月9日前後の土日(会場によって違います)
<会場>札幌、仙台、東京、名古屋、大阪、広島、福岡の各会場
詳細は日本アイスクリーム協会のHPで告知されますのでご覧ください。
https://www.icecream.or.jp/news/
アイスクリーム博覧会
埼玉県越谷市の「イオンレイクタウン」では、日本全国ご当地アイスや世界のアイスが集まる「アイスクリーム博覧会」が行われます。
ちょっと変わったアイスや海外で話題のアイスやかき氷などが楽しめるのでお近くの方はぜひ行ってみてください。
尚、アイスクリーム博覧会はこの時期以外は別の地区で開催されています。
<開催期間>5月3日~9日
<会場>埼玉県越谷市、イオンレイクタウン噴水広場特設会場
http://j-gourmet.jp/room/icecreamhakurankai/icecreamhakurankai.html
サーティワンアイスクリーム
サーティワンアイスクリームは毎年5月9日に近い日曜日の午前中の1、2時間の短時間に「フリースクープ」というイベントを行っていました。
これはユニセフ募金に協力すると、レギュラーサイズのアイスクリームが無料になるものでしたが、2015年、2016年と無料提供は中止で、割引や1個100円に変更になっています。
今年はどうなるのか…、また店舗によってばらつきがあるので、サーティワンアイスクリームのHPでチェックが必要です。
アイス発祥の地・馬車道のイベント
1869(明治2)年、日本で初めてのアイスクリーム「あいすくりん」が町田房蔵によって横浜・馬車道通りで製造販売されました。
これを記念し、馬車道通りでは毎年5月9日に、チャリティー募金に協力した方にタカナシ乳業の「横濱馬車道あいす」が配布されます。
11時頃から無くなり次第終了です。
尚、当日は馬車道通りでワゴンセールも開催されます。
配布場所:馬車道通りにある関内ホール前
お問合せ:馬車道商店街協同組合 Tel 045-641-4068
http://www.bashamichi.or.jp/home.html
アイスクリームの歴史
アイスクリームのもっとも古い記録は、旧約聖書です。
当時はデザートではなく、疲労回復や兵士の戦意を高めるものでした。
最初にデザートとして楽しんだのは、ローマの英雄ジュリアス・シーザーと言われています。
家来に氷雪を運ばせ、ミルク・蜜・ワインなどをかけて食べたそうです。
日本で最初にアイスクリームを食べたのは、1860年に渡米した遣米使節団です。
その後、遣米使節団の一人、町田房蔵が横浜・馬車道通りに「氷水屋」を開き「あいすくりん」としてカスタードアイスを売り出します。
ただ、値段は2分で現在の価値に直すと8000円もする高価なものだったため、なかなか浸透しませんでした。
1900年になると、東京・銀座の資生堂薬局(現、資生堂パーラー)でアイスクリームが発売され、世の中に広まっていきました。
アイスクリームの消費期限
アイスクリームには消費期限や賞味期限がないということをご存知ですか?
これはアイスクリームの温度が氷点下25℃以下であれば、状態の変化がなく、微生物は増殖しないためです。
保管期間より温度管理が重要で、一度溶けたアイスは風味が変わったりしますが、最低限でも氷点下18℃以下であれば、冷凍庫に入れっぱなしでも期間は大丈夫のようです。
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