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日本三大花火大会2022年。夏を彩る代表はこの3つ! 

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お祭りやテーマパーク等で打ち上げられる花火。

起源は所説ありますが、古代中国で狼煙(のろし)として始まり、進化を遂げて花火となったと考えられています。

 

日本でもその歴史は古く、室町時代に法事の後に花火と見られるものを使ったと記録されているのだとか。

そんな、日本人に馴染みのある花火ですが、今や全国各地で様々な花火大会が開催されていて、その中でも日本三大花火大会というものがあります。

どういったものなのか、紹介します。

 

日本三大花火大会とは?

日本で開催される主要な花火大会のうち、歴史や規模から選ばれた3つをまとめたものです。

「全国花火競技大会 大曲の花火」

「土浦全国花火競技大会」

「長岡まつり大花火大会」

が現在(平成)の日本三大花火大会とされています。

 

これらが数えられるようになったのは近年のことで、江戸時代には三河・吉田(愛知県豊橋市)、常陸・水戸(茨城県水戸市)、甲斐・市川(山梨県市川三郷町)で行なわれていた花火大会とされていました。

全国花火競技大会「大曲の花火」

秋田県大仙市大曲地区の雄物川河畔で、毎年8月最終土曜日に開催され、一般的には「大曲の花火」と呼ばれています。

 

1910年(明治43年)に開催された同地区の諏訪神社祭典で、余興花火(奥羽六県煙火共進会)として打ち上げられたことに始まり、1915年(大正4年)には全国規模の現在の名前に変わりました。

 

全国の数ある花火競技会の中で「全国花火競技大会」と言えば、この大曲の花火を指し日本で唯一の昼花火の競技大会でもあります。

全国から選ばれた一流花火師たちが、日本一の座である内閣総理大臣賞を目指す最も権威ある大会です。

 

開催地の秋田県大仙市は、1年通して毎月花火が打ち上がる「花火の街」としても知られています。

会場対岸にある姫神山、福伝山などに音が反射し、観覧の邪魔になる光がない事もこの大会の特徴の1つです。

詳細はこちら。

大曲の花火大会2019年の日程、見どころ、穴場スポットは!

 

土浦全国花火競技大会

茨城県土浦市の桜川にかかる学園大橋付近で毎年10月の第1土曜日に開催される、国内でも数少ない秋の花火大会です。

日本三大花火大会の中でも大都市圏での開催となり、大曲の花火と並んで日本三大競技花火大会の1つにも数えらます。

 

また、内閣総理大臣賞(2000年(平成12年)〜)が与えられるのもこの2大会のみです。

 

1925年(大正14年)に新治郡土浦町(現:土浦市文京町)神龍寺の当時住職が、霞ヶ浦海軍航空隊の航空戦死者を慰める為に、霞ヶ浦湖畔の埋立地で花火を上げたことが始まりで、当初9月開催とされていましたが、1971年(昭和46年)からは現在の会場、開催日時となりました。

詳細はこちら。

土浦花火大会2019年の日程、見どころ、穴場スポットは!

 

長岡まつり大花火大会

新潟県長岡市の長生橋下流の信濃川河川敷で、毎年8月2日と3日の夕方から開催されます。

正式名称は「長岡まつり」で、8月1日には前夜祭が催されます。

 

その始まりは1946年(昭和21年)8月1日、長岡空襲の丁度1年後であるこの日に「長岡復興祭」として開催されたとされていますが、花火大会自体の歴史は更に古く1879年(明治12年)9月に千手町八幡様の祭で遊郭関係者がお金を出しあって花火(350発)を打ち上げたのが始まりとも言われています。

 

その後、前述した長岡復興祭で復活し、慰霊や再興への感謝、平和への願いを伝えるために現在も、長岡空襲の始まった時刻である8月1日午後10時30分にあわせて慰霊の花火が打ち上げられます。

 

詳細はこちら。

長岡花火大会2020年の日程・時間・場所・穴場スポットは!

 

競技としてや復興を表す花火大会であったり、更には海外都市との交流やメッセージを伝える等といったイベントも取り入れているそうです。

内容を踏まえた上で、日本を代表する花火大会を観覧するとより楽しめそうですね。

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