■はじめに
3月といえば、卒業シーズンであり、新生活への準備をしたりする季節ですね。
新生活に向けて引っ越し準備をしたり、引っ越しはしないけれども新年度から良いスタートを切るために大掃除したりする方もいるかもしれません。
そんな3月の4日には家などに関する記念日があります。
それは今回ご紹介する「サッシの日」です。
目 次
■サッシの日とは
サッシの日は毎年3月4日にあります。
制定したのはサッシを作ったりしているYKKアーキテクチャルプロダクツ(YKK AP)という団体です。
もともとは、吉田工業という団体だったそうです。
正式に制定された年などはわかりませんでした。
■意味
サッシの日を制定した意味、目的については情報が見当たりませんでした。
おそらく、自社製品のサッシをPRするために制定されたのではないかと思います。
■由来
サッシの日が3月4日に制定された由来については、皆さんのご想像通りではないかと思いますが、「サ(3)ッシ(4)の日」という語呂合わせから来ています。
■イベント
現在はサッシの日に関連するイベントの情報は見当たりませんでした。
2014年の3月1日~3月4日にP-STAGE金沢にて記念イベントが行われたことがあったそうです。
実際にサッシを見て・触って・確かめて窓についてもっと知ってもらおうというイベントだったそうです。
YKK APは、小エネ(ローエネ)な暮らしというものを提案しています。
それは、窓を通じて四季を感じ、光や風、熱、水とうまく付き合って、自然の恵みを生かしながら小さなエネルギーで快適に暮らそうという提案です。
そんな小エネな暮らしのためには窓はとても大事なファクターになることは間違えありません。
しかし、窓やサッシについて本気で考える機会もなく、実際にみてもらうことも少ないため、このようなイベントが行われたのではないかと思います。
来場者には野菜の詰め合わせをプレゼントしたりとうれしいサービスもあったようです。
■サッシの雑学
〇サッシを変えるだけで体感温度が2℃も変わる?!
アルミサッシという単語は皆さんよく聞いたことがあると思います。
現在は樹脂窓というものも普及していて、アルミサッシから樹脂窓に変えるだけで、冬の窓辺の体感温度に2℃も差が出るということがYKK APの研究で分かっているようです。
より断熱性能の高い窓にすることで、室内の温度の均質化がはかれ、体感温度の差を少なくすることができるようです。
窓から出て行ってしまう熱も、アルミサッシから樹脂窓にすると、7割も少なくできるそうです。
ちなみに、窓で冷えた空気が下におりてくることを、コールドクラフトというそうです。この現象によって、冬には窓辺が寒くなってしまうそうです。
〇サッシや窓の掃除に適する意外なアイテムとは?
なかなか億劫になってしまい、手を伸ばしにくいサッシや窓の掃除。
その掃除に適するアイテムが日常生活の中にあるそうです。
そのアイテムとは、新聞紙(カラーの部分は除く)です。
窓拭きによく使われるのが雑巾だと思いますが、その代わりに新聞紙を水に浸して使います。
すると、新聞紙に含まれるインクの油分がサッシや窓の汚れを分解して、さらに吸収してくれるのです。
新聞紙は紙質が細かく、汚れを取った後に繊維が残ってしまうということが少ないのも、新聞紙がサッシ、窓の掃除に適している理由の一つになります。
余談にはなりますが、窓拭きをするには汚れが見えやすい曇った日が良いとされています。
曇った日が良いもう一つの理由として、晴れの日は空気が乾燥しているため、頑固な汚れになっている場合が多いということもあるそうです。
■まとめ
今回はサッシの日について紹介いたしました。
引っ越しや大掃除などといった機会がないと向き合うことの少ないサッシについてでした。
窓を見直すことで省エネ、節電などにもつながるので、このサッシの日を良い機会として見直してみるのもいいかもしれませんね。
窓がきれいだと、外もきれいに見えて、心まできれいにしてくれるような気がします。
普段なかなか見ることのない場所だからこそ3月4日にはチェックしてみてはいかがでしょうか。
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