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ミシンの日とはいつ?意味や由来、イベント。実はマシンが訛った

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■はじめに

3月になると、ひな祭りや、卒業式など、様々なイベントがありますね。

暖かくなってきてどんな服をきて外に出ようか楽しみになる季節でもあります。

そんな3月には、洋服などにまつわる記念日があります。

それは、3月4日にある「ミシンの日」です。

 

■ミシンの日とは

ミシンの日は毎年3月4日にあります。

制定されたのは、1991年(平成3年)のことでした。

制定した団体は、一般社団法人日本縫製機械工業会という団体です。

この、日本縫製機械工業会という団体は、縫製機械等の生産、流通などに係る調査や規格の立案・推進・標準化の推進などに関する事業を行う団体です。

■意味

1790年にトーマス・セントという方が英国にてミシンの特許を取得してから1990年(平成2年)がちょうど200年にあたることから、それを記念して翌年の平成3年にミシンの日を制定しようとなったそうです。

ちなみに、ミシンの原型とされる機械式の毛糸編み機は1589年には誕生していたようです。

ミシンと呼ばれているのは日本国内だけであり、英語では「sawing machine(裁縫機械)」というそうで、「machine(マシン)」がなまったことによってミシンと呼ばれるようになりました。

海外ではミシンと言っても伝わらないので、日本にしかない記念日であると言えますね。

 

■由来

3月4日がミシンの日となった由来は「ミ(3)シ(4)ン」の語呂合わせから来ているそうです。

とてもシンプルにわかりやすいですね。

 

■イベント

現在、ミシンの日に関する定期的なイベントは行われていないようです。

これまでには、ミシンの日にちなんだ川柳を募集して表彰したり、ミシンの日のキャッチコピーやロゴ、作文を募集したりと、様々なイベントが行われていたようでした。

最優秀賞に輝いたロゴは、現在も日本縫製機械工業会のホームページ等で使われています。

川柳や、キャッチコピー、ロゴ、作文は日本縫製機械工業会のホームページから閲覧することができます。

 

ミシンの日に定期的に開催されるイベントはありませんが、ミシンに関するイベントは全国各地で行われているようです。

ミシンのお試し無料会や、ミシンを使ってキルティングをおこなったり、子供服を作れたりなど、様々なものが行われています。

中には、自分の持っているミシンについての操作や使い方を指導してくれるアカデミーもあるそうです。

 

■ミシンの雑学

〇ミシンを作ったら命を狙われた・・・?!

フランスでミシンを発明し、特許を取った方で、ティモニエという人がいました。

特許を取ったのは1830年のことだったそうです。

その10年後である1840年に80台のミシンが生産されました。

そのミシンは軍服を縫うために作られました。

 

このことを契機に、ティモニエが襲われてしまいました。

なぜかというと、軍服を手縫いしていた他の仕立て屋が、「ミシンが導入されたら仕事がなくなってしまう・・・」と考えたからです。

それを恐れてティモニエを襲撃し、生産されたミシンをすべて破壊したそうですが、結局この犯人は捕まり、仕事どころではなくなったそうです。

 

■まとめ

今回はミシンの日についてご紹介させて頂きました。

結構新しめな機械かと思えば意外と古くから存在していたミシン。

小さいお子さんなどがいるお母さんなどはミシンが扱えると便利かもしれませんね。

お遊戯会の衣装作りだったり、ちょっと破けたところを直してあげたりと活躍の場は結構あるように思えます。

今のミシンは「自動糸調子」「自動糸通し」などの便利な機能がたくさんついているものも多く、苦手意識を持っている方でも意外とすんなりと使えたりします。

想像よりもハードルは高くないと思いますので、ミシンの日にはぜひ考えてみてはいかがでしょうか。

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