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愛鳥の日とはいつ?意味や由来、イベントに愛鳥週間のポスター募集

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■はじめに

皆さんは鳥と聞いて一体どんな鳥をイメージするでしょうか。

白鳥や孔雀、街の中でよく見かけるすずめやカラスなど。

都会では鳩もよく見かけますね。

 

庭や公園など、本当にあちこちで見かけることができます。

その一方で、今も絶滅の危機に瀕している野鳥たちもたくさんいます。

 

こういった鳥を守るためには何ができるのでしょうか。

そこには、自然を守るための環境への配慮なども求められますね。

 

5月10日はそんな愛鳥の日です。

 

■愛鳥の日とは

元々、日本では昭和22年にバードデーが定められました。

この時は4月10日だったのですが、4月ですとまだ北の地方は寒く、野鳥が活発に活動していません。

そのため、後に一ヶ月ずらして5月10日が愛鳥の日になりました。

 

私達日本人は愛鳥の日よりも、愛鳥週間の方がなじみが深いかと思います。

愛鳥週間はこの5月10日から5月16日までの7日間で、さまざまな催しなどが行われていますね。

 

■意味

愛鳥の日には、愛鳥という目的を通すことによって自然環境の保護やその大切さを広めていくという意味があります。

 

私達が日々生活している中で、どんどんと野鳥たちのすみかが失われていっています。

森や自然が消えていくことによって失われていく命もあります。

 

私達人間はそのことをしっかり理解して、自然環境を守っていかなければなりません。

自然を守ることはすみかを守ることにつながり、結果命を守ることにつながります。

 

可愛らしい鳥、愛らしい鳥、最初はそんな「かわいい」から始まる気持ちかもしれません。

しかし、とても大きな一歩になります。

 

■由来

愛鳥の日の由来となったのは、季節です。

4月10日ころになると、春を迎えて野鳥たちが活性化します。

実際には北の方の野鳥たちはまだまだ寒く冬の中にいるので、先に紹介した通り後に5月10日へと変わりました。

 

愛鳥の日は鳥だけではなく、自然環境にも目を向けてほしいという意図があります。

そのため、春を迎えて登山などで山を訪れる人が増えるというのも一つのポイントですね。

やはり海や山に行くとなると、どうしても冬は避けるものです。

 

雪解けを迎え、暖かくなった山には動物や鳥たちが。

彼らを見に山に行く方もいらっしゃるでしょう。

山野草や山の花も楽しみですよね。

 

そのため、ちょうどこの時期になると登山なども通して活動を認知してもらいやすいというメリットもあります。

 

■イベント

愛鳥週間には非常に多くのイベントが開かれています。

鳥や動物、自然に触れ親しむことでその大切さをわかってもらうようなイベントが多く、お子様のいるご家庭にとっては優れた情操教育の場にもなりますね。

 

最も有名なイベントといえば、ポスターです。

日本鳥類保護連盟が全国の小学生・中学生・高校生を対象に、愛鳥週間のポスターの原画となる絵を毎年募集しています。

 

学校で愛鳥週間のポスターを描いたなと思い出す方も多いかと思います。

お子さんが毎年取り組んでいるという方もいらっしゃるでしょう。

日本では毎年おなじみの光景ですね。

 

■愛鳥の雑学

愛鳥の日にちなんだ雑学を紹介します。

 

□当選するポスターの特徴は?

愛鳥週間のポスターを審査に通過させるためには、主催側の意図をしっかり汲み取る必要があります。

ポイントとなるのは写実的で、自然との調和を感じることができるかどうか。

 

例えばデフォルメされたキャラクターのようなイラストタッチは好まれません。

本当に生きているかのように描かれた絵が好まれます。

 

特に間違えやすいのが、あくまで鳥がメインだということ。

本来ヒナは触ってはいけないのですが、人間とヒナの交流を描いたポスターなどはとても多いそうです。

 

基本的に鳥のみを描くようにしましょう。

 

□ヒナを拾わないで

ちょうど愛鳥週間のころ、地面に落ちているヒナを見かけることがあります。

しかし、絶対にヒナを拾わないでください。

 

ヒナは、親から野生の中で生きていく術を学びます。

まだ飛ぶことに慣れていないので落ちてしまうこともありますが、近くに必ず親がいます。

ヒナを拾ってしまうと、誘拐したことになります。

 

私達が近づくと野鳥は逃げていってしまいますよね。

これは、彼らが人間を恐れているからです。

保護しようという気持ちがあったとしても、彼らにとっては恐ろしい存在だということを忘れてはいけません。

 

そして、勝手に野鳥を飼うことは法律で禁止されています。

 

■まとめ

今回は愛鳥の日を紹介させて頂きました。

 

個人的にはとにかくヒナを保護してしまう方が多いので、だめなことだと広がってくれるとうれしいですね。

 

私達と同じように、鳥も命ある生き物です。

彼らの住処をこれ以上奪わないためにも、生態を知ったり環境保全に務めるようにしたいですね。

 

できることはたくさんあります。

ぜひ愛鳥週間にはいつもよりゴミを減らしてみてください。

それも結果として自然保護につながりますよ。

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