上弦の月や下弦の月という言葉は耳にしたことがある方も多いと思いますが、どちらが上弦で、どちらが下弦なのか忘れがちになります。
上弦の月や下弦の月は名前のニュアンスからもわかると思いますが、月の満ち欠けが大きく関係しており、スピリチュアルな観点でも上弦の月と下弦の月で運気が変わるとも考えられています。
そこで実際に上弦の月や下弦の月はどのようなものなのかご紹介したいと思います。
目 次
上弦の月とは
まず最初にご紹介するのは上弦の月です。
上弦の月や下弦の月について最初に簡単にご紹介するとこの2つとも先程にも触れたように月の満ち欠けが大きく関係しています。
特に上弦の月、下弦の月は半月でもあり、見分けがつきにくいのですが、月の出や月の入りなどを把握する必要性があります。
上弦の月の向きは?
上弦の月の向きと下弦の月の向きは混合してしまうことが多いのですが、上弦の月は上の写真のように右側が見えているような状態で、左側が隠れている状態というとわかりやすいです。
この向きについては正中のときは最も分かりやすいのですが、上弦の月は昼間に出て、夕方に正中し、深夜に沈むような流れになります。
上弦の月の読み方は?
次は上弦の月の読み方についてご紹介したいと思います。
上弦の月は「じょうげんのつき」と読みます。
こちらは意味や由来と大きく関係しているのですが、文学的な書物を読む際に登場することが多いので、ご参考いただけたらと思います。
上弦の月の意味や由来は
次は上弦の月の意味についてご紹介したいと思います。
上弦の月は旧暦の太陰暦が関係しているのですが、上旬・中旬・下旬が大きく関係しています。
上旬に現れる半月を上弦の月として表していました。
上弦の月は意味でもご紹介しましたが、1ヶ月のうちの上旬に現れ、旧暦の7~8日に現れると言われています。
また、月の満ち欠けの姿を弓の「弦」の形に似ていることからこのような上弦の月と呼ぶようになったとされています。
弓の弦を上にして沈むところ名前がついた由来と考えられます。
上弦の月の時間は?
次は上弦の月の時間についてです。
上弦の月は途中でも触れましたが、昼間に出て、夕方に正中し、深夜に沈みます。
そのため、上弦の月をわかりやすく見ようと考える場合は昼間から夕方にかけて見るのがおすすめです。
上弦の月は縁起がいい?
次は上弦の月の縁起についてです。
この点からはややスピリチュアルな話になっていくのですが、上弦の月や下弦の月など月の姿によって縁起の良さがかわるとされています。
上弦の月の縁起についてご紹介すると、上弦の月は縁起はあまり関係ないとされています。
上弦の月、満月、下弦の月へと月の満ち欠けが進むのですが、上弦の月よりも十三夜の月の方が縁起が良いとされています。
上弦の月とスピリチュアル
上弦の月はスピリチュアルな観点でご紹介すると、物事を行うのにおすすめの時期とされています。
判断力が冴えやすい時期としても考えられ、目標を明確にすることによって困難に立ち向かう力がつくとされています。
体調も良くなることが多いのですが、エネルギーをより多く吸収しようとする時期でもあるので、暴飲暴食などをしてしまうと太ってしまう場合や体調を逆に崩してしまう原因にもなるので注意しましょう。
上弦の月に願い事をしてもいい?
次は上弦の月の願い事についてです。
上弦の月については願い事は極力避けるべきとされています。
というのも、先ほども挙げたように、上弦の月はエネルギーが増していく時期でもあります。
そのため、願い事をするよりも、考えを何かに書き出して、実際に行動していくことが大切とされています。
そのため、上弦の月は願い事をするよりも自ら行動して成功へと導いていきましょう。
上弦の月の過ごし方はどうしたらいい?
次は上弦の月の過ごし方です。
上弦の月についてたくさんご紹介しましたが、上弦の月はできれば行動力を意識して生活するのがおすすめです。
パワーに満ち溢れていく時期でもあるので、ここのパワーを無駄にしてしまうと、成功する生活は遠のいてしまいます。
そのため、できればアクティブな過ごし方がおすすめなので、普段しないことに挑戦してみるのもおすすめと言えます。
上弦の月の影響はある?
次は上弦の月の影響についてです。
上弦の月はエネルギーが満ちるのですが、運気を吸収するため体調も良くなる時期と考えられています。
ただし、上弦の月は決断するタイミングでもあるのですが、この決断を少し渋って考え込んでしまうと逆効果になるとされています。
そのため、複雑に考えすぎず、自分で切り開いていくことをイメージして生活するのが好ましいです。
上弦の月の恋愛パワーは?
次にご紹介するのは恋愛パワーです。
こちらは上弦の月についてご紹介したことからもわかると思いますが、上弦の月は恋愛パワーが高くなっている時期でもあります。
そのため、思いを伝えるために自ら決断して行動するのが好ましいです。
下弦の月とは
次は上弦の月の反対でもある下弦の月についてご紹介したいと思います。
下弦の月も文芸作品などで登場してくることが多いので、ぜひご参考いただけたらと思います。
下弦の月の向きは?
まず最初にご紹介するのは下弦の月の向きです。
下弦の月は上弦の月と反対と考えれば覚えやすいのですが、左半分側が明るい状態のことを指します。
下弦の月の読み方は?
次にご紹介するのは下弦の月の読み方です。
こちらは上弦の月からも分かりやすいと思いますが、「下弦の月」と書いて「かげんのつき」と読みます。
下弦の月の意味や由来は?
次にご紹介するのは下弦の月の意味です。
下旬の21~22日頃に現れる月であることから下弦の月とされています。
また西の空に沈む際に、月を弓に見立てて、弦が下向きに見えることからこの下弦の月という名前がついたとされています。
下弦の月の時間は?
下弦の月は下旬に現れるとご紹介しましたが、下弦の月にも時間が存在します。
下弦の月は下弦の月は深夜に出て、明け方に正中し,昼間に沈むような流れになります。
そのため、綺麗な状態で見ようと考えると深夜から明け方にかけて見るのが好ましいです。
下弦の月の縁起は?
次は下弦の月の縁起についてです。
上弦の月ではそこまで縁起が良いことは少ないことをご紹介しましたが、下弦の月はどちらかと言うと縁起が良いと考えられています。
十三夜の月が1番縁起が良いとされているのですが、十三夜の月の次に縁起が良いとされています。
下弦の月のスピリチュアルでは?
次にご紹介するのは下弦の月のスピリチュアル観点からについてです。
下弦の月は物事を一旦リセットして行動をしたらいいとされています。
上弦の月では物事に対して行動するのが好ましいとご紹介しましたが、下弦の月は実際にその考えた物事をしっかりと本質を捉えて行動するのが好ましいとされています。
物事をリセットするのにいい時期ですが、怪しくい話も寄って来やすいので、注意しましょう。
下弦の月の願い事は?
次は下弦の月の願い事についてです。
下弦の月には願い事をするのにもおすすめとされています。
ただし、このお願い事もできれば物事の本質をしっかりと把握して願い事をするのが好ましいです。
下弦の月から新月にかけて行動すると吉とされていますので、ぜひ願い事がある場合は慎重に物事に対して考えるようにしましょう。
下弦の月の過ごし方は?
次は下弦の月の過ごし方についてです。
上弦の月は行動を行うのがおすすめとご紹介しましたが、下弦の月は一旦物事などをリセットして慎重に捉え計画を立てていくのが好ましいとされています。
そのため、下弦の月は慎重に考えながら過ごすのがおすすめです。
下弦の月の影響は?
次は下弦の月の影響についてご紹介したいと思います。
下弦の月はできれば新月にかけて良くなっていくので、慎重に行動して運気を蓄えていくのがおすすめです。
上弦の月や満月のときで行動した結果が実る時でもあるのですが、悪いことをすれば当然返ってくるので、すべての行動の結果が現れやすい時期でもあります。
下弦の月の恋愛パワーは?
次は下限の月の恋愛パワーについてご紹介します。
下弦の月はどちらかと言うと恋愛パワーはややおさまっていると考えたほうが好ましいです。
しかし、新月に近づくほど運気が良くなるので、新月に向けてこれから行動起こすために計画を立てていくのもおすすめです。
「まとめ」上弦の月や下弦の月を把握して
今回は上弦の月や下弦の月についてご紹介しましたがいかがだったでしょうか。
上弦の月や下弦の月は最初にも触れましたが文芸作品で出てくることが多いです。
月日の流れを指す言葉としても使われることが多いので、ぜひご参考いただけたらと思います。
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