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ボウリングの日とはいつ?意味や由来、イベント。ターキー以外にも呼び名が

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「6月22日  ボウリングの日」

■はじめに

ピンが飛び散り、レーンに響くストライク音。

そんな醍醐味もはるか昔の記憶でしかありませんが、今もボウリングは手軽な娯楽として安定した支持を受けているようです。

■ボウリングの日とは

「The Nagasaki Shipping List and Advertiser」という日本初の英字新聞が、長崎・出島の外国人居留区に登場。

そこに日本初のボウリング場が開設されたという記事を掲載したのが、なんと文久元年6月22日のことで、その記事に合わせて、「インターナショナル・ボウリング・サロン」オープンの広告も載っていました。

日本ボウリング場協会はこの日を記念し、1972(昭和47)年に6月22日を「ボウリングの日」と制定しました。

■ボウリングの日の意味と由来

ボウリングの原形は紀元前5000年ころのエジプトにあったようで、墓から木製のピンやボールが発掘されていますから、ピンを災いや悪魔に見立てた宗教儀式だったのではないかと言われています。

中世になって、ドイツの著名な宗教家マルティン・ルターが、9本のピンを菱形に並べ、ルールを整備したことが、現在のボウリングの原型になっています。

17世紀になり、多くの清教徒が移住したアメリカでもボウリングが盛んになりましたが、賭けに利用されたことから「ナインピンボウリングの禁止」という法律を作られてしまいました。

そこでピンを1本増やせば「ナインピンボウリング」ではないとし、法の網をくぐった新たなボウリングが、今日のボウリングへとつながっています。

■ボウリングの日のイベント

6月22日の記念日当日には、ゲーム代割引は当然、小学生無料、飛び賞でプレゼントのトーナメントといった企画を各ボウリング場で実施してはいます。

昔、1番の位置に赤いピンがセットされ、そのフレームがストライクなら、そのゲームは無料、あるいは何かプレゼントっていう企画でゲームをしたことがあります。

2回チャンスが来ましたが、余計な欲がからんでストライクどころか…。

■ボウリングの雑学

▽ピン

ピンの高さ38.1cm、最大径12.1cmは世界共通規格で、重さは1.417~1.644kgです。

材質は楓の木で、周りは白や赤のウレタン、プラスチックでコーティングされて、中は空洞にして派手な音が出るようにしてあります。

▽ストライク連発

筆者は3回続けてストライクを出したことはありませんから、ターキー以上の呼び方は知る必要もありませんが、一応、調べてみました。

1回目は「ストライク」ですが、

2回連続は「ダブル」(あるいはバックス・トゥ・バック・ジャック)

3回連続は「ターキー」(トリプル、スリーバーガー)

ここから未知の世界で、

4回連続は「ハムボーン」(フォース、フォーバーガー)

5回連続は「ヤッツィー」(フィフス、ファイブバーガー)

以降、

6回連続は「シックスパック」(シックスス)

7回連続は「セブンパック」(セブンス)

8回連続は「エイトインアロー」(エイトパック、エイトス)

9回連続は「ナインインアロー」(ナインス)

10回連続は「テンインアロー」(テンス)

11回連続は「イレブンインアロー」(イレブンス)

そして最後が

「パーフェクト」となります。

案外、簡単に覚えられそうですが、口にする機会はないでしょうね。

▽つりピンボウル

ずいぶん昔の話ですが、筆者が友人と旅行中に、ふと思い立ち(たぶん岡山近辺の)ボウリングをやることになって立ち寄ったレーンが「つりピン」だったんです。

10本のピンそれぞれのてっぺんにひもがついていて、ガシャンと倒れたピンが持ち上がって消えては、また下がってセットされるんですね。

たまに倒れたピンのひもがからまると、レーンの奥から手が出てきて、またきれいにセットされます。

それ以後、つりピンを見かけたことはありません。

■まとめ

かつてボウリングが華やかりしころ、早朝や深夜の割引営業もかなりの客を集めていました。

そんなある日、某マスコミの某部員たちは朝刊の作業を終え、2時から7時までの仮眠時間に近くのボウリング場へ繰り出しました。

その時間なら並ぶこともなく、思い存分プレーできて盛り上がっていましたが、なんとその時間に、東京・赤坂のホテルニュージャパンで大火災が発生し大騒ぎとなりました。夜中に緊急事態発生ですが、某部の仮眠ベッドはもぬけの殻。

その後、この夜中のボウリング事件の結末がどうなったのかは、話に尾ひれや脚色がついていて、真偽のほどは不明でご紹介できません。

ボウリングの全盛期はとうに過ぎ去りましたが、それでもボウリングは総務省の国民のスポーツ行動者率調査(2016年)によれば、ウォーキング・軽い体操(41.3%)、器具使用のトレーニング(14.7%)に次いで3位(12.7%)でした。

また、この12.7%という数字は5年前の調査とほぼ同じで、ボウリングをした人の平均日数が他の運動より低いことから、一部の愛好家による12.7という数字ではなく、年に数回の娯楽として広くプレーされていることがわかります。

いつでもすぐに、ゆったりとプレーできるのなら、家族そろって出かけてみるのもいいかもしれませんね。

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