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教科書の日とはいつ?意味や由来、イベントに教科書展示会

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▪はじめに

教科書は誰しもが触れたことのある教育用の本です。

子供が小学生になったり大人になって色んな地方の人と話したりするときに教科書に載っていた物語などで盛り上がることもあって楽しいですよね。

そんな教科書に関する記念日は、新学期が始まり新しい教科書に触れる4月にあります。

 

教科書の日とは

教科書の日は、毎年4月10日にあります。

教科書の日は、2010年(平成22年)に一般社団法人教科書協会によって制定された記念日です。

 

▪意味

教科書の日には、学校関係者だけでなく、色々な人たちに広く教科書のことや役割を知って貰うとともに、教科書関係の仕事をしている人たちがその社会的意義と責任を再認識するためという目的があります。

 

▪由来

教科書の日が4月10日になったのは、「4(よ)10(いと)しょ」(良い図書)という語呂合わせが由来となっています。

また、4月が児童生徒たちに新しい教科書が手渡される月であり、保護者の教科書に対する関心も高まる時期であることも由来の1つです。

 

▪イベント

文部科学省では、毎年各都道府県にて「教科書展示会」を開催する制度を設けています。

教科書展示会は、適正な教科書を選ぶのに役立てるという目的と教育関係者の教科書研究に役立てるという目的のために行われる展示会です。

展示されるのは、検定を通った小学校・中学校・高等学校で使用される教科書です。

この展示会は、教育関係者だけでなく一般の人にも公開しています。

また、各会場でアンケートも行っており、教科書をよりよくするための意見を一般の人も記入することができます。

 

教科書の雑学

<日本の教科書はいつ生まれたの?>

日本で現在のような教科書が使われるように「学制(日本初の近代教育制度の法令)」が発布された1872年(明治5年)以降からです。

それまでは、文字の読み書きや思想、歴史などを勉強するのに仏教の経典や論語など中国から伝わった書物や日本の神話や古典文学などを教科書としていました。

とくに江戸時代には庶民の子供向けの寺子屋が発展し、「往来物」と呼ばれる学習書(手紙の文例集から発達したもの)が教科書として日本各地で使われていたそうです。

 

学制が発布されてしばらくの間は、今まで寺子屋で使っていた往来物や海外の本を翻訳したもの、江戸時代から各藩が教育に使っていた本や文部省が推薦した既存の本などを教科書として使っていました。

そのうちの1つが、1872年(明治5年)に発刊された文部省が編纂した「単語篇(タンゴヘン)」という初等教育(小学生)用の国語の教科書です。

単語篇は3編3冊から成るもので、1巻には、いろは図や五十音図、数や色など日常生活で使う単語の漢字が掲載されていて、2巻、3巻と進むとともに漢字の難易度が上がっています。

 

また、1871年(明治4年)に発行された「絵入り智慧の環(チエノワ)」という書籍も日本初の教科書として採用されました。

「絵入り智慧の環」は慶應義塾初代塾長で福沢諭吉の弟子でもある古川正雄が書いた文を内山楓山が筆で書き、八田小雲が挿絵を描いた本で、4編上下巻の全8冊から成る初等教育用の国語や地理(日本各地の名称や名所)の教科書でした。

 

<教科書が学校ごとに違うのはなぜ?>

お子さんが小中学校に通っている人、とくに転勤族の人はよく分かると思うのですが、小中学校で使っている教科書は、通う学校によって違いがあります。

我が家も転勤族なので、転校先によっては教科書が変わることがあり、子供たちが戸惑うこともありました。

このように学校によって使う教科書が違うのはなぜなのでしょうか?

現在日本では、教科書は複数の教科書会社が出版し、国の定めた教科書検定に合格したものを各都道府県の教育委員会(国立と私立の学校は校長)が選ぶため、学校によって使う教科書が違ってくるのです。

 

ではなぜ、教科書会社が複数あるのでしょうか?

これは複数の教科書会社が、自社の教科書を選んでもらえるように分かりやすくて見やすい教科書を競って作るので、より良質の教科書が出版されるというメリットがあるからです。

また、教科書を全国一律にしてしまうと、戦時中のように教科書を使って子供たちの思想をコントロールしてしまう恐れがあるためという理由もあります。

 

じつは、かつて日本では「国定教科書」という政府が発行した全国一律の教科書を使っていた時期がありました。

日本の教科書は、明治時代に学制という現在の義務教育の前身となる法律が発布された当初は、現在のような複数の出版社が発行し教科書検定に合格した教科書を各学校で選んで使うシステムでした。

ところが、1902年(明治35年)に発覚した教科書会社と教科書採用担当者との間で行われた贈収賄事件(教科書疑獄事件)により、事件翌年の1903年(明治36年)から国定教科書が使われるようになったのです。

しかし、この国定教科書は時代の流れが戦争に向かって進むにつれて、軍事国家を作る道具の1つとなってしまいました。

このような歴史を繰り返さないためにも、戦後の憲法改正のときに国定教科書は廃止となったのです。

 

義務教育なのだから全国で同じ教科書を使った方が便利なのにと思っていましたが、子供たちにとってよりよい教育が与えられる大切なシステムだったのですね。

 

▪まとめ

教科書は、勉強のためだけでなく読み物としても優れた書籍だと思います。

国語は物語や説明文などあらゆるジャンルの文章がのっていますし、歴史や理科などは新しい事が発見されて昔私たちが習ったものとは違う内容のものが載っているのでとても面白いです。

教科書は取り扱いのある書店で個人的に購入することもできますし最近は教科書に載っていた物語を集めた本も販売されているので、改めて教科書に触れてみてはいかがでしょうか。

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