さて、みなさんコーヒーはお好きでしょうか。
コーヒーといってもサイフォン式、ペーパードリップなどいろいろありますが、今回は水出しコーヒーについてご紹介します。
私は10年くらい前に期間限定で発売されていた、某缶コーヒーの水出しバージョンが大変おいしかった記憶があります。
また販売されないものでしょうか。
目 次
水出しコーヒーとは
水出しコーヒーというのは読んで字の如し、水で抽出するコーヒーです。
場所こそインドネシアでしたが、オランダ人が考案したためダッチ・コーヒーとも呼ばれます。
普通のホットコーヒーでは熱湯(80˚C以上)を使って抽出します。
この方法では、酸味が多く引き出されます。
これもまたコーヒーの味わいの一つだと思いますが、そのかわり香りが飛びやすくなってしまいます。
その点、水出しコーヒーでは低温でじっくり抽出するので、香りが良く雑味のないまろやかな仕上がりになります。
カフェインなどの刺激成分が少ないので口当たりが良いということです。
ただしこれで想像がつくと思いますが、低温抽出ですのでやはり出来上がるまでに時間がかかります。
そして雑味や酸味もコーヒーの大事な味だという方には当然向きません。
コーヒーは嗜好品なので、そこはもう住み分けていただきましょう。
水出しコーヒーの作り方
水出しコーヒーの作り方は基本的に2種類あります。
まず1つはウォータードリップ式で、コーヒーの粉に水を少量ずつ注ぎ、濾過する方法です。
これはウォータードリップサーバーを使い、数時間(約8時間)かけて抽出します。
もう一つは浸透式で、水にコーヒーを漬け込んでおいて抽出してから濾過する方法です。
家庭ではこちらの方が作りやすいと思います。
コーヒー豆の粉をフィルターバッグに入れて、水の入ったポットに入れて冷蔵庫で一晩程おいて抽出します。
粉の量は水100 ml に対して15 g 程度を目安に、自分の好みで粉の量や抽出時間を調整しましょう。
または、コーヒー粉に直接水を加えて一晩抽出した後でペーパーフィルターで濾過する方法もあります。
また、抽出しやすい豆を用いるのがオススメですので、新鮮な深煎りの豆を使うといいでしょう。
水についても軟水を使った方が癖の無い味になるということです。
ネットなどで調べてみると、これらの方法を元にしてさらに発展した作り方をしている人も多いので、各自で調べてみると面白いかもしれません。
水出しコーヒーの保存方法
手間暇かけて作った水出しコーヒー。
せっかくなので多めに作って保存しておきたいものです。
しかし残念ながら、香りが命のコーヒーです。
香りの成分はどうしても時間とともに飛んでしまいます。
衛生的な問題なども考慮して、冷蔵庫でも保存は3日程度といったところのようです。
やはり香りを楽しむコーヒーはこまめに作るのが正解のようです。
ということで、水出しコーヒーについてのアレコレをご紹介しました。
今までコーヒーになじみのなかった人は、これをきっかけにコーヒーを楽しめるようになれば幸いです。
元々コーヒーは好きだけど水出しを飲む機会がなかったという人は、これでさらに充実したコーヒーライフをお送りください!