■はじめに
徐々に肌寒くなる11月から、12月に入るといよいよ本格的な冬を意識するシーズンになります。
お住まいのエリアによっては、年末に向けて忙しなくなっているところも多いですよね。
そんな12月には、冬のイベントに欠かせないクリスマスツリーの日があります。
目 次
クリスマスツリーの日とは
クリスマスツリーの日は毎年12月7日にあります。
1886年(明治19年)のこの日、日本で初めてのクリスマスツリーが飾られたことに因んで制定されました。
今では毎年この時期からクリスマスの装いが各地で当たり前のように見られますが、日本でクリスマスのお祝いが初めて行われたのも明治に入ったこの頃のこと。
1875年(明治8年)頃に原胤昭(はらたねあき)が設立した原女学校で祝われたのが最初と言われています。
■意味
クリスマスツリーの日は、クリスマスツリーを通してクリスマスのことを知り、興味を持ってもらいたいという意味合いがあります。
そして、クリスマスのイベントを盛り上げることで、ツリーを初めとする装飾や関連商品の販売促進へ繋げたいという日でもあるんですね。
日本でもこの時期にクリスマスツリーが飾られるのは毎年恒例のことですが、クリスマスツリーの点灯式など、ツリーに特化したイベントが各地で行われています。
■由来
1886年12月7日に、日本初のクリスマスツリーが神奈川県・横浜で飾られました。
これは、海外から日本に渡航し横浜に滞在していた船乗り達のために用意されたものでした。
このことから、クリスマスツリーの日は12月7日に制定されました。
■イベント
1993年(平成5年)から、札幌市中央区にあるサッポロファクトリーにて【ジャンボクリスマスツリー点灯式】が行われています。
これは開業以来、毎年11月初旬から12月25日まで行われているクリスマスイルミネーションの点灯式で、初日となるこの日にはステージイベントなども開催されます。
25周年を迎えた2018年も11月3日に行われ、当日はEXILEで知られるLDH所属のDOBERMAN INFINITYらによるミニライブやトークショーなども同時開催となり、たくさんの来場者で賑わいました。
サッポロファクトリーはショップやレストラン、 映画館やホテルなどからなる大型商業施設で、期間中は屋内で食事や買い物をしながら光や音楽によるイルミネーションを楽しむことが出来ます。
ちなみに、メインとなるクリスマスツリーは約14メートルにもなるトドマツで、道内の広尾町から届いたものを使用しているとのこと。
広尾町はサンタの故郷であるノルウェーが国外で初めて認めた日本唯一のサンタランドとして知られていて、こちらでも毎年10月第4土曜日に[広尾サンタランドツリー点灯式]が開催されています。
広尾サンタランド誕生以来、恒例となっていて2019年も10月26日(土)に開催予定とのことです。
他にも、この時期からクリスマスにかけて、あちこちでクリスマスツリーの点灯式が行われています。
帰省や旅行を検討中の方は、ぜひチェックしてみてくださいね。
クリスマスツリーの雑学
クリスマスツリーの日にちなんだ雑学をご紹介します。
□クリスマスツリーの始まり
キリスト教と関連があると思われがちなクリスマスツリーですが、北欧に住んでいた古代ゲルマン民族の冬至の祭「ユール」で使われていた樫(かし)の木が始まりとのこと。
冬でも葉を枯らさない樫は、生命の象徴とされていました。
□日本初のクリスマスツリーの発足者
クリスマスツリーの日の由来にもなる日本で最初となったクリスマスツリーを飾ったのは、現在も続いている明治屋の創業者、磯野計(いそのはかる)さんでした。
明治屋は酒類や食料品、自社製品の販売、船舶への納入業などを行っています。
■まとめ
クリスマスツリーの日についてご紹介させて頂きました。
今では家庭でも街中でも、当たり前のように見られるようになったクリスマスツリー。
世界でも日本でも形を変えながら季節的な装飾として定着したんですね。
毎年12月7日クリスマスツリーの日には、クリスマスツリーの情報をチェックして、この時期ならではのイベントを楽しんでみるのはいかがでしょうか。
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