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麺の日とはいつ?意味や由来、イベントに北海道義士祭

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■はじめに

まだ秋と冬を行き来する11月から、12月に入るといよいよ本格的に年末を意識するシーズンになります。

お住まいのエリアによっては、すでに冬の温かメニューを始めているお店も多いですよね。

そんな12月の中旬は、私達の食生活にとって欠かせない麺の日です。

 

麺の日とは

麺の日は毎年12月14日にあります。

元禄15年のこの日、赤穂浪士の四十七士による吉良邸討ち入りか行われ、その前にそばを食べたという話にちなんで制定されました。

そば以外にも麺には様々な種類があり、それぞれにもまた記念日が制定されていることがあります。

例えば全国製麺協同組合連合会が制定した11月11日“麺の日”や愛知県製麺工業協同組合が制定した10月26日“きしめんの日”などがあります。

 

■意味

麺の日は、討ち入りを行った赤穂浪士に対する追悼であったりその歴史を知ってもらうという意味合いがあります。

赤穂浪士の討ち入りは、歌舞伎や時代劇によって現在まで語り継がれ、討ち入りそばという言葉としても残されています。

全国の所縁の地では、この時期に義士祭が行われ、そばが振る舞われることもあります。

 

■由来

元禄15年12月14日(1703年1月30日)、赤穂浪士四十七士が吉良上野介義央(きらこうずけのすけよしひさ)邸へ討ち入りが行われました。

その討ち入りへ向かう前にそばを食べたという説から、麺の日は12月14日に制定されました。

 

■イベント

1956年(昭和31年)から、北海道砂川市・北泉岳寺にて【北海道義士祭】が行われています。

これは、北海道唯一の忠臣蔵由来の地として毎年、義士討ち入りの日に開催している砂川市でも恒例のお祭りです。

当日は麺の日ということもあって当たり矢そばが振る舞われる他、甘酒やお茶席なども無料で用意されます。

そして、四十七義士たちが市内を練り歩き、会場では居合・演舞奉納などが行われます。

詳細はこちら

 

他にも、12月14日には全国所縁の地で義士祭が行われています。

兵庫県赤穂市で行われている赤穂義士祭や東京都港区の泉岳寺や本所松坂町公園(旧吉良邸)周辺で行われている義士祭等など。

各地の義士祭ではそばが振る舞われたり、芸能人ゲストを招いての演出を行うなど内容も様々ですので、ぜひチェックしてみてください。

 

麺の雑学

麺の日にちなんだ雑学をご紹介します。

 

□麺の発祥

麺の発祥については諸説ありますが、最も古いものは中国で発見された約4000年前の粟で作られた麺と言われています。

日本では、遣唐使が持ち帰ったことが始まりとされていて、平安時代に天皇の使者に麺類が振舞われた記録があります。

鎌倉時代から室町時代にかけて宋の麺料理が留学僧によって伝来し、現代のそばやうどん、そうめんのもととなりました。

 

□赤穂浪士とそばの関係

麺の日の由来となった赤穂浪士の討ち入りそばですが、実は時代背景などを辿ってみると事実では(少なくとも全員そろってでは)ないというのが定説になっています。

「打の縁切のゑんにて義士はそば」という句があり、「蕎麦を打つ」は“敵を討つ”、「蕎麦を切る」は“敵を斬る”といったように当時から討ち入りとそばは馴染み深い関係でした。

忠臣蔵などで語り継がれるなかで、討ち入り前の縁起かつぎであるそばが話に組み込まれ見所の一つとなったんですね。

 

■まとめ

麺の日についてご紹介させて頂きました。

様々な麺の日がありますが、赤穂浪士の討ち入りと関係のある討ち入りそばの記念日だったんですね。

忠臣蔵として語り継がれている話ですが、忠義だけでなく自己犠牲の精神や古き日本の美学からも現在まで愛され続けているのかもしれません。

毎年12月14日麺の日には、お近くの義士祭をチェックしたり、そばを食して歴史に思いを馳せてみるのはいかがでしょうか。

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