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118番の日とはいつ?意味や由来、イベントは。海での事件事故に対応

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■はじめに

まだ年始の余韻が抜けきれない1月上旬から中旬に入るといよいよ冬本番を迎えるシーズンになります。

寒さに負けず、冬ならではの海の味覚やレジャーを楽しんでいる方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。

そんな1月の半ばには、私達の海の安全に欠かせない118番の日があります。

 

118番の日とは

118番の日は毎年1月18日にあります。

118番の日が制定されたのは、2010年(平成22年)のこと。

日本の海上保安庁によって制定されました。

第1回のこの日には海上保安庁運用司令センター(通信指令室に相当)が報道関係者に公開されました。

 

■意味

118番の日は、海上保安庁緊急通報電話番号「118番」についての重要性を、多くの人に知ってもらうと共に理解してもらうという意味合いがあります。

実際、この通報による海での事件、事故の情報入手は年々増加しているとのこと。

この日を中心に118番のPRキャンペーン活動が各地で行われています。

 

■由来

海上保安庁は海上での事件、事故の緊急通報用電話番号として局番なし3桁電話番号「118番」の運用を2000年5月1日から開始しています。

この118の番号から、118番の日は1月18日に制定されました。

 

■イベント

2011年から毎年、全国各地にて【118番の日・周知キャンペーン】が行われています。

これは、海上保安庁の各管区ごとに118番の日のPR活動をするというもの。

 

2019年も全国95ヵ所の港や駅、ショッピングモールでオリジナルグッズの配布や海保キャラクターの“うみまる”が登場するなどといったイベントが行われました。

他にも118番の日に合わせて、ラジオなどでの周知活動やポスター掲示が実施されています。

地域によって内容も様々ですので、お近くの情報をチェックしてみてくださいね。

 

118番の雑学

118番の日にちなんだ雑学をご紹介します。

 

□「海のもしもは118番」そのもしもとは!?

海上保安庁は、海上における事件や事故の緊急通報用として電話番号118番の運用を実施し「海のもしもは118番」とPRしてきました。

海の“もしも”とはいったいどのような時なのかですが、海難人身事故を目撃したり遭遇した時、不審船を発見したり密航、密輸事犯などの情報を得た時、油の排出などを発見した時などとあります。

そして、通報の際は「いつ、どこで、なにがあった」などの情報を、落ち着いて簡潔に伝えてほしいとのことです。

 

□海上保安庁と海上自衛隊の違い

海上保安庁は、国土交通省の管轄になります。

海の警察(犯罪捜査から逮捕など)、消防(火災船などの消火や海難救助)に関する仕事から、航路標識(灯台など)の建設、海図の作成や運用水路の測量など、海に関する様々なことを行っています。

そして海上自衛隊は、防衛省の実施部隊になります。

 

海上から外国の侵略があった場合、国を防衛することを主な目的としています。

その他にも、災害が発生した時の支援活動や、海上保安庁から要請を受けての遭難船舶などの捜索救助、急患輸送であったり、油流出事故での油回収作業なども必要に応じて実施しています。

海を守ることは同じですが、主な役割が違うんですね。

 

■まとめ

118番の日についてご紹介させて頂きました。

118番への受理件数は横ばいだそうですが、118番の日の周知活動が行われるようになってからは間違い電話の件数が半減したのだそうで、徐々に認知され有効な情報が得られてきてることが分かります。

より迅速で的確な対応が求められることですから、他の警察や消防の3桁電話番号のように広く知ってもらうことはとても大切なことですよね。

毎年1月18日118番の日には、お近くのPRイベントの情報やラジオなどをチェックして海の安全についてぜひ考えてみてくださいね。

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