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歌舞伎の日とはいつ?意味や由来は。実は若い人も気軽に行ける!

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▪はじめに

みなさんは歌舞伎のことを知っていますか?

私は、歌舞伎は日本の伝統的な芸能であることや一般とは違う特殊な世界なんだろうなあといったような感じでぼんやりとしか知りませんでした。

でも、調べてみると色々と面白く親しみやすいことが分かりました!

そこで今回は、歌舞伎に因んだ記念日や少しだけ歌舞伎に詳しくなる雑学などについてご紹介します。

 

歌舞伎の日とは

歌舞伎の日は、毎年2月20日にあります。

この記念日は、歌舞伎の創始者といわれる出雲阿国(いずものおくに)が1607年(慶長12年)の2月20日に、江戸城で徳川家康や諸大名の前で勧進歌舞伎(歌舞伎踊り)を初めて披露した日に因んで制定されました。

 

勧進とは、仏教の布教活動や寄付金集めのために行うもので、主に仏教の僧侶が念仏を唱えたりお経を読んだりしていました。

出雲阿国は子供の頃は出雲大社の巫女で、「ややこ踊り」という神様に捧げる踊りを踊って寄付金を集めていたのが歌舞伎の始まりだといわれています。

 

▪意味

歌舞伎の日は、出雲阿国が徳川家康に招待され江戸城で初めて勧進歌舞伎を披露したことを記念して制定された記念日です。

 

▪由来

歌舞伎の日は、出雲阿国が江戸城で勧進歌舞伎を演じたのが1607年(慶長12年)2月20日だったことに由来しています。

 

▪イベント

江戸時代に歌舞伎の町として栄えていた浅草の浅草神社では、毎年3月に「浅草こども歌舞伎まつり」というイベントを開催しています。

2008年から始まったこのイベントは、地元の奥山おまいりまち商店街振興会主催のイベントで、毎年数日間にわたり子供たちが歌舞伎を演じるものです。

 

2019年は、3月21日・23日・24日・30日・31日の日程で行われ、新富座こども歌舞伎・小鹿野子ども歌舞伎・秩父歌舞伎正和会子ども歌舞伎・烏山山あげ保存会・浅草こども歌舞伎会が日替わりで上演し、たくさんの人が訪れました。

とくに日曜日は毎年立ち見のお客さんがでるほどの盛況ぶりなのだそうです。

浅草こども歌舞伎まつりは無料で観劇することができるので、大人顔負けの本格的な子供たちの歌舞伎をぜひご覧になってみてください!

→ 浅草観光連盟

 

歌舞伎の雑学

<歌舞伎は古いだけじゃない!若い人も入りやすい進化系歌舞伎!>

歌舞伎と聞くと、昔のことを題材にした時代劇のようなもので、見る側に予備知識が無いと楽しむことができないような感じがしませんか?

テレビなどで紹介されるものも時代劇がほとんどで、敷居が高い感じがしますよね。

でも実は歌舞伎は、演目が作られた時代の庶民に合わせた庶民のための娯楽、今でいう映画みたいなものなのです。

最近でも、人気漫画「ワンピース」や「風の谷のナウシカ」を題材にした歌舞伎が話題になったりしましたよね。

実際、歌舞伎にはどのようなものがあるのでしょうか?

 

歌舞伎には「時代物」「世話物」「新歌舞伎」「所作事」と、大きく分けて4つのジャンルがあります。

「時代物」は江戸時代の人たちからみた時代劇で、大化の改新や鎌倉時代の人物を題材にしたものです。

「世話物」は江戸時代の人たちからみた現代劇で、江戸の人たちや生活を描いたものです。

「新歌舞伎」は明治時代以降に作られたもので、歌舞伎専用の作家ではなく小説家や翻訳家、劇作家などが作ったものや小説などを元にして作ったものです。

 

ちなみに戦後以降作られたものは「新作歌舞伎」と呼ばれ新歌舞伎とは分けられることもあります。

「所作事」は舞踊劇のことです。

ジャンル分けされていると見たい演目を選びやすいですよね。

また、歌舞伎を見る時に内容がよく分からなくて楽しめないかもと不安な人向けにイヤホンガイドの貸し出し(700円)もあり、初心者でも楽しめるようになっているのです。

 

<歌舞伎を気軽に見る事はできないの?>

歌舞伎に興味はあるけれど、歌舞伎は決まった劇場でしか見る事ができなかったり、値段やドレスコード的にもやっぱり敷居が高いと思われている方が多いと思いますが、実はそうでもなかったりするんです!

歌舞伎を見にいく人たち、とくに女性は着物を着ている人が多い印象がありますよね。

着物とまではいかないけれど、やはり歌舞伎を見る時には正装でないといけないのかなと思われがちですが、実際はどのような服装でもかまわないのです!

ジーパンにTシャツでも全く問題ありませんが、せっかくの観劇なのでおしゃれをする人が多いのでしょうね。

 

歌舞伎の観劇料は、歌舞伎座などの劇場で見るとなると4,000円~20,000円と少々お高いのですが、全国の映画館で見る事ができる「シネマ歌舞伎」というものがあるのです。

シネマ歌舞伎は演目にもよりますが、一般2,100円、学生・子供1,500円と映画を見るのとあまり変わらない値段で見る事ができます。

歌舞伎に興味のある方は、肩に力を入れず見る事ができる歌舞伎をぜひ楽しんでみてください。

シネマ歌舞伎

 

▪まとめ

歌舞伎は世界的にも有名な日本の古典芸能の1つですが、言葉や題材が難しそうだったりして、映画やお芝居のように気軽に見に行けないような感じがしますよね。

でも実際は歌舞伎は、昔から民衆に楽しんでもらえるように進化しているお芝居なのです。

みなさんも機会があればぜひ体感してみてください!

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