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歯ブラシの日とはいつ?意味や由来、日本で使われたのはいつから

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▪はじめに

歯ブラシは、私たちが毎日使う口腔ケアに欠かせない道具の1つです。

歯ブラシがないと口の中がきれいにならず気持ち悪いですし、虫歯や歯周病などを起こしやすくなってしまいます。

そこで今回は、歯ブラシに関する記念日や歴史、歯ブラシの選び方などについて紹介していきましょう。

 

歯ブラシの日とは

歯ブラシの日は、毎年8月24日にあります。

この記念日は、歯ブラシをはじめとする予防歯科のための口腔ケア商品を開発・販売している株式会社オーラルケアによって制定されたものです。

 

▪意味

歯ブラシの日には、歯磨きをもっと普及させて、口腔ケアへの関心を高めてもらうという目的があります。

 

▪由来

歯ブラシの日が8月24日なのは、「歯(8)ブ(2)ラシ(4)」という語呂合わせが由来となっています。

 

▪イベント

歯ブラシの日に関するイベントは、残念ながら見つけることができませんでした。

 

歯ブラシの雑学

<日本で歯ブラシが使われるようになったのはいつごろ?>

現在、私たちは生活習慣として日常的に歯ブラシを使った歯磨きをしていますが、日本で歯ブラシを使った歯磨きが行われるようになったのはいつ頃からだったのでしょうか?

 

歯磨きの習慣は、紀元前1500年ごろのエジプト文明からあったとされています。

この時代の歯磨きは、麻の繊維を指に巻いて行っていたそうです。

 

また、インドでは仏教の創始者である釈迦が歯磨きを広めたとされています。

釈迦は、ある日修行中の弟子の口が臭いことに気づき、仏教の戒律の1つとして口の中をきれいにすることを指導しました。

これによって、インドでは僧を中心に歯磨きが広まっていきました。

歯磨きは、仏教と同時に中国を経由して飛鳥時代に日本に伝わります。

日本では、最初は僧侶の間で身を清める仏教の儀式として歯磨きが行われていました。

この時期に、僧侶たちが歯を磨く道具として使っていたのが「歯木(しぼく)」と呼ばれる柳の小枝の端を噛んで房状にしたものでした。

僧侶たちの間で習慣となった歯磨きは、徐々に貴族や武士に広まっていき、江戸時代になると庶民へも広がっていきました。

江戸時代に歯磨きに使われていたのは指や柳などの小枝の先端を煮て木槌(ハンマー)などで叩き、剣山のような道具で木枝の先端をすいてブラシ状に加工した「房楊枝(ふさようじ)」と呼ばれる道具でした。

 

現在のような歯ブラシが日本で使われるようになったのは明治時代に入ってからです。

1872年(明治5年)に大阪でクジラのひげの柄に馬毛が植えられた「鯨楊枝」が発売され、1890年(明治23年)に「歯刷子(はぶらし)」という名前で第三回内国勧業博覧会に出品されました。

その後、1903年(大正3年)に小林富次郎商店(現在のライオン)が「萬歳歯刷子(ばんざいはぶらし)」を発売し、歯ブラシは日本に浸透していったのです。

 

 

<歯ブラシ選び方>

歯ブラシには、ヘッドの大きさの違いや毛の硬さなど様々な種類のものがあります。

あまりにも沢山あるので、どれを選んだらいいか迷いますよね。

しかし、自分に合った歯ブラシを使うことはとてもは重要なことです。

 

そもそも、昔は指や木の枝で歯磨きをしていましたが、なぜ歯ブラシを使うようになったのでしょうか。

それは、歯ブラシが食べかすや歯垢(プラーク)を除去するのに有効な道具だからです。

 

食べかすが口の中に残っていると、食べかすからできる糖質をエサにして虫歯菌が増殖し、虫歯になってしまいます。

また、食べかすは歯垢が増える原因にもなります。

 

歯垢とは細菌の塊です。

歯垢が残っていると、しかし、虫歯や歯周病を引き起こす原因になります。

また、歯垢は2週間ほどすると死んでしまい、唾液の成分と合わさって歯石になってしまいます。

歯石は通常の歯磨きでは除去できないので、歯医者さんで取り除いてもらわなければなりません。

また、歯垢の中の細菌は誤嚥性肺炎や心臓病などに原因にもなってしまいます。

歯ブラシは、歯の表面や間に付着した食べかすや歯垢を除去するための有効な道具なのです。

しかし、自分に合った歯ブラシを使わないと食べかすや歯垢が残ってしまい、不十分な口腔ケアになってしまいます。

 

では、自分に合った歯ブラシを選ぶにはどうしたらよいのでしょうか?

 

歯ブラシを選ぶには次のようなポイント押さえるとよいとされています。

・毛の硬さ

毛の硬さには、「やわらかめ」「ふつう」「かため」があります。

「かため」の毛は歯垢を落とす力が強いですが、歯茎を傷つけてしまい歯茎が下がってしまう原因となりやすいため、あまりおすすめしません。

歯茎が健康な状態の人は、「ふつう」を使うとよいでしょう。

歯茎が腫れていたり出血がみられたりする人は、「やわらかめ」を使うことをおすすめします。

ただし「やわらかめ」を使う場合は、歯垢がきちんと落ちるために時間をかけて丁寧に磨いてください。

 

・ヘッドの大きさ

ヘッドの大きさを選ぶ目安としては、「自分の前歯2本分」くらいの大きさがよいといわれています。

ヘッドが大きすぎると奥歯や細かい部分に毛先が入っていかず磨き残しができてしまい、ヘッドが小さすぎると歯磨きに時間がかかってしまいます。

自分の口の大きさに合ったサイズのものを選ぶようにしましょう。

 

・毛先の形

毛先の形には、「ラウンド(毛先が少し丸みを帯びたもの)」「テーパード(毛先が細いもの)」「シリンダー(毛先が水平に切られたもの)」があります。

ラウンドとテーパードは歯の表面についた歯垢を効率よく除去できるので、虫歯予防に有効です。

テーパードは歯と歯茎の境目に毛先が届きやすいので、歯周病の予防や進行抑制に有効です。

 

・柄(持ち手)の形

柄(持ち手)には、真っすぐなものや少しカーブしたものがありますが、自分が持ちやすいものを選ぶとよいでしょう。

 

また、歯ブラシの寿命は1か月とされていますので、毎月交換することをおすすめします。

▪まとめ

歯ブラシは、大昔から使われてきた道具で、私たち人間の歯の健康を守るために進化し続けてきました。

しかし、自分に合っていない歯ブラシを使うと、歯垢(プラーク)が残ってしまい、虫歯や歯周病、誤嚥性肺炎や心臓病などに原因にもなってしまいます。

今回紹介したポイントを参考に、自分に合った歯ブラシを選んでみてください。

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