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サイバーセキュリティの日とはいつ?意味や由来、イベントは。

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■はじめに

一年で一番寒い1月から2月に入る時期は、外出せずお家でネット検索、ネットショッピング等をして過ごすという方も多いのではないでしょうか。

そんな2月の始まりは、もはや私達の生活に欠かせないインターネットを使用する上でとても大事なサイバーセキュリティの日です。

 

■サイバーセキュリティの日とは

サイバーセキュリティの日は毎年2月の最初のワーキングデー(土日、祝日を除く平日)にあたります。

2019年は2月1日(金)

2020年は2月3日(月)

2021年は2月1日(月)

と少し日にちが変わります。

 

サイバーセキュリティの日が制定されたのは2014年(平成26年)1月23日のこと。

情報セキュリティ政策会議という内閣官房長官が議長を務める会議によって定められました。

主な協力機関は政府、警察だけでなく企業や団体も合わせて60近くになります。

 

■意味

サイバーセキュリティの日は2月から「サイバーセキュリティ月間」がスタートすることから、この日に設置されました。

サイバーセキュリティについて国民の関心を高め、理解を深めてもらうという意味合いがあり、様々な取り組みが重点的に執り行われます。

 

■由来

サイバーセキュリティの日が設置された経緯は、情報セキュリティの問題対策として内閣官房に「情報セキュリティ対策推進室」(現在のNISC(内閣サイバーセキュリティセンター))が設置された2000年(平成12年)2月に遡ります。

その後2006年(平成18年)2月2日には「第一次情報セキュリティ基本計画」が定められ、この日を「情報セキュリティの日」と制定したのですが、2014年には現在の「サイバーセキュリティの日」に改定されます。

ちなみに、2010年(平成22年)からは2月を「情報セキュリティ月間」として啓発活動が行われるようになり、2015年(平成27年)からは「サイバーセキュリティ月間」として2月~3月にかけて各地でイベント等が行われるようになりました。

 

■イベント

サイバーセキュリティ月間が設定されてから、各地で様々なイベントが行われています。

NISCは「知る・守る・続ける」をキャッチフレーズとし、ロゴマークやポスター、バナーを作成したり、アニメとのタイアップや日替わりコラムの掲載も行っています。

2018年には2月1日に「サイバーセキュリティ月間」キックオフサミットがニコニコ生放送にて中継され、3月4日には官民連携による「アナログハックを目撃せよ!2018」がアキバ・スクエアにて開催されました。

トークや実演、展示に合わせてスタンプラリーが行われ、JNSA(日本ネットワークセキュリティ協会)主催の「サイバーセキュリティ小説コンテスト」の開催記念イベントも執り行われました。

期間中は全国の関連機関でもイベントが開催されグッズの配布等を行うところもありますので、お近くの情報をチェックしてみてくださいね。

 

■サイバーセキュリティに関する雑学

サイバーセキュリティの日にちなんだ雑学をご紹介します。

□サイバーとは?!

サイバーとは、インターネットが形成する情報空間に関するという意味を表し、他の語と一緒に使われる言葉です。

サイバーセキュリティ以外にサイバースペース、サイバーテロ等があります。

1980年代中頃から用いられるようになったのですが、電脳とも訳されサイバネティックスという第二次世界大戦後に提唱された学問分野が語源とも言われています。

 

□インターネットの始まり

1960年代に入りアメリカの国防総省が電話網に変わる通信システムの研究を始めたのですが、その中で1967年(昭和42年)に開始したプロジェクトによって開発されたネットワーク「ARPANET(Advanced Research Projects Agency Network)」が現在のインターネットの始まりと言われています。

その2年後にはアメリカの大学や研究所の4拠点でこのARPANETの運用が始まり、1970年代にはアメリカ国内で同様のネットワークがいくつかでき、1980年代には学術ネットワークとして拡大していきました。

 

一方、日本でも1984年(昭和59年)に東京大学、慶應義塾大学、東京工業大学が実験を行いコンピューターをUUCPで結んだJUNETが開始となったのですが、これが日本のインターネットの基盤と言われています。

1988年(昭和63年)には現在のインターネットと同じTCP/IPが用いられたWIDEプロジェクトが発足し、NTTによる光ケーブルの完成も成されました。

これは翌1989年にアメリカのNSFNET(全米科学財団ネットワーク)へ接続され、大手のコンピューター関連企業のネットワーク構築へと繋がり、日本のインターネットの基礎となったのです。

 

■まとめ

サイバーセキュリティの日についてご紹介させて頂きました。

この30年程の間に急速に普及され、今ではパソコンやスマートフォンで手軽に情報を取り入れられるようになりました。

とても便利になりましたがその一方で情報を操作されたり利用できなくなったりするのはとても危険なことであり、問題視されることがたくさんあります。

特に東京オリンピックを控えた今、更に注意が必要とも言われています。

毎年2月の始まりにはインターネットを楽しく快適に使えるようにイベントに参加したり、セキュリティの見直しをするのがおすすめです。

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