▪はじめに
12月に見られる満月は、別名「コールドムーン」と呼ばれています。
凛とした冷たい空気浮かぶ真冬の月にぴったりの名前だと思いますが、どうしてこのように呼ばれるようになったのでしょうか?
そこで今回は、コールドムーンの名前の意味や由来、コールドムーンはいつ見れるかなどについてご紹介します。
目 次
コールドムーン2024年はいつ見れる
2024年のコールドムーンは12月15日(日)に見られます。
なかでも1番大きな満月になる時間は18時03分で、願い事をする場合は1番大きな満月に行うとよいでしょう。
コールドムーンとは
コールドムーンとは「12月の満月」のことを指します。
コールドムーンという呼び方はかつてのネイティブアメリカンが農作業の指標にするために毎月やって来る満月にその月に関係の深い風景や生き物などの名前をつけたものだといわれています。
コールドムーンの名前の意味や由来は
コールドムーンは日本語で「寒月」といいます。
コールドムーンは12月が寒い時期であることが由来となって付けられた名前だとされています。
寒さは自然と共に生活していたネイティブアメリカンにとって原動力のひとつだったとされています。
ネイティブアメリカンの教えの中に寒さや空腹などの不快なものは神様からの贈り物であるというものがあります。
これらの「不快」によって五感が研ぎ澄まされて生きるための力が自然と沸き起こってくるからです。
私たちは寒いと気分が落ち込んでしまいますが、ネイティブアメリカンにとって寒い12月の満月は生きるための強さの象徴なのかもしれませんね。
コールドムーンを英語でどう書く
コールドムーンは英語で「Cold Moon(寒月)」と書きます。
また、12月はほかの月よりも夜が長いことや月を見られる時間が長いことから「Long Night Moon:ロングナイトムーン(長夜月)や、古代ヨーロッパのゲルマン民族やバイキングが行っていた「ユール」と呼ばれる祭事が12月に行われていたことから「Moon Before Yule:ムーンビフォアユール(ユールの前の月)」などとも呼ばれています。
英語圏ではそのほかにも「Oak Moon:オークムーン(オーク月)」「Christmas Moon:クリスマスムーン(クリスマス月)」「Bitter Moon:ビタームーン(苦月)」「Peach Moon:ピーチムーン(桃月)」などと名付けられているそうです。
コールドムーンの周期
コールドムーンは毎年12月にやってきますが、決まった日ではありません。
12月の満月になるので、その年によって異なる日になります。
コールドムーンを見ると願い事がかなう?
コールドムーンには「家族」「家庭」「ルーツ」「所属」「帰属意識」「家」「安定」「成長」「育成」「しつけ」「世話」「親密」「慈愛」「母性愛」「無償の愛」「共感」「感受性」「居心地の良さ」などのキーワードがあり、これらに関係する願い事が叶うとされています。
安定を求めたり成長したいと思っていたりする人などキーワードに関する願い事がある人は、思い浮かんだ願い事を紙に書いてからコールドムーンに向かって読み上げ、その後すぐに紙を破り捨てるというおまじないをすると良いとされています。
また、季節を問わずすべての満月には恋愛運や金運がアップする力があるとされています。
恋愛運をアップさせたい人は満月の写真を携帯電話やパソコンの待ち受けにするおまじないを、金運をアップさせたい人は満月に向かって空の財布を3回振るというおまじないをするとよいとされています。
これらのおまじないをするときは、1番大きな満月になるころに行うことをおすすめします。
▪まとめ
12月の満月であるコールドムーンは、寒い時期の満月であることから名付けられました。
しっかりと防寒をしてからコールドムーンを見たり願い事をしたりして、風邪などひくことなく新しい年を迎えられるようにしてくださいね。
他の月にも様々な呼び方があり、神秘的ですので、こちらもどうぞ。