▪はじめに
スノームーンとは2月の満月のことです。
日本でも2月は雪が多く降るのでしっくりくる名前ですが、実際にはどうしてこの名前が2月の満月に付けられたのでしょうか?
そこで今回は、スノームーンの名前の意味や由来、スノームーンはいつ見れるかなどについてご紹介します。
目 次
スノームーン2024年はいつ見れる
2024年のスノームーンは2月24日(土)でピークが21時31分になります。
スノームーンとは
スノームーンとは「2月の満月」のことを指します。
スノームーンという名前は、かつて数多くあるネイティブアメリカンの中のアルゴンキン族という部族の人たちが農作業の指標にするため毎月やって来る満月にその季節に関係の深い風景や生き物の名前をつけたものだといわれています。
アルゴンキン族はアメリカ北部の部族で、冬は雪に閉ざされた生活を送っていました。
アルゴンキン族の民話の中に、アルゴンキン族の住む土地に大寒波をもたらした悪い「冬の巨人」が夏を司る「夏の女」の力に負けて2人で6ヶ月ずつこの土地の季節を管理するという話があります。
夏の女のおかげで冬の巨人は心を入れ替えて以前より弱い力で冬を管理する約束をしたとされていますが、2月は冬の巨人が1番力を発揮する季節なのかもしれませんね。
スノームーンの名前の意味や由来は
スノームーンは日本語で「雪月」といいます。
スノームーンという名前は、アルゴンキン族の住むアメリカ北部では2月は1年で1番多く雪が降る時期であることから付けられたとされています。
アルゴンキン族の人たちは雪の大地の上に浮かぶ2月の満月を見ながら春の訪れを待ち望んでいたのかもしれませんね。
スノームーンを英語でどう書く
スノームーンは英語で「Snow Moon(雪月)」と書きます。
また、真冬で食べるものがほとんど取れないことから「Hunger Moon:ハンガームーン(飢餓月)」などとも呼ばれています。
英語圏ではその他にも「Storm Moon:ストームムーン(嵐月)」「Trapper’s Moon:トラッパーズムーン(わな猟師の月)」「Budding Moon:バーディングムーン(出芽月)」「Bony Moon:ボニームーン(骨月)」「Little Famine Moon:リトルファミンムーン(小飢餓月)」「Moon of Ice:ムーンオブアイス(氷の月)」などと名付けられているそうです。
スノームーンの周期
スノームーンは毎年2月にやってきますが、決まった日ではありません。
2月の満月になるので、その年によって異なる日になります。
スノームーンを見ると願い事がかなう?
スノームーンには「調整」「整理整頓」「秩序」「反省」「分析」「自律」「事務」「実務」「細かい仕事」「サービス業」などのキーワードがあり、これらにまつわる願い事が叶うとされています。
整理整頓が苦手な人や反省したいことがある人などキーワードに関する願い事がある場合は、思い浮かんだ願い事を紙に書いてからスノームーンに向かって読み上げ、その後すぐに紙を破り捨てるというおまじないをすると良いとされています。
また、自分が取り組む活動の優先順位を決めて書き出したり、身の回りの整理整頓をしたりするのもおすすめです。
さらに、季節を問わずすべての満月には恋愛運や金運がアップする力があるとされています。
恋愛運をアップさせたい人は満月の写真を携帯電話やパソコンの待ち受けするおまじないを、金運をアップさせたい人は満月に向かって空の財布を3回振るというおまじないをするとよいとされています。
いずれの場合も願い事をする時は1番大きな満月になるころに行うことをおすすめします。
▪まとめ
スノームーンとは、昔のネイティブアメリカンが付けた「2月の満月」のことで2月に見られます。
スノームーンという名前は、2月に1年で最も多くの雪が降ることに由来して付けられたものです。
また、スノームーンを見ると「調整」「整理整頓」「分析」「事務」「細かい作業」などにまつわる願い事が叶うとされています。
スノームーンの日には、今回の内容を参考に観察したり願い事をしたりしてみてくださいね。
他の月にも様々な呼び方があり、神秘的ですので、こちらもどうぞ。