▪はじめに
1月に見られる満月のことを「ウルフムーン」と呼びます。
満月と狼の組み合わせは、まるで狼男みたいでゾクリとしますよね。
しかしなぜこのような名前が1月の満月に付けられたのでしょうか?
そこで今回は、ウルフムーンの名前の意味や由来、ウルフムーンはいつ見れるかなどについてご紹介します。
目 次
ウルフムーン2024年はいつ見れる
2024年のウルフムーンは1月26日(金)でピークが2時55分になります。
ウルフムーンとは
ウルフムーンとは「1月の満月」のことを指します。
ウルフムーンという呼び方は、昔ネイティブアメリカンが農作業の指標にするために毎月やって来る満月にその季節に関係の深い風景や生き物の名前をつけたものだといわれています。
また、ネイティブアメリカンにとって狼は神様のような存在で信仰の対象にもなっていたので季節だけでなく特別な動物という意味もあったのかもしれません。
ウルフムーンの名前の意味や由来は
ウルフムーンは日本語で「狼月」といいます。
「狼月」と名付けられたのは、この時期によく聞かれていた狼の遠吠えが由来となっています。
狼が遠吠えを頻繁に行う理由は、真冬の寒さでエサがほとんど無くなり空腹であるという説や、繁殖期のためという説などがあります。
また、満月にこの名前を付けたのは狼を崇拝していたからという理由もあったのではないかともいわれています。
ウルフムーンを英語でどう書く
ウルフムーンを英語で「Wolf Moon(狼月)」と書きます。
また、真冬の満月であることから「Winter Moon:ウインタームーン(冬月)」や氷が張る時期の満月であることから「Ice Moon:アイスムーン(氷月)」とも呼ばれています。
英語圏ではそのほかにも「Old Moon:オールドムーン(古月)」「Holiday Moon:ホリディムーン(祝日月)」「Cold Moon:コールドムーン(冷月)」「Cooking Moon:クッキングムーン(料理月)」「Quite Moon:クワイトムーン(素晴らしい月)」などと名付けられているそうです。
ウルフムーンの周期
ウルフムーンは毎年1月にやってきますが、決まった日ではありません。
1月の満月になるので、その年によって異なる日になります。
ウルフムーンを見ると願い事がかなう?
ウルフムーンには「自信」「存在感」「自分らしさ」「リーダーシップ」「注目を浴びる」「情熱」「輝き」「表現力」「個性」「楽しさ」「喜び」「恋愛」などのキーワードがあり、これらにまつわる願い事が叶うとされています。
自分らしさを発揮したいや表現力を豊かにしたいなどキーワードに関する願い事がある人は、思い浮かんだ願い事を紙に書いてからウルフムーンに向かって読み上げ、その後すぐに紙を破り捨ててしまうというおまじないをするとよいとされています。
また、自分らしさを見つめ直してみるのもおすすめです。
さらに、満月には季節を問わずすべての恋愛運や金運がアップする力があるとされています。
恋愛運をアップさせたい場合は満月の写真を携帯電話やパソコンの待ち受けにするおまじないを、金運をアップさせたい場合は満月に向かって空の財布を3回振るおまじないをするとよいとされています。
いずれの場合もおまじないをする時には1番大きな満月になるころに行うことをおすすめします。
▪まとめ
ウルフムーンとは、昔のネイティブアメリカンが付けた「1月の満月」のことで、1月に見られます。
ウルフムーンという名前は、狼が寒さによる空腹や繁殖期前の時期から遠吠えが盛んになることに由来して付けられたものです。
また、ウルフムーンを見ると「自信」「個性」「表現力」「喜び」「恋愛」などにまつわる願い事が叶うとされています。
ウルフムーンの日には、しっかり防寒をして観察したり願い事をしたりしてみてくださいね。
他の月にも様々な呼び方があり、神秘的ですので、こちらもどうぞ。