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重ね正月とはいつ?意味や由来は。「厄年」を早く終わらせる風習

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「2月1日  重ね正月」

■はじめに

クリスマスが過ぎると、テレビのCMは一気に年末年始モードに突入し、中でも厄除け大師のCMはこの数日間だけの風物詩になっています。

 

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重ね正月とは

若い人で知っている人はほとんどいないでしょうが、2月1日を「重ね正月」、あるいは「一夜正月」と呼ぶ風習があります。

満年齢が徹底している現在、数えで年齢を言う人はもうほとんどいませんが、祖父・祖母の世代は当然のように年齢は数え年でした。

数え年は生まれた瞬間にもう1歳とカウントし、以降、1月1日を迎えた人すべてが1つ齢を重ねることになります。

12月31日生まれの赤ん坊はひと晩たてば2歳児です。

 

それはともかく、「重ね正月」とは厄年になった人が、厄年を早いところ済ませてしまおうという目論見で、2月最初の日をもう1度正月に見立てて、1歳を仮に加算してしまう風習です。

本来なら、おっかなびっくり過ごさなくてはならない厄年の1年を1か月に短縮する都合のいい風習ですが、もちろん実際の年齢には加算されないのは当然です。

 

また、2月1日が「正月」扱いということから、「二月礼者」といった風習も生まれています。

これは本当の正月に年始回りができなかった人が、2月1日に挨拶をすれば年始挨拶に見立ててもらえる救済策だそうです。

これで安心して年末年始をハワイあたりで過ごせますが、あとは相手が「二月礼者」を知っているかどうかですね。

 

■重ね正月の意味と由来

では、そもそも「厄年」とは何でしょうか。

厄年は古代中国の自然科学思想である陰陽道が起源と言われ、これが日本に渡り、平安時代になると日時や方角で吉凶を占う呪術となって陰陽師が誕生します。

陰陽師・安倍晴明は映画やコミックでもおなじみですね。

 

陰陽道は「人間には災いを招きやすい厄年がある」として、陰陽道の書「口遊」(くちずさみ)でその年齢を表したことが、日本での厄年の起源になります。

しかし、この時の厄年は十二支をもとに算出され、男女の区別もなく、現在の数字になったのは江戸時代と言われています。

 

本来、厄年は数え年のはずですが、今は満年齢でも通用していますね。

男性は25歳、42歳、61歳

女性は19歳、33歳、37歳、61歳

が「厄年」で、これを「本厄」と言い、この前年を「前厄」、後年を「後厄」とされていますから、「まだまだ」「やれやれ」は早計です。

 

また、男性の42歳、女性の33歳は、特に要注意とされる「大厄」の年と言われますが、これは「42=死に」「33=散々」という語呂合わせ由来説が濃厚です。

厄年は科学的根拠も宗教上の意味があるわけでもない民間信仰にすぎませんが、それでも厄除け大師の盛況ぶりを見るにつけ、日本人のDNAに強く刻み込まれている気がしてなりません。

 

■重ね正月のイベント

厄除け祈願は厄年になった正月に限らず、いつでもかまわないようなので、特に重ね正月のイベントはないようです。

それに2月になってしまえば、厄年は過ぎているはずですね。

 

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重ね正月の雑学

▽「源氏物語」藤壺の宮と大厄

「厄年」が平安時代から広く言われていたことは確かなようで、紫式部の「源氏物語 あさきゆめみし 其の二十一」で触れられています。

当時は女性の「大厄」が数え37歳とされていて、冷泉帝の母である藤壺の宮はこの年に亡くなってしまいます。

 

紫式部は藤壺の宮の見舞いに訪れた冷泉帝に「今年は用心なさらなければいけないお年まわりなのに」と嘆かせています。

病気がちだった藤壺の宮は自らの最期を悟って無駄なことだと思い、厄除けをしなかったようです。

ちなみに冷泉帝の父は光源氏ですね。

 

▽現代の厄年年齢

厄年が時代によって変化したのは、寿命の長さや医療水準の違いによるためでもありました。

そうであれば、現代の厄年も変化しているのではないかと、2013年に大学の名誉教授が75万人のデータを分析して、病気の発症しやすい年齢を「新厄年」として公表しています。

それによれば、

男性は24歳、37歳、50歳、63歳

女性は25歳、39歳、52歳、63歳

が健康寿命を損なう恐れの高い脳血管疾患、認知症、関節疾患、骨粗しょう症、心臓疾患、糖尿病、ガンなど、7つの疾患に高い発症率が見られたそうです。

 

■最後に

筆者は馬券と宝クジを買う時以外、神様をアテにしたことはありませんが、どうにか厄年を無事にやり過ごせたようです。

もう厄年はないので、怖いものなしの毎日ですね。

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