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農林水産省創立記念日とはいつ?意味や由来、イベントにこども見学デー

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▪はじめに

農林水産省とは、農業・林業・水産業をより良く発展していくためと、これらの仕事に関わる人たちの福祉の増進や国民への食糧の安定供給をはかるために設置されている行政機関です。

今回は、農林水産省の前身となった農商務省が設置されたことから制定された記念日や、農林水産省に関する雑学などを紹介していきましょう。

 

農林水産省創立記念日とは

農林水産省創立記念日は、毎年4月7日にあります。

この記念日は、1881年(明治14年)の4月7日に現在の農林水産省の前身である農商務省が設置されたことに因んで制定されました。

 

農商務省は、明治政府の殖産興業政策(日本の近代化を進めるための政策)の一端を担うために設立された国家機関で、主に農業・林業・水産業・商工業の管理などをするものでした。

農商務省は、1925年(大正14年)に農林省(現在の農林水産省)と商工省(現在の経済産業省)に分かれ、さらに2001年(平成13年)の中央省庁再編により現在の農林水産省となりました。

 

▪意味

農林水産省創立記念日には、1881年(明治14年)のこの日に農商務省(現在の農林水産省の前身)が設置されたことを記念するという意味があります。

 

▪由来

農林水産省創立記念日は、1881年(明治14年)4月7日に農林水産省の前身となる農商務省が設置されたことに由来して制定された記念日です。

 

▪イベント

農林水産省を含んだ各省庁では、毎年学校が夏休みになる8月に「夏休みこども見学デー」というイベントを行っています。

このイベントは、「親子のふれあいを深め、子どもたちが夏休みに広く社会を知る体験活動の機会とするとともに、政府の施策に対する理解を深めてもらう」ことを目的として行われるものです。

 

農林水産省では、「きみも和食王になろう!」「野菜・果物をもっと知ってみよう!」「測って、遊ぼう!統計ランド」「体験!酪農の世界」「クジラについて学ぼう!」「木のストローをつくろう」など日本の農業・漁業・林業などに関する全40種類のプログラムがあり、好きなプログラムを選んで参加することができます。

ただし、抽選で選ばれた人のみ参加できるプログラムや当日整理券が配布されるプログラムもあるので、農林水産省のプログラムに参加したい方は農林水産省のHP(トップページ→キッズサイト(こどもページ)→大人と一緒に)で事前に確認してください。

実施対象は主に小中学生で、必ず大人の引率が必要となっています。

農林水産省HP 

 

農林水産省の雑学

<農林水産省の食堂は一般の人も利用できる人気スポット!>

農林水産省の建物内にある食堂は、一般の人でも自由に利用することができます。

食堂は、できるだけ農薬を使わずに育てたお米を使ったおむすびを提供しているチェーン店「おむすび権米衛」(持ち帰り専用)と、リーズナブルで毎月週2回有機野菜を使ったメニューを提供している「そば処日豊庵」と、メニュー豊富な和食カフェテリア「手しごと屋咲くら」の3店舗があります。

 

なかでも人気なのが「手しごと屋咲くら」で、契約農家から仕入れた国産の野菜を使った季節感あふれる料理や、日本の食文化の1つであるクジラを使った料理などが人気のお店です。

30種類以上あるおかずから好きなものを選べるビュッフェスタイルを基本としていて、その他にはカレーや丼のセットメニュー、イワシ鯨ステーキやまぐろカルビ焼きなどにごはん・味噌汁・小鉢が付いた御膳セットがあります。

 

面白いのが、ビュッフェのおかずの値札には、値段とカロリーだけでなく「自給率」が書かれていることです。

農林水産省では、訪れてくれたお客さんが自給率に関心を持って欲しいという理由から衝動に自給率の表示をお願いしているからだということでの2008年6月からほぼ全ての料理に自給率が書かれるようになったそうです。

さすが農林水産省という感じですよね。

日本の食料自給率は現在(2021年1月)38%ほどしかなく、先進国の中ではワースト1となっています。

自給率の低下は、農業に携わる人が減っているというのも大きな理由ですが、安い海外産のものが多く使われていて、国産品の国内消費が減っているというのも大きな理由の1つです。

それを自給率の表示という形で私たち日本人が国産の農作物を消費することの大切さを知り、消費に繋がるきっかけになればという願いが込められているのです。

 

<ツイッターやYouTubeで日本の農業などを楽しく紹介!>

農林水産省は、2014年からツイッターの公式アカウントを作成し、国産の野菜や肉、魚介類などの紹介やこれらを使った料理のレシピ、国産のワインやチーズなどの加工品の紹介、季節に合わせた花の紹介や林業についてなど毎日さまざまな内容のつぶやきが上げられています。

私もよく拝見していて、こちらで紹介された変わり種の炊き込みご飯のレシピを参考にして作ったり、日本各地のご当地料理の紹介や記念日に合わせた内容のつぶやきなどが好きでよく読んだりしています。

 

また、2020年から始まったクセの強い農林水産省の若手職員が食や地方の魅力を伝えるYouTubeチャンネル「BUZZ MAFF(バズマフ)」もかなり楽しいので必見です!

 

このように、農林水産省では現在日本人の興味が薄いといわれている日本の農業などの第一次産業に関連したものを、現代のやり方で分かりやすく楽しく紹介しているので、ぜひ1度覗いてみてはいかがでしょうか?

 

▪まとめ

農林水産省では色々な方法で、私たち国民に農業や漁業など私たちが知らなかったけれど知っておくべき情報を発信しています。

SNSや農林水産省の食堂は、楽しみながら知識を広めていったり美味しい料理をいただきながら日本の食文化や食料自給率などについて知ったりする場として重要な役割を担っているともいえるので、ぜひ活用してみてください。

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